滑川のホタルイカが旨い理由も判る!富山「ほたるいかミュージアム」

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滑川のホタルイカが旨い理由も判る!富山「ほたるいかミュージアム」

滑川のホタルイカが旨い理由も判る!富山「ほたるいかミュージアム」

更新日:2015/09/11 11:17

井伊 たびをのプロフィール写真 井伊 たびを 社寺ナビゲーター、狛犬愛好家

富山湾のサファイアとも呼ばれる滑川市ご自慢の「ほたるいか」。今回ご紹介する「ほたるいかミュージアム」は、その「ほたるいか」を見て、触れて、食べて楽しめる、世界にひとつのホタルイカ専門の体験型ミュージアムだ。

ほたるいかの発光ショーが見られる「ライブシアター」や、深層水で飼育している富山湾の生きものと触れ合える「深海不思議の海」をはじめ、ほたるいかの生態や棲息する富山湾の神秘について楽しく学べる。

「ライブシアター」で観る「活きたほたるいかの発光ショー」

「ライブシアター」で観る「活きたほたるいかの発光ショー」

写真:井伊 たびを

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「ほたるいか」の旬は、立山の雪解け水が富山湾へ流れ込む早春のころだ。産卵のために集まり、青く美しい幻想的な光を放つ「ほたるいか」が、滑川に春の訪れを告げる。この「ほたるいか」が多く集まる富山県滑川市(なめりかわし)沖の海面は、国の「特別天然記念物」に指定されている。

こちらの「ライブシアター」は、当館のメイン施設だ。半円型の水槽と上映スクリーンからなる観客一体型のライブシアターだ。「ほたるいか」や「深海の生物」の神秘を、間近で体感できる発光ショーが随時開催されている。

毎年3月20日から5月末日までは、「ほたるいか」が実際に光る様子が観られる「活きたほたるいかの発光ショー」が開催され、シーズンオフの6月1日から3月19日までは、「龍宮ホタルの発光ショー」を観ることができる。ちなみに、「龍宮ホタル」とは、深海性発光プランクトンである。

幻想的な光を放つ「ほたるいか」は、富山湾のサファイアとも呼ばれる

幻想的な光を放つ「ほたるいか」は、富山湾のサファイアとも呼ばれる

提供元:株式会社 WAVE滑川

http://hotaruikamuseum.com/museum地図を見る

「ほたるいか」の寿命は12〜13ヶ月で、およそ一年。産卵期をむかえる早春に、「ほたるいか」はその一生を終える。ほたるいか1尾につき、約1万個の卵を持ち、4〜5回に分けて産卵する。

春から夏にかけて、水深50〜70m層で成長し、海流に乗り富山湾以北の沖合へ移動する。やがて冬を迎える頃、主に日本海沖の水深200〜300m層に生息している。10月頃から富山湾への移動がみられる。

そして、また早春のころ「成体期」をむかえる。オスは胴長4.0〜4.5cm、メスは胴長5.5〜7.0cmに成長する。オスは交接(子孫を残す行動)後、一生を終え、メスは「産卵期」に入り、海岸近くに浮上し産卵する。

ちなみに、滑川の「ほたるいか定置網漁」は、例年3月1日に解禁される。

「ほたるいか」はナゼ光る?

「ほたるいか」はナゼ光る?

写真:井伊 たびを

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「ほたるいか」はナゼ光る?だれもが、まず抱くそんな質問にも、サクサク答えてくれるのが、1階の開放的な展示ホールだ。

こちらでは、「ほたるいか」を中心に、イカや光る魚たち、富山湾の不思議についてわかりやすく紹介されている。さまざまな展示技術を駆使したバラエティ豊かな展示で、お子さまでも楽しく学べるのがウレシイ。

ところで、「ほたるいか」が光る理由には3つある。そのひとつは、腕の発光器を光らせて敵を威嚇する役目。二つめとしては、敵から身を隠すカモフラージュ効果。三つめとしては、仲間同士のコミュニケーションツールとなっている。

「深海不思議の泉」で「深層水」に触れてみよう!

「深海不思議の泉」で「深層水」に触れてみよう!

写真:井伊 たびを

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「深海不思議の泉」とは、富山湾の深層水で、深海の珍しい生きものを飼育しているタッチプールだ。泉の中の生きものに、自らの手で触れることができ、間近で見てじっくりと観察することができる。ここでは、写真撮影もOKだから、お子さまがイソギンチャクや珍しい魚と、戯れている楽しいスナップ写真など、記念に撮ってみてはいかがだろう?

ところで、一般に「深層水」とは、水深200m以上の海水のこと。滑川沖の水深333mより取水されているこちらの「深層水」の、冷たさと清浄さを体感することが、「深海不思議の泉」での大きなチャレンジポイントだ。

もちろん、こちらでは「ほたるいか」の旬の頃(3月20日〜5月末日)には、活きた「ほたるいか」にも触ることができる。自分の目で、自分の手で観察することができる貴重な機会だろう。絶対にお見逃しなきように!

大パネル「ホタルイカ大解剖!」は必見だ!

大パネル「ホタルイカ大解剖!」は必見だ!

写真:井伊 たびを

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また、1階の展示ホールの壁面には、「ホタルイカ大解剖!」という大パネルが掲げられている。「ほたるいか」の生態が楽しく、くわしく学べるオススメのパネルだ。海の宝石「ほたるいか」の、体のしくみをはじめ、体内のしくみ、発光の謎、不思議な行動の4つの秘密を貴重な顕微鏡写真や、かわいいイラストを使い、お子さまにもわかりやすく解説されている。このパネルを通して「ほたるいか博士」をめざしてみてはいかがだろう!

最後に・・・当館にはイギリスのBBC放送も取材にくるという!

こちらへ訪れるのは、「ほたるいか」の旬である春がベターだろう。見てよし、触ってよし、食べてよしの三拍子がそろっているからだ。だが、オフシーズでも楽しめる展示内容になっている。

2階の「ミュージアムギャラリー」では、「ほたるいか」に関わる歴史や文学、「ほたるいか漁」の仕組みや、「ほたるいか海上観光」の様子などが紹介されている。富山湾沿岸で見られる不思議な現象、「ホタルイカの身投げ」についても、こちらのギャラリーで詳しく学ぶことができる。ちなみに、「ほたるいか海上観光船」は、予約売り出しと同時に売り切れるほどの人気があるとか。

柔らかいワラで編んだ定置網で、近海漁する「滑川ホタルイカ」が旨い!ワケもこのギャラリーで合点がいく!姿が美しくキトキトの「ほたるいか」がいただけるワケだ!
ちなみに「キトキト」とは、富山弁で新鮮という意味だ。

また、館内のパノラマレストラン「光彩」では、旬時期に限って「ほたるいか料理」が、富山湾の大パノラマを眺めながら楽しめる。さらに、おみやげマーケットも覗いてほしい!滑川海洋深層水商品が充実し、ほたるいか加工品も人気だ!

さらに、富山湾側には「足湯」の施設もある。雄大な富山湾を見渡せる「深層水の足湯」は、冷・温二種類を交互に楽しめるオススメの「足湯」だ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/08/17 訪問

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