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写真:中川 康雄
地図を見るこの「象使い」のレッスンは、ルアンパパンの町から少し離れた場所にあるエレファントキャンプで行われています。町から車で移動したら早速レッスン開始。まずウォームアップとして、イスが装着された象に乗って森の中の散策です。
イスは象から落ちないように工夫されているので、振り落とされる危険はありません。乗り降りの瞬間は少し緊張しますが、それ以外はただ乗っておくだけなのでとても簡単。この時に、プロの象使いがどのように象をコントロールしているのかよく観察しておきましょう。
写真:中川 康雄
地図を見る森の中を散策して帰ってきた後は象にエサを与えます。エサはまるで竹のような固さのさとうきび。鼻や口元に持っていくと、受け取ってバリバリと音を立てて食べてくれます。ちなみに象は、1日に150kgもの食べものを摂取するそう。
もちろん昼休憩には、人間の私たちにも昼食が用意されています。ツアーによって若干違いはありますが、ラオスの郷土料理などが出てきます。これがなかなか美味しい。
そして、ここで象使い用語のレッスン。簡単な象についての座学を受けるのです。
よく使うのは、「パーイ(進め)」、「サーイ(左に行け)」、「クーア(右に行け)」、「ハウ(止まれ)」など。また、「マップ・ロイ(しゃがめ)」も必要ですね。
けれども、ここですべて覚え切れなくても大丈夫。一頭にひとりはプロの象使いが付き添ってくれるので、忘れても何とかなります。
写真:中川 康雄
地図を見るここから実践的な内容に入っていきます。プロの象使いではなく、自らが象をコントロールしていくことになるのです。座学で習った言葉を使って、先ほどと同じように森の中を散策。
乗り方は、首のところにまたがって頭の上に両手を置くかたち。ちなみにあまり安定した乗り心地ではないので、慣れるのにはちょっと時間が必要。また、象の皮膚には針金みたいな剛毛が産毛状に生えていて、刺さると少しチクチクします。
写真:中川 康雄
地図を見るそして、このレッスンのひとつの山場ともいえるのが、この水浴び。近くを流れているメコン川に象を連れて行きます。この時、なかには少し暴れる象もいるようですが、川に振り落とされる程度なので怖がる必要はありません。
「マップ・ロン!」というと象が川の中でしゃがんでくれます。それして、その頭をたわしみたいな植物の繊維を手渡されるので、擦って綺麗に洗ってあげましょう。「ブンブーン!」というと鼻から水を吹き上げてくれます。
あとは、普段生活を営んでいる森の中に象を帰してレッスン終了です。
写真:中川 康雄
地図を見るレッスンが終了したら少し休憩を取ってから、ソンテウ(乗り合いトラック)で再びルアンパパンの町へ。
この時、途中で「ウィスキーヴィレッジ」と呼ばれる村に寄ることも。その村では、もち米で作ったワインやサソリやコブラなどを漬け込んだお酒などをテイスティングしたり購入することができます。
そして、町に帰ってきたら申し込みをした旅行会社へ。そこでライセンスを受け取って全行程完了です。
いかがでしたか?「象使い」というと、日本で初めて象使いを目指しながら志半ばで亡くなった少年の生涯を描いた映画『星になった少年』を思い出す人も多いかもしれませんね。
この象使い体験は、街中にある旅行会社のカウンターで簡単に申し込めます。用意されたコースは旅行者のニーズに合わせて、1日から6日間まで選択可能。象に乗ったりエサをやったりと、直接象と触れ合えるこのアクティビティは日本人の旅行者たちの間で大人気。体験してみるとその理由もよく分かります。
日本ではなかなか体験できないものなので、ラオスを訪れる際には是非ともおすすめしたいこのアクティビティ。少しだけ、象との距離が近づいたような気がしますよ。
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