写真:沢木 慎太郎
地図を見る「ステート タワー」(State Tower)があるのは、バンコクを流れるチャオプラヤー川の近く。低層階に「ルブア アット ステート タワー」(Lebua At State Tower)が入り。高層階(51階〜59階)には「タワー クラブ アット ルブア」(Tower Club at Lebua)が入居。どちらも5つ星の最高級ホテルです。
2棟のホテルは、いずれもエントランスは同じ。最上階の「スカイバー」(Sky Bar)と「シロッコ」(SCIROCCO)へは専用のエレベーターがありますが、エレベーターに乗る前に地上1階で服装のチェックを受けます。ルブアのバーはドレスコードが厳しいことで知られています。しかし、スマートカジュアルであれば大丈夫。具体的にNGなのは短パンやサンダルなので注意しましょう。
エレベーターに乗って最上階の64階へ。多くの美しいタイ人女性に迎えられて、ルーフトップバーへ。この時、右手に見えるのが屋内バーの『Distill(ディスティル)』。たいへんシックでエレガントなバーです。ここは後のお楽しみに取っておくとして、左側にあるガラスの扉へ。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る左側のガラスの扉をボーイさんに空けてもらうと、ご覧のとおり、夜景の大パノラマが広がり、ジャスの生演奏が。ここはシャンパンバーという小さなテラスとなっていて、ちょっとした穴場のルーフトップバー。ここでゆっくりシャンパンを飲んでいるカップルも多く見かけます。
ここは地上63階、高さ247メートルの世界。吹き抜ける風がすごく心地いい。バンコクの暑さがいっぺんに吹き飛び、あまりにも爽やかさで自然に顔がほころびます。
こちらがオープンエア形式のレストラン『シロッコ』(写真手前)と、スタンディングバーの『スカイバー』(写真奥)。さきほどジャズの生演奏をしていた方たちは、この風景を見下ろしながら演奏していたのです。
シロッコ(SIROCCO)というのはイタリア語で、季節風のこと。まさにルブアの屋上は風の通り道で、すごく快適。極上のぜいたくなディナーを楽しむことができます。
ジャズの生演奏のフロアのあるシャンパンバーから、1階下のシロッコとスカイバーへは30段ほどの階段を降りるのですが、ここから眺める夜景が素晴らしい。目の前に光の海が広がり、とても気分は爽快。絶好の撮影ポイントなのですが、階段では安全確保のため、撮影はもちろん、立ち止まることも禁止されています。ほかでは比較的に自由に写真を撮ることはできますが、三脚を使っての撮影は全面的に禁止になっています。
そして、こちらは、さきほどのレストラン『シロッコ』の奥にあるスタンディングバーの『スカイバー』。正面から見るとよくわからないのですが、真横から見ると、ご覧のように建物からせり出したように突き出し、まるで宙に浮かんでいるような危うさ。これが、タイならではのルーフトップバーの楽しみ方です。
ここは映画『ハングオーバー パート2』のロケ地にもなったところ。遠くチャオプラヤー川に沿って連なる光の渦が美しく、ぜひとも恋人と訪ねていただきたい場所です。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るそして、こちらは『スカイバー』のカウンター。光の輪が浮かんだような素敵なカウンター内では、かっこいいバーテンさんが慣れた手さばきで次々とさまざまなカクテルを作ってゆきます。カウンター内は、さまざまなフルーツの甘い香りに満たされ、とても気分が落ちつきます。
後方に見えるのが、ルブアのシンボルともいえる金色に輝くドーム。このドーム内に、冒頭でご説明したシックなバー「ディスティル」(64階)やイタリア料理レストランの「メザルーナ」(65階)があるので、スカイバーで過ごした後はこちらでゆっくりくつろぐのもおすすめです。
ご紹介したルーフトップバーは、たとえ宿泊者でも、服装の条件を満たしていないと入店を断られます。なので、気合を入れてお洒落しましょう。レストランの『シロッコ』はたいへんな人気店なので、事前に予約されると良いでしょう。
『スカイバー』はとても混雑していますが、金色に輝くドームのまわりにも休める場所があり、こちらは空いています。『シロッコ』や『スカイバー』を見下ろしながら、カクテルを傾けるのも粋な遊び方です。バンコクには、他にもたくさんの魅力的なルーフトップバーがあります。リンクを貼り付けておきましたので、ご興味のある方は関連MEMOからのぞいてみて下さい。
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(2024/9/11更新)
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