写真:Hiroko Oji
地図を見る南ドイツ一帯に広がるバイエルン地方に、美しいフレスコ画が民家の壁を飾る町オーバーアマガウ(Oberammegau)がひっそり佇んでいます。町外れには、お馴染みの童話が外壁を飾るお家たちが目を楽しませてくれます。狼に話しかけられている赤ずきんちゃんやベッドに横たわっているおばあさん、ヘンデルとグレーテルの兄妹二人が魔女にとらえられたりやっつけたり、さらには7匹のこやぎにブレーメンの音楽隊・・・。この一角だけでも見応えたっぷりなオーバーアマガウの町並みです。
写真:Hiroko Oji
地図を見るこのオーバーアマガウの町の中心地へは徒歩10分ほどの所に鉄道駅とバスターミナルがあります。駅からは徒歩2〜3分、近道をすれば1分のロケーションにあるのが、ゲステハウス・リヒター(Gaestehaus Richter)。玄関先やお庭にはお花が溢れるように咲き誇る美しい3階建ての建物です。バルコニーにもお花が溢れています。
玄関のドアのベルを鳴らすと、オーナーの素敵な笑顔がのぞきます。すぐにチェックインの手続きをテキパキとこなし、お部屋へ。お部屋と玄関の鍵がセットになったキーホルダーと、ゲストカードを渡してくれますので、チェックアウトまで大切に自分で保管してくださいね。
写真:Hiroko Oji
地図を見るゲステハウス・リヒターは全部で9室のお宿。そのお部屋の一つをご紹介します。ゆったりしたダブルベッドのお部屋には、TV、デスクセット、クローゼット、サイドテーブルには引き出しがありますが、クローゼット内にはありません。バスルームはバスタブ無しのシャワーオンリーで、ドライヤーやバスアメニティ、箱入りのティッシュが備わっています。コンセントは使い勝手の良い位置に3か所ほどありますので、充電もバッチリ!無料のWifiもスムーズに利用できます。
何より嬉しいのは、デスクの上にお水のペットボトルが2本用意されていて、毎日補充してくれるところ。とてもリーズナブルな宿泊料金からすると、ありがたいサービスです。また、小さな袋に入ったグミのお菓子もあり、思わずニッコリ。
写真:Hiroko Oji
地図を見る朝食タイムは7時から10時、日本式でいえば2階にあるお部屋でいただきます。リーズナブルな料金なのに内容は豊富です。多種類のハム&チーズはもちろんのこと、トマトやキュウリやピクルス、オリーブ、パプリカ、ラディッシュ、ゆで卵、サーモンや生ハム、マヨネーズ和えのサラダ、魚のマリネ、フルーツ、ヨーグルト、シリアル類、パン類にワッフル、バターやジャム類・・・など、ビュッフェ形式で並べられています。そこへ、各テーブルにジュースとホットドリンク、出来立てのゆで卵を運んできてくれます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る朝食タイムには、昼間の普段着ではなく、民族衣装に身を包んだオーナーのパオラさんがサーブしてくれる姿が素敵です。いろいろ尋ねたりしても親身になって答えてくれます。時折タクシーのドライバーもしている彼女は、町中で見かけると声をかけて、困っていることがないか確認するなど、気配りが伝わってきます。ベッドメイクにお部屋の簡単な掃除も一人でこなし、居心地よく整えてくれます。
オーナーの心遣いで、快適な滞在が楽しめるゲステハウス・リヒターをご紹介しました。
この周辺のお宿ではどこも、チェックイン時に渡されるゲストカードがとても利用価値が高い!オーバーアマガウを中心として、ガルミッシュ・パルテンキルヒェンからフュッセンまでの間なら、どのバスも無料になります。なので、エッタール修道院やリンダーホフ城、ヴィース教会、さらにはフュッセンにあるノイシュヴァンシュタイン城等にも、交通費ゼロで日帰り訪問することができるのです。しかも、入場料の必要な所では割引があり、お財布にとても優しく嬉しいシステムです。ぜひ、これらの特典を生かして、素敵な滞在をしてくださいね。
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(2024/11/9更新)
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