世界遺産のコトル!旧市街の町並み&城壁から見渡す絶景を満喫しよう

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世界遺産のコトル!旧市街の町並み&城壁から見渡す絶景を満喫しよう

世界遺産のコトル!旧市街の町並み&城壁から見渡す絶景を満喫しよう

更新日:2018/05/07 21:10

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

アドリア海を挟んで、イタリアの対岸に位置するモンテネグロは旧ユーゴの国の一つ。その中の、コトル湾の最奥に位置しており世界遺産に登録されているコトルの町は、複雑な海岸線と背後に迫る山の狭間で、古くから城塞港湾都市として栄えてきました。山に沿って築かれた城塞が残り、石畳の路地が走る旧市街には豪華な歴史的建造物や美しい教会が建ち並びます。コトル湾沿いの遊歩道からの眺めも素晴らしいコトルをご紹介します。

コトルの旧市街、石畳の路地と豪華な歴史的建造物に魅了される

コトルの旧市街、石畳の路地と豪華な歴史的建造物に魅了される

写真:Hiroko Oji

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アドリア海沿岸で、中世の古い町並みが良く保存されたユネスコの世界遺産であるコトルの町並みは、細い石畳の路地が縦横に走り、その両側に歴史的建造物が建ち並んでいます。統一された赤茶色の屋根に白っぽい石造りの建物がぎっしり続く様子は美しいばかりの眺めです。

コトルの旧市街、石畳の路地と豪華な歴史的建造物に魅了される

写真:Hiroko Oji

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旧市街には、複雑に入り組んだコトル湾の最奥にあるコトル港を利用し、貿易によって豊かになった商人たちが築いた美しく立派な館が今も残されています。特によく保存されている石造りの館の入り口にはえんじの小さな旗のような布の名前入り表示があり、今はホテルやレストラン、博物館などが入り、見て歩くだけでも楽しめます。写真は17世紀に建てられたピマの館です。

コトルの旧市街、石畳の路地と豪華な歴史的建造物に魅了される

写真:Hiroko Oji

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また、正門を入ったところにある中心広場では、1602年建造の大時計のある塔が存在感をアピール。石畳の上にレストランのテラス席が拡げられ、観光客で賑わっています。

絶景が待っている城壁へ上ってみよう!

絶景が待っている城壁へ上ってみよう!

写真:Hiroko Oji

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旧市街の北東には、レリーフのある門があり、総延長4.5kmの長さをほこる古代の城壁へと導いてくれます。城壁は旧市街の背後の山に沿ってそびえ、頂上には城跡が、中腹には15世紀に建てられた救世処女教会が建っている姿を、旧市街からも見上げることができます。

絶景が待っている城壁へ上ってみよう!

写真:Hiroko Oji

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門をくぐり、上り始めて10分ほどで小さな救世処女教会に到着します。ここからの眺めだけでも、コトル湾が見渡せ、三角の形に突き出した旧市街の町並みを見下ろすことができ大変素晴らしいの一言! 赤い色の屋根を持つ家並みが続き、山の斜面に育つ糸杉が所々に色を添えています。が、ここまで来たなら、ついでに頂上まで行ってみませんか?

絶景が待っている城壁へ上ってみよう!

写真:Hiroko Oji

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教会から城壁伝いにさらに上って行くと、廃墟となった城跡を越えて30分ほどで頂上に辿り着きます。途中何か所か左右に分かれるところもありますが、どちらに進んでも辿り着くのは同じ所。頂上にも旗がひらめく廃墟となった城跡が広がり、コトルの町とコトル湾、さらには対岸の山並みに近郊の町・・・素晴らしい風景が一望のもと。荒れたままの頂上にはお店やレストランなどはありませんので、飲み物などの用意は出発する前に整えておきましょう。

旧市街に散在する見所

旧市街に散在する見所

写真:Hiroko Oji

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旧市街にはたくさんの見どころがあります。その中でも注目は、スヴェタ・ニコラ広場に面する、1195年に建造されたセルビア正教会の聖ルカ教会です。2度の大地震にも耐えた頑丈な石造りで、ロマネスク様式の建物。内部には、金色に輝く多くのイコン(聖画)が飾られています。半分しか残されていないフレスコ画も見逃さないでくださいね。

