見事な壁絵の町から訪れる大自然!ドイツアルプスの麓ミッテンヴァルトの魅力

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見事な壁絵の町から訪れる大自然!ドイツアルプスの麓ミッテンヴァルトの魅力

見事な壁絵の町から訪れる大自然!ドイツアルプスの麓ミッテンヴァルトの魅力

更新日:2015/08/17 11:34

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

ドイツアルプスの麓にある、壁絵が見事なお家が建ち並ぶ素敵な町ミッテンヴァルト。バイオリン作りで有名でもあり、背後にはカーヴェンデルの岩山が覆いかぶさるように迫る眺めにも魅力がある町です。

それだけでもこの町はたっぷりと楽しめるのですが、ちょっと足を延ばしてみると、そこには素晴らしい魅力溢れる大自然が広がっています。岩山の山上で、湖を渡り歩いて…壁絵と共に大自然を満喫できるポイントをご紹介します。

カラフルな壁絵が見事な町並みのミッテンヴァルト!バイオリン作りの故郷はお花も溢れる美しさ!

カラフルな壁絵が見事な町並みのミッテンヴァルト!バイオリン作りの故郷はお花も溢れる美しさ!

写真:Hiroko Oji

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ドイツアルプスの麓にあるミッテンヴァルト(Mittenwald)の町は、カラフルな壁絵が溢れる美しい町並みが続き、ゲーテはこの町を「生きた絵本」と絶賛したほど。町をただただ散策するだけで、お伽の世界へと惹きこまれてしまいます。又、17世紀から続くバイオリン製造の町としても有名で、イタリアの名匠ストラディバリウスから受け継いだバイオリンの製造技術や各種伝統的なバイオリンをバイオリン博物館で見られ、町の広場の一角にある巨大な木彫りのバイオリンが目を引きます。

メインストリートには、様々な壁絵と溢れるようなお花で綺麗に飾られた建物が続き、レストランやお土産物屋さんでは観光客が賑わっています。建物の合間から見える背後の岩山カーヴェンデルの眺めも迫力満点。クランツベルグのなだらかな山にはリフトがあり、町並みだけではない楽しみ方もたくさんあることが伝わってきます。

ハイキングでつなぐ二つの湖!湖面に映し出す岩山の雄姿!

ハイキングでつなぐ二つの湖!湖面に映し出す岩山の雄姿!

写真:Hiroko Oji

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ミッテンヴァルトの駅前やカールプラッツ広場から出るフェルヒェン湖(Ferchensee)・ラウター湖(Lautersee)行きのバスに乗れば、簡単に美しい湖を見に出かけられます。

ラウター湖を経由して最終のバス停で下車すれば、目の前はフェルヒェン湖。一軒のレストランが湖畔に佇み、ここでゆっくりテラス席に座り込んで風景を眺めながら休憩するのも心和むひとときです。湖の澄み切った水の中で悠々と泳ぐ魚や鴨を眺めているだけでも心癒されます。

しかし、時間と体力に余裕があれば、ここから是非ハイキングをお楽しみください!先ずはフェルヒェン湖畔をほぼ1周してみましょう。鏡のような湖畔に背後の緑の森林や岩山が映りこみ、素晴らしい眺めです。やがて森林帯に入り、20分ほどでラウター湖へと導いてくれます。ラウター湖も自然の美しさ溢れる澄んだ湖。数軒のレストランがありますので、こちらで休憩するのもお薦めです。小高い丘の上には小さな礼拝堂があり、周囲を囲む岩山や牧草地を見通せ、ホッとできる眺めです。

湖での眺めを楽しんだら、バスに乗って町に帰る方法もあるのですが、町まで45分ほどのハイキングを続けてみましょう。川のせせらぎの音や鳥の声を聞きながら下りますと、この辺りで採取される岩石の野外展示があったり、町に近づくと、カーヴェンデルの岩山の麓に広がる町の眺めを見渡せる丘に出たり・・・歩けばその分、素敵な眺めに出会えます。

切り立ったカーヴェンデルの山上!山並みと平原を見渡しながらのハイキング

切り立ったカーヴェンデルの山上!山並みと平原を見渡しながらのハイキング

写真:Hiroko Oji

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お天気がよければ、是非カーヴェンデルへロープウェイで上ってみてください!

