中秋節とは、中国の三大節句(春節、端午節)のひとつに数えられます。「中秋の名月」、「十五夜」と呼ばれている『お月見』のことですね!最も空が澄みわたり美しい月を眺められる中秋に日本ではお団子を食べます。
中国では、中秋の約1カ月前からお世話になっている方へ月餅を配ってまわり、家族でいただいた月餅を分けながら食べるという慣習があります。中国では中秋節は祝日となり、大イベントなのです。
中秋節の時期にしかないのが、月を見たてアヒルの卵が入っている月餅。この鹹蛋(タンファン)と呼ばれるアヒルの卵を塩水に漬けたものが入る月餅が出回るのはお店にもよりますが、通販などを含めても10月いっぱいまでとなります。
月餅の伝統的な餡は、しっとりした風味で黄金色のハスの実餡。日本人にもなじみのあるこし餡。ナッツ類が入ったおもしろい食感の五仁餡。五仁餡は、ピーナッツ・ゴマ・胡桃・アーモンド・ヒマワリの実などよく炒めた五種類の材料が入っています。
これらにアヒルの卵が入っているのが中秋月餅です。
餡は金華ハム入り、チョコレート、抹茶など変わり種もたくさんあります。各店こだわりの中秋月餅を出しているので「中秋月餅」ののぼりが出ている店をチェックしながら自分好みの月餅を探して歩くのがおすすめです。
日本では“お月見”というイベント自体が大きく注目されることはあまりありませんが、中国と同じように月がきれいに見えるこの時期に、お月見のお供に中秋月餅をいただくのも素敵ですよね。
中華街にお出かけ出来ない方は、ネットでも注文が可能ですので、特別な月餅を特別な人と楽しんでください。
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(2024/10/6更新)
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