写真:bow
地図を見る「葵 HOTEL KYOTO」は2015年春に開業した、まだ新しいホテル。京都市内に町家の一棟貸しを展開する「葵 KYOTO STAY」が新たに手掛けたホテルです。町屋ステイで培ったコンセプトをそのままに、ホテルとして新たなステイ提案をしています。
コンクリート打ちっぱなしの無骨にも見える外観は京都の街並みに溶け込んでおり、派手さもないためにホテルはちょっと見つけにくいかもしれません。そんな「葵 HOTEL KYOTO」のエントランスは京都らしい「鰻の寝床」を彷彿とさせる、細長く奥へと続く通路。青々とした竹と石灯篭が出迎え、フロント入口前には坪庭も廃されていて、ここから始まる「和」の空間への想像を掻き立ててくれます。
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地図を見る部屋へ一歩足を踏み入れ場、ため息が出る程の上質な空間が。それはまさにオトナの隠れ家として理想的な部屋。「葵 HOTEL KYOTO」に用意されている部屋は全部で6部屋。部屋数は決して多くはありませんが、それぞれが趣の異なる部屋に仕立て上げられていてどの部屋を選ぶか迷ってしまうことでしょう。
写真の4F401号室は天井が高く、ひときわゆったりとした空間の部屋。北欧カッシーナの家具と金屏風という絶妙のコラボが目を引く室内は、「和」を基調としながらも様々なエッセンスが散りばめられています。そして鴨川や東山連峰が一望できるテラスからの眺め。それはまるで天守閣にでもいるかのような錯覚に陥るほどにラグジュアリーな気分にさせてくれる絶景なのです。
「葵 HOTEL KYOTO」の中でも特におすすめしたい部屋が3F301号室。伊勢神宮や裏千家の茶室を手掛け、さらにはジョンレノンやロックフェラーなどの世界のセレブの住宅建築をも手掛けたという、数寄屋づくりの名工として名高い「中村外二工務店」の手による部屋なのです。
一体どれほどのコストが費やされたのか想像するだけでもゾクゾクする部屋は、匠たちの息づかいが聞こえてくるようなホンモノの数寄屋空間。何気なく視界に入っている部分にも高度な技術が遺憾なく発揮され、匠たちの魂が込められているのです。匠たちの技と自分の感性、どこまでシンクロできるか試してみませんか?
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地図を見る日常生活では触れることが少ないであろうアンティーク。「葵 HOTEL KYOTO」では室内各所に素晴らしいアンティーク達が配置されています。中には「えっ!!」と思えるような逸品もごくごく普通に置かれたりしていますので、ぜひスタッフの方にアンティークの説明は聞いてみてください。
もはや図録を用意しておいて欲しくなる程に「葵 HOTEL KYOTO」のアンティークに対するこだわりは他のホテルと比べても群を抜いています。美術館でガラスケース越しに見るのではなく、共に過ごせるという贅沢さ。それは古き良きモノと共に生活している京都ならでは体験なのではないでしょうか。
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地図を見るバスタイムもこの葵ホテルでは大事にしたい時間。贅沢な檜風呂のバスタブと、さりげなくクラフトマンシップを主張する中川木工芸・比良工房製の高野槇による風呂桶と椅子。人間国宝の系譜によるその匠の技と、水に強く遥か昔の古墳時代より桶材として使用されてきた高野槇の美しさにはぜひ触れたいところ。風呂桶と椅子だけでもびっくりするような値段なのですから・・・。
本当にいいモノと思えるものには一切の妥協をせず、それをゲストにあたかも普通に使わせる「葵 HOTEL KYOTO」の姿勢には感服せざるを得ません。バスルーム以外にもオーガニック製品や何度も仕立て直されたベッドなど、部屋中にしかけられた宿泊者に対しての挑戦とも思える程のこだわりの数々、どれだけ感じ取ることができるでしょうか。
「葵 HOTEL KYOTO」は、ただのラグジュアリーホテルというカテゴリーにはめ込みたくないホテル。いたずらに上質さを求めるのではなく、ゲストにホンモノの良さを味わって欲しいという思いが込められたホテルなのです。そのコンセプトをしっかりと読み取り、実際に体験してみてください。そうすればこのホテルが京都にある意味が分かる瞬間があると思います。
このホテルに泊まるために京都に行く、そんな旅があってもいい。そう思わせてくれる程の魅力に溢れたホテルが「葵 HOTEL KYOTO」なのです。
【この記事は Booking.com とのタイアップです。】
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(2023/12/5更新)
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