一口に「南仏のラヴェンダー」と言っても、実際にはいつどこに行けばいいの?と思いますよね。種類や咲く場所(標高)によっても違いがありますが、6月〜8月、フランス南東部のプロヴァンス地方のソー村やセナンク修道院の風景が有名です。でも、もちろんそこだけではありません!
畑によっては手入れがされていなくて雑草が生えていたり、一つの畑が小さかったりとすべてに美しいとも言い切れないラヴェンダー畑の中で、お薦めなのが「ヴァレンソール高原一帯」です。隙間なく敷き詰められた絨毯のように、風に揺れる広大なラヴェンダー畑は、辺りに優しい香りが漂い、ここにいるだけでアロマテラピーです!!
深い谷間に佇む「セナンク修道院」は、12世紀の美しいロマネスク建築の典型と言われています。その敷地の中にはラヴェンダーが咲き誇り、修道院の建物との風景は夏の風物詩となっています。
オンシーズンにはものすごい観光客が訪れますが、修道院前の畑には人が入れないようになっているので、静寂な写真が撮れますよ!
ラヴェンダーと言えばアロマオイルなどに使われる香り高い植物ですね。その採取や抽出はどのように行われるのか?それを間近で見られる博物館を訪れることも出来ます。オーディオガイドを借りてじっくりとその様子を見学してはいかがでしょうか?(ただし、日本語ガイドはありません)
売店では蜂蜜やコスメなど、ラヴェンダーを使った商品も購入することが出来ます。また、博物館の前や中庭にもたくさんのラヴェンダーが咲いていて、五感でたっぷりと愉しめます!
ほとんどのラヴェンダー畑には入ることが出来ます。間近で見る花の美しい色彩と、癒される香り、いつまでもここにいたくなりますが、そう感じるのは人間だけではなさそうです!花に近寄るとブンブンいって飛び回る蜂がすぐ側に来るので気を付けて下さいね。
畑は言うまでもなく土ですから、スニーカーなどで訪れるのがベターです。
一面紫のラヴェンダーも圧巻ですが、7月から8月には黄色いひまわりとのコラボレーションも素敵です!!広大な南仏の大地に、花々が夢のように広がる風景は、まるで絵画の中を歩いているような錯覚に陥ります。
せっせと蜜を運ぶ蜂の邪魔にならないように、大自然からの贈り物を受け取ってみましょう。
ラヴェンダー畑は街の中心にはありません。どうしてもアクセスが悪いのが難点です。個人で行かれるならレンタカーがベストですが、それは無理と言う方は現地のツアーを利用されることをお薦めします。
日本語ツアーもありますが、人数が集まらないと催行されないなどの不安もあるので、現地の会社の利用がいいでしょう。
ツアーの他、個人で車をチャーターして好きなところを回ってもらうことも可能です。
写真では香りをお伝え出来ないのが残念です。是非現地へ行ってラヴェンダーの香りに癒されてみてはいかがでしょうか?
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(2024/12/13更新)
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