名勝百景「富士山御胎内清宏園」で晩秋の溶岩地帯を探訪

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名勝百景「富士山御胎内清宏園」で晩秋の溶岩地帯を探訪

名勝百景「富士山御胎内清宏園」で晩秋の溶岩地帯を探訪

更新日:2015/09/14 14:30

佐久田 隆司のプロフィール写真 佐久田 隆司 孤高のアウトドアライター、ネイチャーカメラマン

富士山麓に位置する「富士山御胎内清宏園(ふじさんおたいないせいこうえん)」は静岡県の名勝百選に選ばれ、さらに園内にある「印野の溶岩隧道」は国の天然記念物に指定されています。富士山の噴火とともに出来上がった溶岩地には様々な植生が見られ、晩秋の紅葉美も素晴らしい景勝地です。野鳥観察もできます。

富士山の大噴火とともに出来上がった溶岩地帯

富士山の大噴火とともに出来上がった溶岩地帯

写真:佐久田 隆司

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「富士山御胎内清宏園」は1707年の富士山の大噴火により、10万平方メートルの溶岩大地で構成され、乳房状の溶岩鍾乳や奇岩・奇石がなどが立ち並ぶ見どころたっぷりなところです。園内を巡る遊歩道は起伏の少ない快適なもので、独特の植生や野鳥の森などが次々現れ、ご家族連れでも飽きさせることなく楽しめる内容になっています。

印野の溶岩隧道を探索する

印野の溶岩隧道を探索する

写真:佐久田 隆司

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「富士山御胎内清宏園」にある遊歩道の順路を巡ると、安産の守り神「胎内神社」が祭られる横に、複合溶岩樹型の「印野の溶岩隧道(いんののようがんずいどう)」があります。長さ155mのU字型の溶岩隧道が人間の胎内構造に似ていることから、この「富士山御胎内清宏園」の名前の由来にもなっています。
現在はこの隧道内を探索できるようになっていますが、非常に狭く腹ばいになる場所もあるために、汚れても良い服装を持参すれば隧道内すべてをたどれるでしょう。照明はなく、入り口で販売するローソクか懐中電灯を持参するのを忘れないようにしましょう。
※写真は 印野の溶岩隧道

溶岩台地の自然景観が晩秋を彩る

溶岩台地の自然景観が晩秋を彩る

写真:佐久田 隆司

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「富士山御胎内清宏園」では野鳥がたくさん生息しています。標高も700mほどあるのでバードウォッチングのためにわざわざ遠くから訪れる方も多く、2000種をこす高山植物が茂る素晴らしい自然景観を見せています。特に初秋から晩秋にかけての園内は淡い紅葉の赤で埋め尽くされ、一般的な紅葉と一味違うエレガントで繊細な色彩に包まれます。落ち葉を踏みしめる自然のBGMとともに富士山麓の秋を満喫してはいかがでしょう。

富士山の大地創造に驚愕する

動画:佐久田 隆司

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「富士山御胎内清宏園」の遊歩道を巡回すると驚きの連続です。多彩な苔から、樹木の植生、溶岩の造形美、四季折々の美しさと語りつくせません。特に晩秋の彩は赤だけでは言い尽くせない素晴らしいグラデーションと、端々に覗く雄大な富士山の借景で日本の秋をまざまざと描き出してくれます。
JR御殿場駅からは直行バスが出ているうえに、駐車場も完備されていますからアクセス面にも問題はないでしょう。
※動画には「富士山御胎内清宏園」の様子を収めてあります。

隣接する「富士山樹空の森」も家族連れは必見の場所

隣接する「富士山樹空の森」も家族連れは必見の場所

写真:佐久田 隆司

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「富士山御胎内清宏園」の隣には「富士山樹空の森(ふじさんじゅくうのもり)」があり、広大な敷地を開放しています。ここでは目の前の雄大な富士山を眺めながら、様々なスポーツ企画やイベントが開催される一方、桜の散歩道、パークゴルフ場、斜面を滑り降りる・冒険の丘、屋根付きのまるびドーム、さらにふれあい広場などファミリーが休日を過ごすには最適な設備も整っています。
さらにビジターセンターでは、270インチの富士山天空シアターを使って富士山の四季や自然の成り立ちを紹介しているので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

たぐいまれな自然景観をその目で確かめる

「富士山御胎内清宏園」はまさに大自然が造り上げたアミューズメントパークです。印野の溶岩隧道では溶岩のすごさを直に肌で感じ取れるうえに、大自然のすごさを実感できます。様々な植生に触れながら過ごす秋のひと時を、周辺施設と合わせてぜひ堪能してはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/24 訪問

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