写真:桜木 小春
地図を見る聞いたことはあるけど実際にどんなものか?普段は高級和菓子の材料として使われているのであまり目にしたことがないかもしれません。
和三盆とは香川県や徳島県のごく一部の地域でのみ生産されている希少な砂糖です。精糖の作業が複雑で砂糖としては最も高価なもので、現在でも手作業で作っています。少々、お値段が高いために香川県民も普段は口にすることが少ないのです。
いわゆる、高級な和菓子として位置づけられています。
この和三盆糖を固めた落雁のような可愛らしいお菓子が「三谷製糖」では販売されています。
海岸沿いの道にひっそりと佇む高級料亭のような入り口に最初は驚くのですが店内はとてもあたたかい雰囲気の小さなお店です。
写真:桜木 小春
地図を見る店内に入るとお店の方がお茶と和三盆を無料で出してくれます。小さな花びらの形をした和三盆をいただくとスーッと口の中でとろけて、その甘さがとても上品な味です。一粒ずつ手のひらの上で和三盆のかわいい形を確認して食べると幸せな気持ちになれます。
写真:桜木 小春
地図を見る床の間には可愛らしい和三盆がたくさん置いてあります。どれを買おうか迷ってしまいます。お土産に便利な小箱に入った500円ぐらいの商品も販売されています。季節限定のお月見、雛祭り、鯉のぼり、七夕、鏡もちなどなど。この時期にしか買えないものもあります。
写真:桜木 小春
地図を見るあたたかい間接照明の光に包まれた店内は、小さな小物が所狭しと置いてあります。かわいらしい生け花が飾ってあったり、お店の奥には、古い昔の生活用品の火鉢や鉄瓶、箪笥(たんす)が置いてあります。和風の風情あるお茶屋さんのような雰囲気が漂っています。
「三谷製糖」は、国道11号線沿いにあり、香川県と徳島県を結ぶ道のため、両方を観光したい方にはオススメの場所です。
また脇道を抜けてスリルを味わいたいなら県道1号線もオススメです。日本の道100選に選ばれている道で、徳島県板野町大宮から香川県の国道11号線と繋がる区間は、道幅は狭く、カーブも連続する道ですが、展望台からは瀬戸内海の絶景が見られます。運転に自信のある方は通ってみてください。
また、源平合戦の時に屋島へ向かう源義経の軍勢が通ったと言われている道でもあり、歴史好きの方にもオススメの場所です。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/29更新)
- 広告 -