世界遺産登録目前!!富士山の湧水で仕込む、河口湖の地酒

| 山梨県

| 旅の専門家がお届けするオリジナル旅行ガイドメディア

世界遺産登録目前!!富士山の湧水で仕込む、河口湖の地酒

世界遺産登録目前!!富士山の湧水で仕込む、河口湖の地酒

更新日:2013/12/12 15:59

雄大な富士山が見下ろす富士五湖の一つ、河口湖。首都圏からも近く、別荘が並ぶ湖畔のリゾート地として知られています。
この河口湖で富士山の湧水を使って仕込む酒蔵があるのをご存知でしょうか??
世界遺産登録で沸く富士山の麓で、江戸時代から脈々と酒造りを続ける酒蔵があったんです。

21代目のご主人が案内する酒蔵見学

21代目のご主人が案内する酒蔵見学
地図を見る

富士五湖で唯一、富士山の湧水を使って仕込んだ日本酒『甲斐の開運』の醸造元「井出醸造店」は、河口湖駅から歩いて10分ほどのところにある。文化15年(1818年)に建てられた河口湖町の文化財にも指定された門をくぐると、酒蔵が見えてきます。

「分かりにくい、ってお客さんによく怒られるんだよ」

と21代目の井出與五右衞門さんが苦笑い。

「井出醸造店」は江戸中期(1700年頃)に始めた醤油の醸造が前身で、ここ河口湖で酒造りを始めたのは江戸末期(1850年頃)になってから。16代目の時に富士山の水と河口湖の気候に着目し、酒造りを始めたそうです。

ちょうど酒蔵見学が始まる時間だったので、参加費500円を支払い参加させていただきました。その日参加したのは私と、名古屋から来たというご夫婦、外国の学生と思われる二人を連れた女性の3グループでした。多すぎず、少なすぎずちょうどいい人数です。

普段は覗けない製麹室≠ノもお邪魔しました!

普段は覗けない製麹室≠ノもお邪魔しました!
地図を見る

見学は井出さんが、写真やパネルを使って、お酒造りについて一から解説してくれます。この時期は既に仕込みを終えて蔵の中はがらんとしていましたが、一度に800kgの酒米を蒸す釜場≠竅A蒸した酒米を発酵させた麹を作る製麹室≠熹`かせていただきました。

この製麹室≠ヘ酒造りのキモ≠ニなる場所で、温度や湿度が徹底管理されている、いわば企業秘密の部屋。今回入れたのはラッキーでした。仕込みの時期になると、泊まり込みで麹師が数時間ごとに匂いや状態を確認するそうです。

できたお酒を熟成させる蔵にも案内していただきました。この日は汗ばむくらいの陽気だったのですが、蔵の中はひんやりと涼しく、ほのかに日本酒の甘い香りが漂っていました。

ここは博物館??江戸時代の美術品が、目の前に

ここは博物館??江戸時代の美術品が、目の前に
地図を見る

一通り蔵見学を終えると、井出さんが「自宅の見学もしていきますか?」とご提案。

はじめは何のことかと思いましたが、自宅も江戸時代から代官や高官を泊めていた由緒正しいお屋敷。丁寧に整備された枯山水のお庭もあり、座敷には見事な屏風や掛け軸が。どれも江戸時代のものだそうで、博物館にあってもおかしくないものばかりです。立派な刀も握らせていただき、(刃は外してありました)思わぬサプライズに感激しました。

最後はお待ちかねの試飲会

最後はお待ちかねの試飲会
地図を見る

興奮さめやらぬ状態で、待ちに待った試飲会です。テイスティングのコツを教えていただきながら、「甲斐の開運」を二種類、梅酒を一種類いただきました。

清洌な富士山の仕込み水のせいか、キレのある上品なお酒です。梅酒も日本酒で漬けこんだもので、甘すぎず男性でも美味しくいただけるかと思います。

その他にも大吟醸の酒粕を使った「大吟醸粕てら」や、「酒粕なまぷりん」など人気の酒粕スイーツも試食させていただきました。

お酒好きにはもちろんおすすめですし、お土産にもぴったりの商品がたくさんあります。

河口湖を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

<アクセス>
車:中央自動車道河口湖ICから10分
電車:河口湖駅より徒歩10分
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津8
TEL:0555-72-0006
*見学希望の際は要予約(所要時間約1時間)

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/05/01 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルjp<たびねす>

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