写真:那須 マッキー
地図を見る日光鬼怒川方面、塩原方面どちらからもみじラインを利用しても、ちょうど中間地点に「峠の茶屋」があります。峠の茶屋の前にある『寄り添いもみじ』「思いもみじ・思われもみじ」と名付けられた、この二本のもみじは、春はさわやかな新緑、秋は紅葉と毎年、多くの観光客の目を楽しませています。
平成22年秋に「愛称」を募集、大きいもみじを「思いもみじ」小さいもみじを「思われもみじ」と命名されました。この「愛称」には、毎年秋に燃えるような虹色に染まる様相は、まるで二人の深まりゆく心のように思われ、多くのカップル”御夫婦、恋人”達が、ここを訪れ二本のもみじのように、互いに寄り添い、思い合い、絆を確かめ合える”愛のパワースポット”とも呼ばれています。
このもみじを見る為だけに「もみじライン」を利用して訪れる方もある位、有名な名所です。また絶好の撮影スポットでもあるため、周囲にはいつもカメラの放列が絶えません。もみじだけを撮影するのが、不可能な状態になっています。
写真:那須 マッキー
地図を見るこの「峠の茶屋」は車好きの方には、知る人ぞ知る有名なスポットです。ご存じですか、セブンスターリーフの集まる場所って!日塩もみじラインは漫画「頭文字D」の舞台として、「峠の茶屋」が登場しています。太閤下ろしの滝から富士見展望台までの区間ですが、実際の「峠の茶屋」は富士見展望台の少し先の塩原寄りに存在します。漫画に登場したそのままの風景が実在しているのです。
「峠の茶屋」の県内八溝地区のそば粉を使用している手打ちのお蕎麦が特に美味しいと評判で、変わり種としては期間限定ですが、日光霧降高原で採取したメープル樹液で打った世界初の「メープル樹液蕎麦」が食べられるお店です。
店内の窓から「白滝」と「紅葉」を眺めながらのお蕎麦は格別です。
写真:那須 マッキー
地図を見る「日塩もみじライン」の山道を昇り切った、ほぼ最高地点にある、峠の茶屋の直ぐ脇には、「白滝」があります。落差約15mの大規模な滝ではありませんが、女性的な滝で年を通して優しい姿を見せてます。ほとんどのドライバーはここで休憩やトイレタイムを取ることが多く、「寄り添いのもみじ」と「白滝」は絶好の撮影スポットとなっています。峠の茶屋では名物の美味しい”お蕎麦”をいただきながら、見ることもできる、お手軽な滝です。
白滝が流れる橋の上から、見ると白滝の下側にも滝が連なっています。上の白滝と合わせると30メートルを超す大きな滝となっています。
写真:那須 マッキー
地図を見る栃木県日光にある『いろは坂』は名前の通り48のカーブがありますが、日光鬼怒川温泉⇔塩原温泉を結ぶ日塩有料道路『日塩もみじライン』はそれより3つ少ない45の曲がりくねった山道です。今回は鶏頂山を走る『日塩もみじライン』にありながら、その美しさは那須塩原や日光の中でも、5本の指に数えられるほどの絶景ポイントとなっています。
峠の茶屋を過ぎると、日光鬼怒川⇔塩原どちらの方面へ向かうにしても、下り坂になります。
写真:那須 マッキー
地図を見る塩原温泉からもみじラインに進むと、見落としの景観と言われている名所が沢山あります。カーブ45番目の「大曲りのもみじ」に始まり、「大沼園地」「上滝」「奥塩原元湯」など。また周辺には塩原10大名瀑のうち、5つの滝「素廉の滝」「仁三郎の滝」「雄飛の滝」「雷霆の滝」「咆哮霹靂の滝」が存在する、秘境「スッカン沢」があります。「峠の茶屋」を過ぎた先には「富士見台」があり、視界良好ならば、遠くに”富士山”や山並みの間に「川治ダム」(写真)が遠望できます。カーブ1番目にある「太閤おろしの滝」なども見落とせない絶景の一つとなっています。秋の紅葉シーズンは燃えるような美しさに包まれますが、それ以外の季節も魅力がいっぱいの「日塩もみじライン」です。
いかがでしたか、那須塩原を代表する、もみじの名所である「日塩もみじライン」。この有料道路沿いは有名な秘湯が沢山あります、見ごたえ十分な紅葉狩りを楽しんだあとは鬼怒川温泉や奥塩原温泉で秘湯の温泉を楽しんでみませんか?是非お勧めします。9月下旬から11月中旬位まで紅葉が楽しめます。
※「日光いろは坂」は上り下りとも一方通行ですが「日塩有料道路(もみじライン)」は対面通行です。ドライブに行く際は交通ルールを守り、安全運転を心がけましょう。
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この記事を書いたナビゲーター
那須 マッキー
生まれも育ちも那須高原、勿論住まいも那須高原のど真ん中、那須を中心に記事を書いています。日本有数のリゾート地の那須の魅力や、皆さんが良くご存じのスポットは当然のこと、ちょっとマニアックな秘境や滝まで、…
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