台湾にも数多い世界遺産級観光地を訪問すると、今度は逆にホッとするような観光地を訪ねてみたくなるのではなかろうか。台北は、超一級の観光地ばかりでなく、市民が憩う安・近・短観光地でも宝庫だ。象山を散策すれば、B級グルメにも似た抵抗できない魅力に惹かれることだろう。
MRT象山駅を出ると、土曜の午後か、日曜の朝にぶらっと訪ねたような雰囲気の中強公園。象山を背景に歩いていくと、まったりとした雰囲気に癒されるだろう。
5分ほど中強公園をそぞろ歩くと、象山自然歩道の入口だ。自然歩道だが、ほとんど石の階段で、急な登りもある標高180メートルほどの小山だ。
お目当ての台北101や台北市街の絶景を楽しみながら、ゆっくり登ろう。登り口の休憩所では、お茶やコーラなども売っているので一息入れよう。ここでは、のんびりと急がず一休み、がまったり感にふさわしいだろう。
登り始めると、ビルの間で台北101が見え隠れする。やがて台北101が下のビル群の上へ伸びて行く。最後に全く遮るものがなくなり、台北101全体が見渡せるだろう。
頂上には、休憩用東屋があり、家族ずれやカップルがのんびりと過ごす。この東屋をなぜか懐かしく感じることだろう。この雰囲気にはまり込んで、ゆっくり休憩、絶景を堪能しよう。
象山から眺める台北101は台北一の絶景。台北市街もよく見える。頂上が近づくと、少し急こう配の場所もある。無理せずゆっくりがキーワード。頂上での一休みと絶景が最高のご褒美だ。お茶でも飲みながら、甘いものを口に入れ、台北市内を眺める大パノラマを堪能してほしい。
象山はMRT淡水信義線の終点にある。自然歩道散策の後、時間があれば、台北101に行ってみるのもオススメ。歩いても15分程度で、MRTで一駅戻ると台北101だ。
MRTで行ける観光スポット象山、台湾市民お気に入りの隠れた憩いの場だ。安・近・短でもコストパフォーマンスが高いのが、象山散策。
世界遺産クラスの観光地が最高のごちそうなら、象山は言わば最高のデザートか、極上のウーロン茶だ。そんな象山散策へ出かけてみてはいかだろう。
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(2023/12/6更新)
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