編笠山の登山口は観音平です。残念ながらバスがなく、タクシーかマイカーでのアクセスになります(東京からなら高速バスが利用できます。詳細は関連メモを参照ください)。
観音平の登山口から登ること3.5時間から4時間で編笠山(2,524m)の頂上に着きます。頂上は完全に開けており、雲海越しに富士山や遠くに北アルプスの槍ヶ岳などを望むことができます。
頂上から北側に目を向けますと山々が連なっています。これが八ヶ岳連峰です。編笠山から次のピークの権現岳までは約2時間。編笠山頂上でゆっくりしたら権現岳目指して行きましょう!
編笠山から権現岳(2,715m)へはいったん下ってから登り返します。その按部にある山小屋が青年小屋です。編笠山頂上から約20分で着きます。この青年小屋は赤提灯がかかっていますとおり、「飲み屋」でもあり、ボトルキープもできるんです! 一泊してから先を目指す登山者はこちらに宿泊しても面白そうですね!
権現岳を目指す理由はその頂上からの風景にあります。ここは八ヶ岳の主峰である赤岳(2,899m)を望む絶好のビューポイントなんです。遮る山がないのでその立派な山容を存分に眺めることができます。
ちなみにここから赤岳を目指す場合は途中にある山小屋「キレット小屋」の営業日を事前に確認しておいてくださいね(小屋閉めが比較的早く年によっては9月末ごろのため)。
権現岳からは同じ道を引き返すのではなく、三つ頭を経由して八ヶ岳神社方面へ下りましょう。登りとは違った風景が楽しめますので、飽きることがありませんから。権現岳から40分ほど下った三つ頭(2,580m)からは雲海に浮かぶ富士山が良く見えます!
宿泊をしないで観音平を起点に周遊しますと約9時間〜10時間のロングルートになります。体力に自信のない方は途中の青年小屋や権現岳頂上付近の権現小屋に宿泊されるのが良いと思います。
いかがでしたでしょうか。
八ヶ岳の最南部は富士山や赤岳などの絶景が楽しめる穴場といっていいでしょう。
道中は整備されており道迷いはありませんが、帰路の八ヶ岳神社に至る樹林帯だけは草でコースが見えづらくなっているので注意してください。
また基本的にいつでも飲める水が湧いている水場は青年小屋付近の乙女の水だけなので、水は忘れずに持っていきましょう。
下山後に温泉に入りたい場合は観音平から車で約15分のところにあるスパティオ小淵沢が夜まで営業しているので便利です。疲れをここで癒して帰りましょう。
では気をつけていってらっしゃいませ〜。
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