ロープウェイに乗ると標高2385メートルの頂上駅まで一気に上って行きます。途中からは、ほぼ垂直の崖を目の前にグングン!頂上駅にはレストランと高山植物や動物などの展示がある望遠鏡型の建物がありますがお楽しみは後にして、先ずは山上からの眺めを!垂直の岩壁の真下に広がるのは壁絵の美しい町ミッテンヴァルト。でも、それだけではないのです。遠くはクライスやクリュン、ヴァルガウなどの町までも見渡す眺め。フェルヒェン湖とラウター湖が並んで見下ろせ、離れた所にバルム湖の姿もあります。そしてその周りを埋める牧草地に森林地帯に岩山の数々!ツークシュピッツェまでも見えます。

眺めを楽しんだら、ゆっくり歩いて約1時間の山上1周ハイキングへ。ガレ場もありますが、ほとんど歩きやすく整備されています。途中のコースからは、反対側の山並みが水墨画のように何重にも重なる眺め、雲さえなければ、グロースグロックナーまで見えるのです。また、何人もの人が装備を厳重にし始める箇所からはヘルメットや命綱などを装着しないと進めない、鉄のロープがある上級者コースです。

渓谷沿いに架かるスリリングな鉄の通路!辿り着くのは豪快な滝!

渓谷沿いに架かるスリリングな鉄の通路!辿り着くのは豪快な滝!

写真:Hiroko Oji

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ミッテンヴァルトから歩いてでも行ける滝があるのですが、先ずはオーストリア方面へ向かうロイターシュ(Leutasch)やゼーフェルト(Seefeld)行きのバスで約10分、ロイターシュ・ガイスタークラム(Leutasch-Geisterklamm)のバス停へ。そこが渓谷の入り口となっています。

深い渓谷沿いに取り付けられた鉄の通路を歩いて行きます。足元はスケスケの網目状態。高所恐怖症の人にはちょっと厳しいかもしれませんが、眺めは最高!足元に音を立てて流れる渓流、そのわきには垂直に迫る崖、そして木々の間から見えるカーヴェンデル山。コースの所々に説明板があり、音収集機や実験装置などのようなものも設置され、楽しめる工夫。分かれ道には地図もあり安心して歩けるコースです。

上ったり下ったり、渓谷に架かる鉄橋も渡ったりしながら1時間ほどでミッテンヴァルトに近い滝への入り口に到着します。ここでは入場料3ユーロを払ってさらに狭い渓谷へ。奥の豪快な音と水飛沫をあげておちる滝に辿り着きます。あとは同じ道を戻るだけなのですが、マイナスイオンを浴びて、心身ともにスッキリ!水中を泳ぐ魚にも出会えます。

壁絵の美しい町を渡り歩いて辿り着く湖はバルムゼー

壁絵の美しい町を渡り歩いて辿り着く湖はバルムゼー

写真:Hiroko Oji

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ミッテンヴァルトの町から出る路線バスで35分、ヴァルガウ(Wallgau)の町まで行き、そこからハイキングでクリュン(Krun)の町を経由しバルムゼー(Barmsee)まで歩くコースをご紹介します。

このコースのヴァルガウもクリュンもミッテンヴァルトに負けず劣らずの壁絵が美しい町です。壁絵を見て周るだけでも訪れる甲斐がありますので、お時間が許せば是非足を延ばしてください。ヴァルガウの町外れから長閑な牧草地が広がり、森林地帯に入って落差920メートルのクライナー滝(Kleiner Wasserfall)を訪れ、クリュンの町に辿り着きます。

そのあとは同じく牧草地と森林地帯を歩き自然そのままのバルムゼーに到着しますが、湖畔にはただ所々にベンチがあるのみ。全く観光地化されていない湖がひっそりと佇んでおり、岩山を背景にした眺めを楽しんでください。湖畔から10分ほど離れてホテル・レストランがあり、その前にバス停がありますので、一休みして、バスでミッテンヴァルトに戻るとよいでしょう。

いかがでしたか?

壁絵で美しい町と大自然を堪能するミッテンヴァルトの魅力がおわかりいただけたでしょうか。天候にも左右される山頂はやはり晴天が望ましいですが、湖畔や渓谷を楽しむにはしっとりした雰囲気もなかなかのものです。

この地区に滞在すると、宿泊施設でゲストカードを作ってくれます。ゲストカードを利用すると、ロープウェイの料金ならびに博物館や滝への入場料の割引があり、さらに路線バスがすべて無料となる大変お得なものです。また、ゼーフェルト方面へ向かう時も、ドイツ国内分は割り引かれますので、是非ゲストカードの提示をお忘れなく。
それでは、皆さん、素敵な旅をなさってくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/29−2015/08/01 訪問

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