旧市街に散在する見所

写真:Hiroko Oji

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スヴェタ・ニコラ広場に面するもう一つの大きな教会は聖ニコラ教会。1909年に創建され正教教会で、もともとここには1540年にドミニカ会修道院が建てられていたのですが1896年の火災で焼失してしまったとのこと。広い教会内には金や銀のイコンがたくさん並んでいます。

旧市街に散在する見所

写真:Hiroko Oji

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18世紀に建てられたバロック様式の館・グルグリナ宮殿を利用した海洋博物館では、1764年ごろの地中海の海図をはじめ航海具、16世紀から18世紀のガレオン船の模型、たくさんの銃器、装飾品や衣装など様々な展示が見られます。

<海洋博物館の基本情報>
住所:Trg Grgurina, Kotor
開館時間:(9〜6月)8:00〜18:00ただし、日曜日は9:00〜13:00 (7・8月)8:00〜14:00&18:00〜23:00ただし、日曜日は9:00〜13:00

観光の目玉、聖トリプン大聖堂

観光の目玉、聖トリプン大聖堂

写真:Hiroko Oji

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見所がギュッと凝縮した旧市街の観光の目玉は、なんといっても1166年に建てられたロマネスク様式の聖トリプン大聖堂。2度にわたる地震で被害を受け、バロック様式の堂々と正面に聳える双塔は、地震後に加えられました。

観光の目玉、聖トリプン大聖堂

写真:Hiroko Oji

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塔以外は創建当時の形をとどめており、古いフレスコ画が身廊と側廊に架かるアーチに残っています。また、15世紀の主祭壇は、スイスのバーゼルで造られた上部とコトルの金細工師によって造られた下部で構成されています。

観光の目玉、聖トリプン大聖堂

写真:Hiroko Oji

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奥の2階には聖遺物展示室があり、金色に輝く聖具の数々や古書、釣鐘などが展示されています。又、繊細なレリーフの柱頭を持つ柱やアーチ、809年にベネツィアの商人によってコンスタンチノープル(現イスタンブール)から運び込まれた絵画や宝飾品、衣装なども見ることができます。

<聖トリプン大聖堂の基本情報>
住所:Trg Sv. Tripuna, Stari grad, Kotor
電話:+382-32-336-242
開館時間:9:00〜13:00&17;00〜22:00(冬期は〜19:00)
アクセス:旧市街正門を背に右前方へ100メートルほど

コトル湾沿いの遊歩道を散歩してみよう!

コトル湾沿いの遊歩道を散歩してみよう!

写真:Hiroko Oji

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旧市街を満喫したら、コトル湾に沿って遊歩道を歩いてみませんか?

湾に向かって左方向へと進んでいくと、U字型の底になる地域を隔て、コトルの町が麓に小さく見える背後の山並みを見通せる対岸へと続きます。海の水が澄み切って、底の石までもはっきり見えるほどの素晴らしい透明度!夏なら海水浴を楽しむ姿が見られます。また遊歩道に沿って小さな宿泊施設も建ち並びますので、このあたりで宿泊して海水浴を楽しむのもよいでしょう。

コトル湾沿いの遊歩道を散歩してみよう!

写真:Hiroko Oji

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また、右方向へ進むと、湾沿いにレストランが建ち並び、泳いだり砂浜で日光浴する人々の姿も見られます。さらに進んでいくと、素敵な小さな町へも通じます。

日帰り観光では物足りないかも?

世界遺産のコトルの町は、旧市街だけでなく、背後の山に続く城壁、コトル湾沿いの散策や海水浴など楽しみ方はたくさんあります。隣国の世界遺産ドブロヴニクからもローカルバスに乗って日帰りで訪れることは可能ですが、それでは物足りなくさえ感じることでしょう。またコトルから日帰りで訪れることができる小さな町や村もあり、コトルを起点に観光を充実したものにできます。ぜひ日程に余裕を持たせて宿泊されることをお勧めします。

掲載内容は執筆時点のものです。 2007/08/06−2012/12/29 訪問

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