写真:村井 マヤ
地図を見る瀬戸内海の美しい島々を巡ることができる「のっとこクルーズ」は、三原港を出港する4つの航路と、三原よりJR呉線で一駅の須波駅付近の須波港を出港する1航路を合わせて5つの航路。
今回は、三原港から佐木島の鷺港、因島の二つの港、と生名島(愛媛県)までの航路をご紹介します。この航路は、通常なら片道1260円(往復2500円)の運賃ですが、「のっとこクルーズ」を利用されるとわずか1000円で約1時間20分の船旅となります。
運航会社は、土生商船株式会社です。三原港の窓口で切符を購入して下さい。出港時間間際にアナウンスがありますので、桟橋の指定の乗り場で船をお待ちくださいね。運航会社によっては、船の中で運賃を払うようになっています。
三原発の航路は、以下の4航路です。料金等は下記MEMOを参照。
1.三原〜重井港(尾道市因島):約1時間20分
2.三原〜土生港(尾道市因島):約1時間20分
3.三原〜瀬戸田港(尾道市/生口島):約1時間
4.三原〜瀬戸田港(尾道市/生口島):約1時間
以上の航路のうち、今回ご紹介する2番の航路のポイントは、通常だと2500円のところを「のっとこクルーズ」だと1000円というお得感と、3つの島の港に立ち寄れるという点も注目の航路!途中沢山の島々を見ることができますよ。
写真:村井 マヤ
地図を見る桟橋で船を待っていると、ほぼ時間通りに高速船がやってきます。
写真の左側の低い所が客室です。また真ん中の高い部分が操縦席のある部分で、左側のデッキの部分にも客席があります。大抵の方は、乗船されたらエアコンの効いた前方客室に行かれますが、景色を楽しみたい方、すぐ船を降りる方は、後部デッキ席に座られるようです。
季節が良ければ、デッキ席で瀬戸内海の風景を楽しみましょう。約1時間超で途中下船もできませんので、お手洗いなどは乗船前に。また、飲み物などを港で購入しておきましょう。
三原港には、「みはらまちづくり兎っ兎」という特定非営利活動法人によって運営されているお店があります。パンやお菓子、またお土産などもご購入いただけます。
写真:村井 マヤ
地図を見る三原港を出港して、30分もすれば因島です。因島や平山郁夫画伯の故郷生口島は広島県ですが、目と鼻の先の生名島は愛媛県になります。もう四国!って驚かれるかも知れませんが、こんなに近くで愛媛県の島々を見ることができるのも船旅の醍醐味ですね。
しまなみ海道の橋の上や、島々の山頂からは瀬戸内海の多島美が眼下に広がって圧倒される美しさ!でも、船上から見る瀬戸内海の島々もまた一味違って面白い眺めなのです。
例えば写真の無人島などは、よーく見ると島の側面に波による浸食で開いたのか穴があったり、じっくり観察していると興味深く、なんだか可愛い島。他の島も海から眺めると一味違います。
写真:村井 マヤ
地図を見るまた、船ならではの眺めとしては、通常なら上から眺める所を、今度は下から眺める面白さ!
写真の橋は、因島と生口島を結ぶ生口橋です。高速船で、橋の下を航行すると迫力満点の橋の写真も撮影できます。
もし見逃したりシャッターチャンスを逃しても、今回ご紹介する航路ですと、もう一度橋の下を通りますので大丈夫!
船旅の魅力の1つは、いつもと違う視点で建物などを眺めることができる点ではないでしょうか・・。
写真:村井 マヤ
地図を見るデッキ席にいると潮風と太陽の容赦ない洗礼を浴びますが、その風が心地よく、キラキラ光る水面を見ていると自ずと呼吸が深くなっているのを感じるでしょう。
そこには、瀬戸内海の島々が浮かび、「のっことクルーズ」以外の方には日常の当たり前の風景が広がっているのです。普通に乗り降りする人たちを尻目に、ただ気ままな船旅を楽しむって贅沢なことではありませんか?たった1時間の船旅で、リフレッシュできること間違いなしですよ。
「のっとこクルーズ」の魅力は、ただ船に乗っているだけで、美しい風景をたっぷり堪能し、三原港に戻って来られる楽ちん船旅ができる点。美しい瀬戸内海の風景と潮風を浴びながら、船に乗っていると、随分遠くを旅している気分も味わえます。三原観光で、ちょっと時間があるなって時には是非「のっとこクルーズ」を!
目的のある船旅としては、「瀬戸内ホッピングパス」がおススメ!瀬戸田までの往復の乗車券と「耕三寺博物館」入館券、「平山郁夫美術館」入館券がセットになったお得な旅。詳しは、三原駅にある「うきしろロビー」(一般社団法人 三原観光協会)及び下記MEMO参照。
今回の「のっとこクルーズ」のその他のコースも魅力的です。お時間が合えば2つの航路を旅してみても良いのでは・・。マルト汽船高速船「瀬戸内ホッピングパス」(三原港発着)
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(2024/12/14更新)
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