神奈川で磯遊び&シュノーケリング!真鶴半島「番場浦海岸」の穴場へGO!

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神奈川で磯遊び&シュノーケリング!真鶴半島「番場浦海岸」の穴場へGO!

神奈川で磯遊び&シュノーケリング!真鶴半島「番場浦海岸」の穴場へGO!

更新日:2016/08/09 11:06

藤 ともみのプロフィール写真 藤 ともみ 「子連レジャー通リスト」、主婦メディア企画運営・提携ライター、元編集者

神奈川県内でシュノーケリングや磯遊びを楽しめることで代表的なエリア「真鶴半島」。中でも有名なのが「三ツ石海岸」と整備された磯環境の「琴が浜海岸」、そして唯一砂浜をもつ「岩海岸」も人気ですが…、この3箇所ほど知名度が高くない、穴場スポットがあるのをご存知ですか!? 「番場浦海岸」といって、美しい水と自然に満ちた環境は負けず劣らずむしろお気に入りとの評も!遊び方ガイドの他、注意点などもご紹介します!

メジャースポット「三ツ石」の“死角”に入るから穴場!?

メジャースポット「三ツ石」の“死角”に入るから穴場!?

写真:藤 ともみ

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「番場浦海岸」は、真鶴半島のメジャースポット「三ツ石海岸」の印象が強ければ強いほど、見過ごしてしまいがちな存在です。行き方は「景勝三ツ石」と「ケープ真鶴」を目指す手前にある分岐点を、進行方向に向かって右折。坂を下るように進むと駐車場が出てきます。よって、「三ツ石海岸」ばかりを意識していた人にとっては案外、その案内板と右折道は目に入らず、「こっちにも海岸があったんだ!?」と発見した感覚になるようです。

ちなみに、「番場浦海岸」は他の真鶴の磯遊びスポットと比較すると空いている方です。理由は、シャワー等はもちろん、トイレや自動販売機などの施設もなく、しかも海岸は外海に面している所が多いため小さい子供に不向きという条件もあるからと推察されます。

ただし、それ故に、贅沢な自然の中で活動する喜びを味わうことができ、より海の生き物が豊富との声も! しかも、駐車場から海岸を結ぶ階段の所要時間は5分ていどなので、「三ツ石海岸」の長階段15分〜20分と比べると楽というメリットもあります。

トイレが不安な人は多いと思いますが、実は、「番場浦海岸」と三ツ石海岸は遊歩道で繋がっています。どうしても我慢できない場合は、海岸沿いを遊歩道に沿って歩いて行くと三ツ石海岸のトイレにたどり着くことができます。

ファミリーの磯遊びにお勧めなのは左側!

ファミリーの磯遊びにお勧めなのは左側!

写真:藤 ともみ

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駐車場から階段を下りると「番場浦海岸」に到着します。そこを正面として、右手側と左手側では、特徴が異なり遊び方も変わってきますが、まず家族連れに人気があるのは左側に広がった遊歩道沿いにある磯遊びポイントです。

シュノーケリングも楽しめて、特に夏場にはブルーのルリスズメダイなどが探せて大興奮の予感です!とても素敵なのですが、外海に直結した所は決して浅くないため、泳ぎの苦手な人や幼児などの入水には絶対注意が必要。子供を泳がせる際には、いくら浮輪などのアイテムがあったとしても、まず保護者が一度、水深や波の様子をチェックしてからの方がベストです。なお、岸から少し離れるだけで水深が急に深くなる場所があり、そこでは大きな岩から飛び込みジャンプして遊ぶ姿も見受けられます。

また、遊歩道沿いのスポットをさらに進むと、大きなタイドプールがちらほら見えるゾーンが出てきます。そこは、背後に「景勝 三ツ石」が望める場所。大きな岩がゴツゴツしているので、瞬間的に幼児連れは避けてしまいがちですが、実は外海に直結していない分、入水させるという意味では安心。タイドプールでは、逃げ遅れたフグやカサゴなどを網ですくうこともできます!

右側ゾーンはシュノーケリングがメイン!

右側ゾーンはシュノーケリングがメイン!

