上海市泰康路に位置する田子坊。まるで迷路のようなその場所には、ところ狭しとお洒落な雑貨店やカフェが連なり、新天地や豫園に並ぶ観光名所となっています。
田子坊の入り口は約9ヶ所。細い路地が入り組むその場所にはかわいい雑貨店やアートショップの他に、様々な国の料理を提供するレストランやバー、カフェが連なり、そこに迷い込めば誰もが探究心をくすぐられるのです。
田子坊が有名な観光スポットとなったのはここ数年のこと。住宅街であったところに自然とお洒落なお店が軒を連ねるようになり、お洒落スポットとして定着するようになりました。
お土産としてもらって嬉しいかわいいアジア雑貨は日本円にしておよそ100円から購入可能。アジアンテーストの指輪や小物入れ、手作りのお洒落なしおりなど、あれもこれも買いたくなるような商品がお店にずらりと並んでいます。
元々の町の風情を残したまま、お洒落なお店が次々と出現したことで自然と観光スポットへと発展していった田子坊。
一度、迷い込んでみてはいかがですか?
上海地下鉄1号線「黄陂南路駅」から歩くこと約3分の場所にあるのは、2000年に開発されたばかりのモダンな地区、新天地。もともとあった石庫門と呼ばれる古い建物を改装し、現在ではモダンなショッピングセンターやレストランなどが軒を連ねます。
もともと租界エリアであった新天地。石庫門は当時外国人のために建設されたレンガ造りの建物でした。特徴は主にオレンジやグレーのレンガが使われていることや彫刻が西洋風にアレンジされていること。2000年に開発されたばかりの新天地では、古かった建物(石庫門)がまるで建てられた当時そのままのように生まれ変わりました。
新しく生まれ変わったこの地区にあるのは真新しくモダンなレストランやカフェ、そして伝統工芸品などを扱う雑貨店。レトロな雰囲気が漂う田子坊に対し、新天地はその全てが新しく高級志向のお店が目立ちます。
お洒落なレストランやバーがあることから、特に夜に賑わいを見せる新天地。新旧が、そして中洋が綺麗に融合されたこの場所で、贅沢な時間を過ごしてみませんか?
中山東一路周辺にあるのは黄浦公園と呼ばれる開けた場所。地下鉄2号線「南京東路」駅から歩いて約5分の場所にあるその公園では、上海ならではの二つの景色を堪能できます。
一つは真新しいビルやタワーが密集する新天地、浦東新区。上海タワーをはじめ、上海ヒルズという別名を持つ「上海環球金融中心」や高さ632mを誇る「上海中心」など、有名なランドマークタワーが立ち並ぶエリアです。オススメはやはり夜景。色とりどりのネオンで輝く夜の浦東新区は上海に行ったら必ず一度は見ておきたい上海王道の景色です。
黄浦公園から見えるもう一つの景色は、浦東新区とは対照的な歴史的建造物が建ち並ぶ「外灘エリア」。ここは19世紀後半から20世紀初頭にかけ外国人居留地として栄えた場所であり、当時建設された西洋風の建物が重厚な雰囲気を漂わせています。
もともと政治や経済の場として栄えていた外灘エリア。現在ではその景観に合った高級ブランド店やレストランなどがお店を構えるようになり、人気のスポットとして注目を集めるようになりました。
やはりこちらもオレンジ色に照らされる夜の景色がオススメ。ノスタルジックにライトアップされた夜、古い町並みを見ながらの散歩はきっと優雅なものになるはずです。
超高層ビルが立ち並ぶ地区、浦東新区。上海と聞くとおそらく一番にイメージされるのがここ浦東新区に林立する高層ビル群の景観ではないかと思います。真新しいオフィスビルや高級ホテルが建ち並ぶ場所ですが、実はこの浦東新区から見る対岸の夜景もまた最高なのです。まずはオフィス街浦東新区にある高層ビルの近くまで足を運んでみましょう。
浦東新区への行き方は様々ありますが、一番お勧めしたいのが「外灘観光トンネル」を利用して行く方法。外灘エリアと浦東新区を結ぶこのトンネルには無人で動く車両が通り河底をわずか5分で通過します。全長およそ646mのこのトンネル内は様々な色の光が絶えずいろんな模様を映し出し、ガラス張りの車両からそのトンネル内の光を楽しめます。
おすすめは夜の浦東新区。まず行って頂きたいのが上海環球金融中心(上海ヒルズ)と2015年末にオープン予定の上海中心(上海タワー)。それぞれ高さ492mと632mを誇るこれらの建物はそのデザインそのものが美しいのですが、真下から見上げた時、その写真に収まらないほどの高さに圧倒されるのです。
そして浦東地区の中でも特におすすめしたいのが黄浦江沿いに延びる「濱江大道」と呼ばれる歩道。この河沿いに延びる歩道にはテラス席が設けられたカフェがあり、ここからは黄浦江を挟んだその先に広がる外灘エリアを一望できます。
大勢の観光客で溢れる中、テラス席に座り、コーヒーを飲み、対岸に広がる外灘エリアの夜景に上海を感じる。黄浦江を行き交うのはカラフルにライトアップされたクルーズ船。ここに来れば、「異国に来た」という実感がじわじわと湧いてくるはずです。
以上、上海に行ったら是非訪れて欲しい4スポットをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
日本からおよそ3時間半のフライトで到着する上海には、急成長を続けている都市の夜景やショッピングを楽しめるエリアが充実しています。
路地を散策しながら買い物を楽しみ、疲れたらお洒落なカフェで休憩し、夜になったら上海ならではのカラフルな夜景を堪能する。
「ショッピング」と「夜景」という旅行ならではの醍醐味を十分に味わえる贅沢な旅になることは間違いなしでございます。
日本から近い上海。気ままで欲張りな上海旅行、いかがでございますか?
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(2024/9/9更新)
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