写真:沢木 慎太郎
地図を見る“タイのシルク王”と呼ばれるアメリカ人実業家ジム・トンプソン氏。その名を冠するシルクは、光沢と色の美しさであまりにも有名な高級品です。ジム・トンプソン氏は、CIAの前身であるメンバーの一員としてバンコクで赴任していた時に終戦を迎えました。
しかし、彼はアメリカに戻らず、オリエンタルの美しさに魅せられてタイに永住。独自な色彩感覚と東洋への愛が、それまで衰退していたタイシルクを復興させ、タイシルクの名を世界に広めました。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るジム・トンプソン店は、タイ国内で約30店舗を展開。バンコクには、本店があるほか、高級デパートの「セントラル・ワールド・プラザ」や「サイアムパラゴン」「エンポリアム」などにも店舗があります。
しかし、おすすめはバンコクの中心からやや外れた場所にある「ジムトンプソン・アウトレット・ショップ」(スクンビットソイ93店)。写真のような素敵なスカーフやバッグが約2〜3000バーツ(約6500〜1万円ほど)で買うことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るジム・トンプソンといえばスカーフや婦人服を思い浮かべる方が多いと思いますが、紳士服やネクタイなど、男性に喜ばれるお土産も多く、タイのお土産にぜひとも外せないショッピングスポット。
アウトレットショップでは、流行からやや遅れた商品を販売しているので安いのですが、ジムトンプソンはデザイン性や色彩や質感に優れているため、流行に左右されないことが特徴です。老若男女に関係なく、多くの方柄に喜ばれる品なので、オシャレでコスパ抜群のタイ土産としておすすめです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るタイ・シルクの最大の特徴は「光沢」。日本の蚕とは違って、タイの生糸は太く、光が当たる面積が多いので反射量が増し、美しい艶やかな輝きがあるのです。写真は、爽やかなマリンブルーのイブニングドレス。すべてがタイ・シルク。しかし、「ジムトンプソン・アウトレット・ショップ」では、こんな素敵なドレスが約3000バーツ(約1万円)で買うことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらも、タイ・シルクの特徴を活かした婦人服。高級感にあふれ、上質で滑らかな質感があります。光の加減によって美しさを演出できるのは、ジム・トンプソンならではのファッション。こちらも、約3000バーツで購入することができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらは、店員さんがおすすめのロング・ポンチョ。上質な光沢があり、とても肌触りがいい。ロング・ポンチョは約4000バーツで、ショートが約2000バーツ。ジム・トンプソンのファッションは流行に関係なく、普遍的なデザインを備えていることが最大の特色。どのファッションにも洗練された美しさがあります。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る続いてのおすすめは、バッグ。美しいシルクの光沢と、落ち着いたフォルムが大人の女性を演出してくれます。写真のバッグは革のように見えますが、これもタイ・シルク。手に取ってみると柔らか。しかし、防水加工が施され、しっかりとした作りになっています。このバッグも約3000バーツ。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらのバッグは何とも色鮮やか。南国の国らしい、情熱の赤い花をデザインしたバッグ。派手な感じもしますが、洗練された美しさがあり、上質な個性を引き出しています。このバッグも約3000バーツ。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこのバッグも革のように見えますが、タイ・シルクです。艶やかな光沢が美しい。ジム・トンプソンのバッグは布地とは思えないほど使い勝手がよく、高品質。革タイプのバッグとは違って、軽いというメリットがあります。
また、隣の婦人服はシマウマ模様でとてもおもしろい。ゾウやウサギ、クマなど、動物の特徴を取り入れたデザインが多いのも、ジム・トンプソンの特徴です。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るジム・トンプソンのファッションは、大人だけでなく、子ども向けの品も実は多いのです。そして、驚くべきことは、美しい色柄のシャツや可愛いデザインが豊富にそろっていること。大人の服のミニチュア版のように、細部にまでジム・トンプソンのこだわりがあり、本当に見事です。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る子ども服は、ゾウやキリンなどの動物がデザインされた衣服が多く、独自の配色や図柄に驚かされます。日本の感覚にはない、自由で、のびのびとした明るい感性が感じられます。これらの子ども服は500〜600バーツ(約1500〜2000円)ほどで購入することができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこの子ども服は、大きなクマの図柄がとてもカワイイ。細部に至るまで、タイ・シルクで精密に作られているから本当に驚き。親子そろって、ジム・トンプソンの洋服で出かけるのも素敵です。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る最後にご紹介するのは雑貨。タイシルクで作られた雑貨は上品で手ざわりもよく、可愛い品も多い!その中でもおすすめは、ゾウのぬいぐるみ。
最近はあまり見かけませんが、バンコク市内でもゾウが歩いています。コンビニのセブンイレブンの前にゾウが犬みたいにつながれていることも。世界遺産のアユタヤではゾウに乗って遺跡を巡るツアーが大人気。タイでは今も昔も、ゾウは可愛いマスコットキャラクターなのです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらは、ウサギのぬいぐるみ。ほのぼのとした表情に癒されます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るクマとアヒルのぬいぐるみも可愛い。子どもらしさ、あどけなさが感じられます。ジム・トンプソンのぬいぐるみは、子どもにとても人気があります。すごく可愛く、抱き心地もいい。タイのお土産にぜひいかがでしょうか?
「ジムトンプソン・アウトレット(Jim Thompson Factory Soi 93 Outlet)」へは、BTS(高架鉄道)を利用すると便利です。バンチャック(BANG CHAK)駅の5番出口を出て、右手の歩道橋を降り、まっすぐ進むと「Soi(ソイ)93」の標識が見えてきます。ソイというのは路地のことで、この93路地を進むと、左手にオフィスビルのような白いビルがあり、玄関に「Jim Thompson Thai Silk」の看板が。駅から歩いて、7〜8分の場所にあります。
流行からやや遅れた商品を販売しているアウトレットショップに対して、最新のデザインを見つけることができるのがシーロム地域にあるジム・トンプソン本店。
本店では、スカーフやネクタイ、さらには舞踏会に出るようなお洒落なドレスまで実に品数が豊富。しかし、残念なことに店内は、いかに取材といえども撮影はNGなので、お見せすることができません。バンコクに訪れたら、ぜひ本店にもお立ち寄りください。ウエアはオーダーメイドも可能なので、素敵なタイのお土産が見つかります。
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(2025/2/8更新)
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