写真:藤谷 愛
地図を見る大分といえば、最近では「中津から揚げ」が有名ですが、別府から南の地域では、むしろ「トリ天」がよく食べられています。トリ天は単なる「鶏の天ぷら」ではなく、ニンニク醤油等で下味をしっかりと付け、酢醤油と和辛子をタレにして食す郷土料理。揚げ物なのに、タレがさっぱりとしているので、から揚げとは違い、何個でもパクついてしまう、まさに大分のB級グルメの筆頭です。
そのトリ天を煎餅にしたのが、ネーミングもそのまま「トリ天煎餅」。
この煎餅、トリ天を食べた人なら一口目に広がる香りがまさに「トリ天」そのものと気づくはず。
最近では「柚子こしょう味」も販売されているので、さっぱりと味わいたい方にはコチラがお勧めです。「トリ天」はお土産にできませんが、お煎餅なら手軽に持って帰れますし、軽いので重宝すること間違いなしです。
写真:藤谷 愛
地図を見る度々、徳島県の「スダチ」と間違われる大分県の「カボス」ですが、実は味も大きさも全く違います。
8月下旬から10月下旬くらいまでが露地カボスの収穫時期で、この2カ月間で濃い緑色から黄色に変わり、味もシャープな酸味から、角の取れお鍋に合うまろやかな酸味へ変化します。
お刺身、焼き魚、鍋物、ドレッシングなどの他、麦焼酎にギュッと絞るのが県民のカボスの使い方。とにかく用途はいろいろです。
そんな県民の愛すべきカボスをジュースにしたのが「つぶらなカボス」。郵便局の贈答パンフレットにも掲載された人気商品ですが、近年、大人用に作ったのが写真の「大人のつぶらなカボス」です。アルコール度数が3%と低く、1本の量も190ミリリットルと少ないため、お酒があまり飲めない、という方でも美味しくいただけます。大人気の商品で、最近は「ユズ」も登場。デパートでも売り切れになることが多いので、見つけたら即買い必至ですよ!
写真:藤谷 愛
地図を見る佐賀関の「関アジ・関サバ」や臼杵市の「ふぐ」「カボスぶり」、日出町の「城下カレイ」など、大分県には豊後水道や湾で揚がる豊かな水産資源があります。しかしこのような高級鮮魚でなくとも、大分県には毎日食べても飽きの来ない海鮮グルメがあります。それが「りゅうきゅう」です。
琉球時代の沖縄の漁師から伝わった料理、など由来は諸説ありますが、刺身の端切れや残ってしまった刺身等をぶつ切りにして、ゴマを合わせた醤油ダレに漬け込み、温かいごはんに乗せて丼にしたものが「りゅうきゅう」です。お酒が好きな方には絶対に喜ばれるお土産になることでしょう。自分で作ってみたい方には「りゅうきゅうの素」(漬けダレ)も売られているので、お好みの薬味を加えて、自分仕様の「りゅうきゅう」をお試しあれ。
写真:藤谷 愛
地図を見る大分県には「一村一品」という地域活性化運動が長年あるのですが、「吉野鶏めし」も一村一品の一つ。
具材は鶏肉とごぼうだけという素朴なおにぎりですが、優しい甘さがあり、冷めても美味しく食べることができます。駅の売店やスーパーなどには「鶏めしおにぎり」そのものがありますが、お土産にはできないので、写真の「鶏めしの素」がお勧めです。九州各地で「鶏めし」や「かしわ飯」と呼ばれるものがありますので、大分県以外も旅する方は、鶏めしの食べ比べをしてみるのも楽しいですよ。
写真:藤谷 愛
地図を見る「おんせん県大分」の代表格「別府温泉」は「別府八湯(べっぷはっとう)」とも呼ばれ、市内には泉質の異なる8種類の温泉があります。その一つ「明礬(みょうばん)温泉」の湯の花小屋で温泉成分の結晶を集めて作られるのが写真の「湯の花」で、製法が国の重要無形民俗文化財にも指定されている別府温泉の入浴剤です。
湯治場として有名な別府の湯なので、効能は関節痛から切り傷等まで、いろいろな病気や外傷に効果があると言われています。自宅用でも友人や親せき用でも喜ばれるお土産です。
旅行者にとって、一か所でいろいろなお土産をまとめ買いできる場所は重要ですよね。
大分市で買うなら、2015年4月にオープンした「JRおおいたシティ」の駅ビル内にある「豊後にわさき市場」や、駅から徒歩3分にある地元デパートの「トキハ」が便利。
また、別府市ならJR別府駅から徒歩6分程度にある「ゆめタウン」も品揃えが豊富。購入物を格安宅配便で自宅配送してくれるので、航空会社に預け入れするよりもずっとお得です。
最後は、大分空港。郷土色を前面に打ち出したお土産品が、2Fの手荷物検査場前にあります。お土産はチェックイン前に購入して、預け入れ荷物に入れたほうがよいでしょう。
郷土色たっぷりのお土産をたくさん買って、旅行後も大分県の余韻を楽しんでくださいね。
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(2025/1/19更新)
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