アンコールワットまで6kmほど、ロイヤル・インデペンデンス・ガーデンに面したこのリゾート。クメールの伝統的な建築様式をベースにした、どこか懐かしい外観に心が安らぎます。エントランスにはシトロエンのクラシックカーがディスプレイされていて、レトロで洗練された雰囲気。
ロビーや通路には、アンティークのタンスやソファがさりげなく置かれ、落着いた印象です。アンコールの遺物をモデルにした仏像や彫像も、オリエンタルな気分を高めてくれます。
そんなロビーを横切るのが、足下にしつらえられた池。コイのような大ぶりの魚が泳ぐ中、ガラスで区切られたエリアから、小さなワニがお出迎え!野趣あふれる熱帯の息吹を感じられる一角です。
朝食は種類が豊富で、目移りしてしまうほど。定番のパンやパンケーキはもちろん、おかゆや、その場で作ってくれる汁ビーフンは絶品です。もちろん、南国ならではのトロピカルなフルーツや、それを利用したフレッシュジュース・スムージーもたっぷりと用意されています。
そんな中、ぜひバカンスを盛り上げるために味わいたいのが、スパークリングワイン。数種類のチーズや生ハムなどもそろっているので、おつまみを傍らに「朝からシャンパン」でリッチな気分も味わえます。
リゾート内の施設も充実。ブティックショップ、バーやレストランはもちろん、スパも完備。クメール流のマッサージだけでなく、フェイシャルや男性用のメニューも用意されています。「サービスを満喫したいけど、子どもがいるから…」という子連れ客にもうれしい、託児サービスも。遊具の豊富な専用のエリアで、ベビーシッターが見守ってくれるので安心です。
もちろん、定番のプールも素敵です。木々に囲まれた塩水プールは、エキゾチックな雰囲気。キッズエリアもあり、しっかり泳ぐのにも、プールサイドでのんびり過ごすのにも快適です。
特別感のある、細かなサービスも嬉しいところ。ウェルカムドリンクはココナツジュースにプルメリアの花を添えた一品。部屋や廊下のいたるところに咲く蓮の花にも癒されます。
ターンダウンサービスでは、毎晩チョコレートのサーブを受けられます。甘酸っぱいフルーツフレーバーを偲ばせたチョコは、とりこになる美味しさです。就寝前にベッドでチョコ、がくせになりそう…。
大規模なホテルや、安宿も楽しいアジアの旅ですが、歴史を感じさせるコンセプチュアルなリゾートの滞在もおすすめです。ここでの時間が、カンボジアにしかない特別な旅を彩ってくれることでしょう。
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