山梨市の駅からぶどう畑が並ぶ道を上っていくと、クラシカルな雰囲気の漂う「フルーツパーク富士屋ホテル」が見えてきます。南欧の領主の館をイメージしたという建物は、農村地帯が広がる山梨の土地柄にもしっかりと馴染んでいます。
落ち着いた雰囲気の中にリゾート感を合わせ持つこのホテルは、もともと時が経つほどに趣が出るように設計してあるそうです。今年で開業18周年を迎えるホテルは、いつ訪れてもやさしく包んでくれるかのような雰囲気を感じるほど。
都心のホテルではなかなか体験することのできない長いエントランスアプローチを歩くと、「これから特別な場所に入っていくんだ」というワクワク感があります。ここでの記念写真も絵になりますよ。
提供元:フルーツパーク富士屋ホテル
地図を見る「フルーツパーク富士屋ホテル」の宿泊部屋はすべてが南向き。甲府盆地を望むように建っているホテルは、部屋からのロケーションも最高です。
晴れた日には部屋から富士山を眺めることもできるそう。写真のスイートルームのように、日が落ちればどの部屋からも窓ガラスいっぱいに夜景が広がります。家族や恋人との記念日にぴったりの雰囲気です。
スタンダードの部屋でも都内だとデラックス程度の広さなので、のびのびと快適に過ごすことができます。また景色がよく見渡せるように、窓がわざと大きめにつくられているのもポイントです。さらに、ベッドの位置にまでこだわりが。起き上がるとすぐに景色を見れるように配置されているんです。起き上がってすぐに絶景が目に入るなんて、とっても贅沢!
提供元:フルーツパーク富士屋ホテル
地図を見るオープンテラスでは、夏にビアテラスを開催しています。甲府盆地の夜景を眺めながら美味しいビールを飲めば、日頃の疲れも吹き飛んでしまうはず。
この夜景に魅せられて、ここでプロポーズをするカップルもたくさんいるそうです。こんなに素敵な場所でプロポーズされたら、喜んで頷いてしまいますね。
ホテルから眺められる景色の目玉は、夜景だけではありません。春には満開の桃の花や淡いグリーンの若葉、秋にはヨーロッパの公園を見ているような気分になれる紅葉も。春夏秋冬と季節の移ろいに応じて違う景色を楽しめることは、宿泊者として嬉しい限りです。
デザートタイムは、ホテル内にある「カフェ ベラヴィスタ」で。このカフェで、数量限定の「季節のフルーツパフェ」をオーダーしました。フルーツパフェは1日に70食も注文が入ることもある人気メニューなんだとか。
筆者が訪れた時に提供されていたのは「ぶどうパフェ」。その時期によって巨峰やピオーネなど、一番美味しい種類のぶどうで作ってくれるそうです。ぶどうのパフェは10月上旬ごろまで食べられます。他にも、いちご、ブルーベリー、桃、マロンのフルーツパフェもラインナップ。その時期に提供中のフルーツは、ホームページでチェックできますよ。
しばらくすると、大粒のぶどうがこんもりとデコレーションされているパフェが登場!甘酸っぱい「マスカットルージュを使ったソース」や、さっぱりとした食感の「巨峰のソルベ」などが重ねられています。しかもパフェの中にも、これまたぶどうがゴロゴロ。みずみずしいフルーツと相性の良い素材の組み合わせがたまりません♪
新宿から、電車で90分程、車でも2時間程とアクセスの良い場所にあるフルーツパーク富士屋ホテル。ふらっと週末に行くことができる観光地として、首都圏にお住まいの方にも人気です。
「笛吹川フルーツ公園」や「ほったらかし温泉」が近場なので、フルーツ狩りや温泉を楽しんだ帰りに寄ってみてはいかがでしょうか。時期によっては桃やさくらんぼ、ぶどうのフルーツ狩りがセットになったホテルの宿泊プランもあるのでチェックしてみてくださいね。大自然の中で、ほっと癒やされたいあなたにおすすめです。
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(2024/12/12更新)
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