写真:凜風 杏花
地図を見る「日本橋」は、1604 年(慶長9年)に五街道の起点の場所と定められ、日本の道路網の始点となっています。「お江戸日本橋 七ツ立ち…」の歌でも有名ですよね。
映画「麒麟の翼」の冒頭にも、この橋の場面が出てきますが、ぜひここに立って道の原点を感じてみて下さい。心に響くものがきっとあるはず!
日本橋地区の魅力は、東京駅から近い都会的な場所でありながら、伝統を感じさせる老舗や横丁の庶民的なお店などもたくさん残っていること。最近ではドラマや映画のロケ地めぐりで訪れる人も増えています。
写真:凜風 杏花
地図を見るこちらが映画のタイトルにもなった麒麟像で、約100年前、日本橋を木造から石造りに架け替える時に制作されたもの。
麒麟は想像上の生き物ですが、本来は翼がありません。けれど、「日本の道路の起点であるここから、日本中に飛び立っていけるように」という願いを込めて、日本橋の麒麟には翼が付けられました。ちょっと神聖な気持ちになれるこの像は、これから何かを始めようと思っている人にもお勧めのスポットです。
写真:凜風 杏花
地図を見る日本橋には、七福神めぐりがありますが、その中でも特に有名なのが水天宮。水天宮は、もともと福岡県久留米市において祀られてきましたが、江戸時代、久留米藩有馬家の江戸上屋敷に分霊された後、明治5(1872)年日本橋に移りました。
子供の守護神、安産の神様として良く知られていますが、水難、火難除けなどのご利益もあり、映画の中では水難除けがピックアップされています。ふだんからたくさんの参拝者が訪れているのですが、戌の日は特に混雑しています。
写真:凜風 杏花
地図を見る<水天宮の基本情報>
住所:東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1
アクセス
東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅(5番出口)より徒歩1分
東京メトロ日比谷線 人形町駅(A1出口)より徒歩6分
都営地下鉄浅草線 人形町駅(A3出口)より徒歩8分
御祈祷時間などの詳細はMEMO記載のホームページでご確認ください。
写真:凜風 杏花
地図を見る和雑貨のお店「日本橋ゆうま」。商品は布地から作るオリジナルのものが多く、なつかしい雰囲気が人形町らしいお店。映画の中では“ほおづき屋”という名前で登場します。
映画やドラマに登場する商品も販売されており、ロケ地となった他のお店もそうですが、映画のポスターが貼られ、写真を撮る人も多数。また、映画撮影時には街をあげての温かい協力があったとかで下町の人情も感じますね。
<日本橋ゆうまの基本情報>
住所:東京都中央区日本橋人形町2-32-5
電話番号:03-3808-1780
営業時間: AM10:30〜PM6:30
定休日: 不定休
写真:凜風 杏花
地図を見る東京メトロ人形町駅を降りて大通りから明治座へ抜ける通りは、「甘酒横丁」と呼ばれ、庶民的な雰囲気を漂わせています。
ドラマ「新参者」の中で“あまから”という名前で登場する煎餅店「草加屋」などもこの通りにありますので、ドラマの刑事気分になって、美味しいものを探索してみるのはどうでしょう。
ロケ地散策以外にも、敷居が高くて普段は入らないような伝統あるお店で買い物をするもよし、霊験あらたかな神社を参拝されるもよし。日本橋にはいろんな楽しみ方があります。ぜひご自分のスタイルで「日本橋」を満喫して下さい!
2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/2更新)
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