写真:藤 ともみ

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「番場浦海岸」入口から右側に広がっているのは、ゴロ石の海岸です。高低差のあるゴツゴツ岩の“左側ゾーン”と比べると、一見過ごしやすいイメージがありますが、実際に歩いてみると小さい子供にはかなり歩きにくい。ただし、唯一平坦な場所なので、休憩場を確保するには合格!ただし階段入口の看板に「テント設置禁止」と掲げられてあるので常識の範囲以内、個々の判断となります。なお、何度訪れても、タッチテントや時にタープなどが設置されている光景が見受けられます。

シュノーケリングでは、かなりたくさんの魚を見ることができます。サバの群れやメジナにイシダイ、カサゴにメバルにタコまで!だからこそ、もっと右側に進んだ岩場は釣り人に人気のポイントで、早朝にはイカを狙った釣り人も来るそうですよ。

ちなみに、このエリアでの幼児の楽しませテクのひとつに、石を山のように積んだり転がしたりする「ごろ石」を使った遊びがあげられます。一番奥の岩場下部分は日陰になるので、直射日光を避けながらごろ石遊びができますよ。

磯遊びだけでなく「石切り場」の観光も!

磯遊びだけでなく「石切り場」の観光も!

写真:藤 ともみ

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海岸をずっと右側に進むと、ごろ石海岸を過ぎたところに岩場が見えてきます。そこを登ると出てくるのが、なんと、石切り場!

実は真鶴半島は白色の安山岩の産地。鎌倉時代には石塔類に使われ、江戸時代には新小松石と呼ばれる名石として、江戸城の築城に用いられたと伝えられています。

足元に広がる岩場には、テコで石を削り出したような四角い窪みの跡が広がっていて、まるでどこかの遺跡に迷い込んだような気持ちになります。そして壁面には大きな穴が開けられていて、少し神秘的。その空洞の正体は石切り場で働く人たちの休息場もしくは一時待機場と推定されており、本能的に「覗いてみたい!」と感じますが、落石などの危険性もあるため、決して中には入らないようにしましょう。

ちなみに、このエリアにはところどころに面白いタイドプールができます。それは落とし穴風の、面積は小さいけれど深さはある水たまり。五右衛門風呂のようなイメージで、入って遊ぶ人も多いですよ!

運悪く海が荒れていた時の回避術!

運悪く海が荒れていた時の回避術!

写真:藤 ともみ

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天候は旅行スケジュールに味方してくれません。例え晴天であっても、訪れた日に、高波など海が荒れている場合もあります。「番場浦海岸」は岩場ですので、波の荒い日は体がもっていかれて岩に打ち付けられる心配も高いですし、ほとんどが外海に直結して水深も浅くはないため、沖に流されてしまうことも懸念されます。

ただ、空の天候が悪くないのであれば、波の影響が最も少ないタイドプールを探せば多少の磯遊びはできます。外海に直結しておらず、全身は入水しない場所で、安全を確証したうえでの条件となりますが、荒い波と共に魚が乗ってくるため、一度救った網にびっくりするほどたくさんの魚が入ってきたりするのが見ものです。

また、もし「番場浦海岸」に下りて高波が危険と感じた際には、無理に入水せず、左側に伸びている遊歩道を散歩するのも乙です。そして「三ツ石海岸」まで歩いて移動。「三ツ石海岸」は比較的外海に直結していない部分もあるため、引き潮時なら手前の岩場でカニを探したり、県の天然記念物に指定されている“真鶴で見られるウメボシイソギンチャク”を岩礁の影に探す時間もよいものです。

最後に、装備や持ち物について

「番場浦海岸」は海水浴場ではなく、トイレすらない場所のため、予め必要なものは全て揃えておく必要があります。飲み物や食べ物はもちろん、駐車場にも水道がないので、この場所に慣れている人はポリタンクに真水を積んで、着替える前に身体を洗い流しています。

また、海の装備としては、例えシュノーケリングはやらず磯遊びだけの予定だったとしても、岩場なのでラッシュガードの着用をすると安全で、さらに子供にはライフジャケットがあると尚安心。また岩場を生き物を探して回るので、軍手があるとケガ予防になります。

なお、ケガをしやすい環境でありながらも駐車場までは登り階段5分ほどはかかるため、海岸に降りる際の荷物には、真水と消毒液、絆創膏は最低限揃えておきたいものです。

磯遊びやシュノーケリングはとても楽しく、夢中になってしまいます。ただ、安全は全て自己管理になるので、無理をしないことが原則!安全第一で、楽しい経験と忘れられない想い出を作ってくださいね!

※駐車場は季節により有料

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/11−2015/08/01 訪問

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