正式には鰐鳴八幡宮(わになきはちまんぐう)と言います。
大分県の宇佐八幡宮から八幡さまを御勧請の際、ここ山口市の鰐石(わにいし)というところから御上陸されました。
神様をお慕いして従ってきた鰐(当時の海上生活者)は、ここで鳴(泣)いて別れを惜しんだといい、その故事により「鰐鳴八幡宮」となったそうです。(鰐鳴八幡宮HPより)
今は山口市の小鯖にあることから、通称・小鯖八幡宮として親しまれています。
この神社の参道は長くて、約200メートルあります。
参道の両側に彼岸花がびっしりと咲いた風景は圧巻で、山口県内最大の彼岸花スポットとなっています。
赤色が際立つ彼岸花。
見頃は、やっぱりシーズン前半の咲き始めがおすすめでしょうか。
もちろん、すべてが咲き開いた後半でもとってもきれいなのですが、どうしても傷んだ花が混ざってきてしまうんですよね。
艶やかで新鮮な赤色を楽しむのであれば、つぼみ混じりの時期の方が良いかもしれません。
ここ、例年では9月20日〜30日の間で見頃をむかえています。
その年の気象条件で開花が前後していますので、事前に鰐鳴八幡宮に問い合わせて状況を確認されてから出かけられてはいかがでしょうか。(MEMOの「鰐鳴八幡宮HP」に掲載のお問い合せのページをご参照ください。)
山口市内、防府市内から車で15分程度。
中国地方でも有数の彼岸花スポットですから、シーズンともなると大勢の方々が見物に訪れます。
駐車場もありますが、そんなに多くは入れませんので、時間と気持ちにゆとりを持って出かけられることをおすすめします。
県道21号線沿には「鰐鳴八幡宮」の看板がありますので、すぐにわかると思います。
JR山口線「山口駅」から車で30分
中国自動車道山口ICから車で10分
山陽自動車道防府東ICから車で20分
写真がお好きな方やカップルのお二人には、夜の訪問もおすすめなんです。
昼間は大人気で混雑するこちらも、夜になると誰も居ませんのでほぼ貸し切り状態になるかも。
静かで真っ暗な夜の参道散策は、昼間と違った雰囲気を味わうことが出来ます。
彼岸花の妖艶さが倍増すること間違いなしですよ(笑)
彼岸花で有名なスポットですが、普段は田舎の田園風景の中にある小さな神社です。
ちょうど稲刈りのシーズンにも重なりますので、マナーを守った見学をお願いできればと思います。
この記事の関連MEMO
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(2023/11/29更新)
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