写真:市川 芽久美
地図を見るアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスから車で約2時間、パンパと呼ばれる大草原が広がる広大な景色が見えてきます。
『エスタンシア・ラ・カンデラリア(Estancia La Candelaria)』 は、そんな草原の中にある100ヘクタールの大農場。石で作られた素朴な門をくぐり、更に車を進めていくと、綺麗に手入れがなされた立派な馬に乗ったガウチョ(カウボーイ)が出迎えてくれます。
ここは、今でもガウチョが牧場や馬を管理しながら、訪れた人達に様々な馬術を披露したり、乗馬体験のコーチもしてくれます。
ポロクラブもあるこちらの施設、鍛えられた素敵な馬たちも自慢です。
写真:市川 芽久美
地図を見るこちらのエスタンシアには、200種類もの植物が植えられた広大な庭園があり、地主のお城はその庭園の中に建てられています。250年前のものとは思えほど綺麗なお城は、外装も内装も驚きの美しさです。
現在は、ホテルとして一般開放され、当時の優雅な暮らしを体験できる、アルゼンチンの貴重な宿泊施設となっています。
ラ・カンデラリアの客室は、当時の優雅な暮らしを思わせるゴシック調のアンティーク家具や、大理石のバスルームを備えた豪華なスイートルーム。
城内は、シャンデリアなどのヨーロッパの調度品や家具に加えて、東洋スタイルの装飾品が上品にミックスされた、ユニークなお屋敷です。
部屋の窓から、池や教会、広い庭の中で乗馬を楽しむ人々の姿を眺めていると、まるでスペイン統治時代にタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。
写真:市川 芽久美
地図を見る建物などの施設だけでなく、当時の衣装を着たスタッフや行き届いたサービスも、植民地時代の雰囲気を楽しませてくれるエッセンスになっています。
チェックインの際やお茶の時間には、白いワンピースを着た女性スタッフが、アルゼンチン名物のエンパナーダ(チーズやお肉がはいった揚げパン)を、コーヒーや紅茶とともにサービスしてくれます。
そして、広い敷地内も親切に(ちょっと自慢げに!?)案内してくれるんです。
写真:市川 芽久美
地図を見るここで楽しめるアルゼンチンスタイルの食事とワインは、バラエティー豊か。
名物の焼肉料理『アサード』と豊富な種類のアルゼンチンワインを、広い倉庫を利用したダイニングや野外バーベキューで楽しめます。
週末には、ガウチョの音楽やダンスのショー付きで、更に楽しく食事の時間を堪能できるので、ぜひ時間の調整ができれば、土曜日を含めて訪れるのをお勧めします。
結婚式などの式場としても人気が高いこちらのお城のホテル。
お城をはじめ、馬車や馬が走る敷地内は、至る所がフォトジェニックな素敵な場所です。
宿泊する時間の無い方は、ブエノスアイレスから日帰りで訪れる事も可能。ランチがてら、この素敵なエスタンシアとアルゼンチン料理を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
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(2023/12/3更新)
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