写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る山口県岩国市にある錦帯橋。五連の反り橋が特徴的で錦川にかかるその姿は春は桜、夏は清流、秋は紅葉、そして冬の雪景色と季節ごとにさまざまな顔をみせてくれる日本の名勝の一つです。
錦帯橋の歴史は古く、1608年、初代藩主によって岩国城が作られ、そのふもとには武士たちが住むようになりました。錦川をはさんで対岸には町屋が広がっていたため、町を行き来するには、橋を作ることが必須となりました。しかし、洪水が頻発する錦川に橋をかけるには、通常の橋ではすぐに流されてしまいます。
災害に負けない橋を作るため、長い構想期間をもうけ、3代藩主によってようやく頑丈な橋が完成しました。
橋の長さは橋面にそると210m、直線では193.3m。高さはなんと6.64mもあります。
見ると美しい橋ですが、実際に歩いてみるとかなりの登ったり降りたりの重労働。
洪水対策とはいえ、通行するにはかなり時間がかかります。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る錦帯橋がある山口県岩国市は嚴島神社のある広島県と接する場所にあるため、この二つは容易にアクセスが可能。
歴史を感じることができる二大観光地です。
嚴島神社は世界文化遺産に登録され、海に浮かんでいるように見える赤い鳥居は広島県を代表する景勝地。
12世紀に平清盛によって造営された嚴島神社は荘厳華麗な姿で見る人を魅了します。
この二つの景勝地をみて、歴史を十分に感じたら今回のメインイベント 庭園の宿 石庭に向いましょう!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る庭園の宿と謳っているだけに、すべての部屋から自慢の1500坪の日本庭園を望むことができます。
目の前には宮島と瀬戸内海を望み、なだらかな傾斜を利用して建てられた離れの部屋からは直接庭に行くことができます。
真っ赤な夕日が瀬戸内海に沈む様子は日常の疲れを忘れさせてくれます。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る石庭はお客様に部屋以外でもくつろげるスペースを随所にほどこしています。
元茶室のあずま屋やお庭のお休み処、石庭の主人が世界各地で探してきたワインの貯蔵庫、木のぬくもりが感じられるお風呂など、館内を歩いているだけで富豪の家に遊びにきた感覚を覚えます。
中でもオススメが床下サロン。
ライブラリーテラスとよばれるサロンは池を望むように作られさまざまな種類のゆっくりできる椅子も用意されています。
10秒座るとその椅子のとりこに!
本を読んだり、ただ、池を眺めたり。
自分のオリジナルの時間を過ごしてください。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る宿のお楽しみはやっぱり夕ご飯。
日本のお宿特有の懐石料理のようにみえて、料理が出てくるタイミングはフランス風。
前菜から始まりオードブルと順番に運んでくれます。
目と舌で味わう石庭の料理は2時間では食べきれません。
まずは目でみて、お品書きを読んで素材を知り、味を確かめる。
いつもよりたっぷり時間をかけて夕食をお楽しみください。
今回は非日常を味わいたいときにオススメのプランをご紹介しました。
自分や家族へのご褒美に、一度宿泊してみてくださいね。
【庭園の宿 石亭】
住所:広島県廿日市市宮浜温泉3-5-27
電話:0829-55-0601
部屋数:12部屋
この記事を書いたナビゲーター
浮き草 ゆきんこ
浮き草のごとくあっちこっちふ〜らふ〜らと旅するライターです。ニュージーランドで添乗員として働いていたとき、世界中を旅するバックパッカーたちに遭遇!突然、バックパッカーに憧れ、世界半周旅行へ。一人でふら…
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