新感覚のタイ料理「ベンジャロン」の宮廷料理は王室もブラボーっ!

新感覚のタイ料理「ベンジャロン」の宮廷料理は王室もブラボーっ!

更新日:2018/07/26 09:27

沢木 慎太郎のプロフィール写真 沢木 慎太郎 放送局ディレクター、紀行小説家
フードコートもいいけれど、せっかくタイにまで観光で来られたなら、“宮廷料理”と呼ばれる最高峰のタイ料理を味わいたいもの。そこでおススメはバンコク屈指の名門ホテル「デュシタニ・バンコク」にある高級レストラン「BENJARONG(ベンジャロン)」。デンマーク人シェフが手がける新感覚の料理はタイ王室を驚かせるほど斬新!タイ料理の伝統を残しつつ、西洋のテイストをコラボした究極の宮廷料理を楽しみませんか?

豪華なシャンデリア!ふかふかのじゅうたん!居心地のいい高級レストラン

豪華なシャンデリア!ふかふかのじゅうたん!居心地のいい高級レストラン

写真:沢木 慎太郎

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高級レストラン「ベンジャロン」があるのは、バンコク屈指の名門ホテル「デュシタニ・バンコク」の1階。気品が漂うレストランに入ると、天井には豪華なシャンデリアが上品に輝き、床にはふかふかのじゅうたん。店内は厳かながらも落ち着いた雰囲気が漂い、まるでシックなバーで過ごしているよう。
窓の外には涼しげな滝が流れ落ち、まさに絵に描いたような素敵なお店です。

これがタイ料理!?奥深く、繊細な味つけ、美しい飾りつけに感動!

これがタイ料理!?奥深く、繊細な味つけ、美しい飾りつけに感動!

写真:沢木 慎太郎

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さて、こちらが宮廷料理。厳選された食材を使い、手間ひまをかけて作られた料理は上品で繊細な味。タイ料理は辛いことが特徴ですが、宮廷料理はマイルドな味付けで、「タイ料理は辛くて苦手」という方も楽しむことができます。

また、芸術的な美しい飾りつけも、宮廷料理の特長。見た目で魅了され、さらに味で大満足。タイの王宮ではぐくまれてきた宮廷料理は、タイの美しさを代表する品であると言ってもよいでしょう。

こちらは魚料理ですが、白身魚のサクサクとした歯触りや味つけがたまらない。見た目よりも薄い味つけなのですが、その独自性にびっくり!タイ料理って、こんなに奥深く、繊細な味つけがあったのかと驚かされます。野菜の一つひとつに至るまで、さらには独特な甘みと辛みを加えたチリソースと、どれもスパイスとハーブのバランスが素晴らしく、一口食べただけで魅了されます。

あらゆるエンターテインメントを凝縮!究極のタイ料理が楽しめる!

あらゆるエンターテインメントを凝縮!究極のタイ料理が楽しめる!

写真:沢木 慎太郎

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宮廷料理は、その名前の通り宮廷で食べられていた料理のことですが、フランス料理のフルコースのように一品ずつ出されます。
前菜からメインディッシュまで細かく組み込まれ、それはまるで料理の交響曲。「タイ料理」と「宮廷料理」の厳密な違いというものはないのですが、食材にこだわり、味だけでなく見た目にも最大限の気を配り、さらに洗練された食器に盛りつける料理が「宮廷料理」です。

こちらはメインディッシュの一つである大エビ。ぷりぷり感はもちろんですが、2種類のソースがとても絶妙な味わい。ホワイトソースはかすかな甘みを香らせ、豆を使ったグリーンソースはピリッとした辛さの後に甘みが広がります。

野菜も実においしい。わずかに見える茶色のソースは味噌のように見えますが、まったく別の味で、マイルドな甘さ。野菜とよく合います。

また、お店の由来にもなっているタイの高級陶器ベンジャロン焼きの器も見事。あらゆるエンターテインメントを凝縮した究極のタイ料理は、実に素晴らしい。

デザートも格別な味わい!

デザートも格別な味わい!

写真:沢木 慎太郎

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すべての料理を食べ終えると、最後に運ばれてくるのがデザート。こちらもお洒落なベンジャロン焼きの器に盛りつけられているのですが、食べてしまうのがもったいないほど可愛くとても上品です。マンゴーシャーベットの味わいも格別で、ハチミツが甘く染み込んだシフォンケーキや自家製の生クリーム、ココアパウダーの香りを楽しむことができ、味わい以上に精神的な満足感が得られます。

安らぎに満ちたテラス席!夜はバータイムでさらにリラックス

安らぎに満ちたテラス席!夜はバータイムでさらにリラックス

写真:沢木 慎太郎

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素敵な宮廷料理を味わった後は、お店の中庭を散歩しませんか?
冒頭の写真で、涼しげな滝が流れ落ちているのをお見せしましたが、こちらがその滝。

いかがですか?ベンジャロンのテラス席は、都会の谷間と思えないほど自然にあふれ、とても優雅なひとときを過ごすことができます。
ここは夜になればバーとして楽しむことも可能。さすが、名門ホテル「デュシタニ・バンコク」の高級レストランです。

おわりに

いかがだったでしょうか?
タイの高級陶器ベンジャロン焼きの名を冠し、王室や政財界要人から長く愛され続けている高級タイ料理レストラン「ベンジャロン」。

2014年にデンマーク人シェフ(モートン・ニールセン氏)を迎え、それまでのメニューやレストランの内装までも一新!ワインやウイスキーなどにも合う洋風のテイストとしながらも、しっかりと正当なタイ料理としてまとめあげているところが最大の魅力です。五感だけでなく、六感にも働きかける斬新なタイ料理は、どんな美食家もうならせるほど。

また、これほど格式高い店でありながら少しも気取ったところがないのが何よりも素晴らしい。大切な友人や恋人と一緒に、あるいはご夫婦で、さらには一人旅の方など、あらゆる方に筆者が自信を持っておススメできる素敵なレストランです。

また、お店のあるホテル「デュシタニ・バンコク」については別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方はリンクからのぞいてみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/08/02 訪問

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