日本でココだけ!!吹き出す間欠泉を眺める山形「間欠泉 湯の華」

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日本でココだけ!!吹き出す間欠泉を眺める山形「間欠泉 湯の華」

日本でココだけ!!吹き出す間欠泉を眺める山形「間欠泉 湯の華」

更新日:2015/08/26 10:51

鮎川 キオラのプロフィール写真 鮎川 キオラ 子どもの好奇心を育てる旅育ライター、ホテル朝食研究家

地底から湧き出す温泉は、大地からの贈り物♪
自然や地球のエネルギーに感心してしまう秘湯の一軒宿を紹介します。なんと、露天風呂でのんびり湯浴みをしていると、高さ5mにも達する間欠泉が目の前で豪快に湧き出します。そんな体験ができる温泉は日本でココだけ!!とっても珍しい体験ができる宿なんです。

人里離れたブナの原生林を眺めて浸かる秘湯「広河原温泉 間欠泉 湯の華」

人里離れたブナの原生林を眺めて浸かる秘湯「広河原温泉 間欠泉 湯の華」

写真:鮎川 キオラ

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温泉ファンにとって、温泉の楽しみは、極上の湯に浸かること。滴り落ちるような新緑や燃えるような紅葉を眺めるなど、自然を楽しめる湯浴みができれば素敵!景色を眺めながら湯船に身体が浸かった時の心地よさは、最高ですね。

今回紹介する山形県飯豊町の「広河原温泉 間欠泉 湯の華」は、飯豊連峰の山すそに位置し、自然を満喫できる湯宿です。樹齢200年程のブナの原生林に囲まれ、渓流の音を聞きながらの湯浴みは、身体も心もリフレッシュさせてくれます。

こちらの温泉が凄いところは、それだけではありません!温泉地の多い日本にあって「ココだけ!」と言える珍しい体験ができる温泉なのです。

ドバーッと湧き出す間欠泉を眺めながら入浴できる珍温泉

珍しい体験とは、目の前で空高く吹き上がる天然の間欠泉を眺めながら湯に浸かることのできる温泉なんです。

間欠泉が吹き出す様子を見ることのできる温泉はあるけれど、露天風呂のど真ん中に間欠泉の吹き出し口があり、それを眺めながら湯に浸かることのできる温泉は、日本全国でここだけです。

一般的に間欠泉は、100℃近い高温のお湯が吹き出すため、人が間近まで近づくことはできません。しかしながら、こちらの泉温は35.1℃と人肌より少し低いぬるめの湯の為、間欠泉が吹き出すすぐ横で温泉に浸かれるのです。

ドバーッと湧き出す間欠泉を眺めながら入浴できる珍温泉

写真:鮎川 キオラ

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夜間ライトアップ!実は、間欠泉が活発な時間帯!

夜間ライトアップ!実は、間欠泉が活発な時間帯!

写真:鮎川 キオラ

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間欠泉は気まぐれです。勢いよく吹き上がっていたと思えば、急にピタッと止まって、露天風呂は静寂に包まれます。あまりにも静かなので、間欠泉の吹き出し口を覗こうとすると、「ボコッ、ボコボコッ」なんて音を出して豪快に吹き上がりだします。

目安としては、10〜20分くらいの間隔で高さ2m〜5m程まで勢いよく吹き上がります。全く吹き上がらない時もあれば、希に高さ10m、宿の屋根の高さ以上吹き上がる時もあるそうですよ。

天然の間欠泉を眺められる露天風呂は、混浴。露天風呂へは、男女別の内湯からアクセスすることになります。鉄分を多く含むため、ご覧の通りの黄色いにごり湯、湯船までは目隠し用の仕切り板があるので、女性に優しい設計の混浴となっています。夕食後の20時から1時間ほどは、女性限定となりますので、混浴に抵抗のある方はその時間を狙ってみてくださいね。

間欠泉は、女好きで、女性限定の時間帯に活発に吹き上がるそうです。それは、冗談で、なぜか夜間に比較的活発になるそうですよ。優しいランプの灯りに照らされて、昼間とは違う雰囲気も楽しめます。

山の幸がお出迎え♪珍しいヤマメのお造りは絶品です

山の幸がお出迎え♪珍しいヤマメのお造りは絶品です

写真:鮎川 キオラ

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さて、こちらの温泉宿は、周囲10キロ圏内に民家のない、秘湯の一軒宿です。戦国時代(天正年間)に金採掘者によって発見されたと伝えられています。湯治場として栄えた時期もありましたが、昭和になると廃業し、知る人ぞ知る人だけが訪れる野湯となっていました。

その湯に惚れ込んだご主人が2005年に宿を開業し、現在に至っています。山奥の秘湯の一軒宿と聞くと、宿泊設備やお食事には過度な期待をしないものですよね。こちらは、立地こそ秘湯ですが、快適な施設と地ものの山菜や川魚といった山の幸でもてなしてくれます。

部屋数が多くないこともあり、温かいものは温かく、冷たいものは冷たくと作り立てを厨房から席まで届けてくれるのがうれしい。夕食には、ヤマメの塩焼きとお造りが提供されるのですが、塩焼きは熱々をふーふーしながらいただき、新鮮でなければ口にできないヤマメのお造りは、とろけるほど美味なんです。派手さはないものの、大満足のお食事をいただけます。

これぞ秘湯!!冬期閉鎖、携帯不通、宿までダート道8キロ

これぞ秘湯!!冬期閉鎖、携帯不通、宿までダート道8キロ

写真:鮎川 キオラ

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はじめてこの宿を訪れる時は、ちょっと不安になるかもしれません。「本当にこの先に温泉宿なんてあるのか?」と何度も考えてしまうからです。白川ダムの少し奥から林道に入り、宿まで約8キロは舗装されていない、道幅の狭いダート道を走ることになります。分かれ道には必ず道しるべがあるので、迷わず辿り着けるのですが、頼みの綱の携帯が圏外になるため、とーっても不安です。でも、目の前がパッとひらけ、湯けむりと宿が見えると安心すると共に感動さえします。

雪が降り出す冬期(11月下〜GW前)には閉鎖され、携帯は圏外の俗世間とは隔絶された秘湯中の秘湯です。携帯が繋がらないと不安ですが、言い換えれば、だれからも余計な電話のかかってこない楽園です。

※カーナビは、「白川ダム記念館」を設定しましょう。その後は看板が誘導してくれます。
※運転に自信のない方は、最寄りの駅JR米坂線の手ノ子駅(車で1時間ほど)より送迎バスが運行されています。

喧騒から離れて、大自然の秘湯でリフレッシュしましょ♪

温泉好きにおすすめ!間欠泉から吹き出す湯を浴びることのできる珍しい温泉です。深い山に包まれて元気になりたい方にもぜひ訪れてほしい!!森林浴も存分に楽しめる宿です。満点の星空を眺めたい方もぜひ!!!民家の灯りがないので、夜の星空は格別です。

そして、秘湯巡り初心者にもおすすめ。喧騒から離れた秘湯の素晴らしさを味わってもらえる一軒宿です。

【温泉データ】
泉質:炭酸水素塩・塩化物泉
泉温:35.1度 ph6.6
加水、加温なし(内湯は加温あり)
日帰り入浴:有り(600円)
備考:最寄り駅(JR米坂線「手ノ子駅」)から送迎有り

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/06/20−2015/06/21 訪問

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