“カッパ捕獲許可証”を忘れずに!岩手遠野「カッパ淵」で伝説を検証する旅

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“カッパ捕獲許可証”を忘れずに!岩手遠野「カッパ淵」で伝説を検証する旅

“カッパ捕獲許可証”を忘れずに!岩手遠野「カッパ淵」で伝説を検証する旅

更新日:2015/09/28 17:14

光野 英裕のプロフィール写真 光野 英裕 旅ブロガー、グルメブロガー、アマチュア登山家

カッパ(河童)といえば、川や池、沼などに棲み、陸上も歩行する「妖怪」をイメージするかもしれませんが、カッパには未確認動物であるという考え方もあり、江戸時代の書記などによると目撃談が記されています。

そんな妖怪でもあり、未確認動物でもあると言われるカッパが、岩手県遠野市にある「カッパ淵」に生息していると言い伝えられています。もし遭遇したら、捕まえてみたいと思いませんか?

岩手県遠野のカッパ伝説とは

岩手県遠野のカッパ伝説とは

写真:光野 英裕

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頭に皿、クチには短いくちばしがあり、相撲が好きで、力が強いけれど、頭のお皿が乾くと力を失ってしまう、キュウリが大好きな妖怪「カッパ」。昔話にも登場するので、ご存じの方は多いのではないでしょうか。

岩手県遠野市にあるカッパ淵もカッパの伝承地のひとつ。民俗学者「柳田國男」の書いた『遠野物語』によると、カッパ淵にはカッパが多く住み、人々を驚かしたという伝説があります。カッパ淵のある常堅寺には、火事にあった際にカッパが火消しをしてくれたという言い伝えもあります。

遠野市の街を歩いていると、いたるところにカッパのオブジェやイラストがあり、街全体がカッパのムードに包まれています。かつては目撃情報もたくさんあったそうで「ひょっとしたら遭遇するのでは?」と予感せずにはいられません。

怪しげなオーラが漂うカッパ淵

怪しげなオーラが漂うカッパ淵

写真:光野 英裕

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早速、カッパが生息していると言われているカッパ淵を訪れてみましょう。

カッパ淵は、「カッパ狛犬」と呼ばれる狛犬がある常堅寺の裏手を流れる小川にあります。道中の小川を歩いていると、さらさらと流れる小川の水の音が聞こえ、淵には葉がうっそうと茂っており、今にもカッパが現れそうな雰囲気が醸し出されています。
また、周りは人気が少なく、怪しげなオーラが小川全体に広がっています。雨の降る日は不気味さが一層増します。

写真の後方に釣り竿らしきものが写っていますね。実はこれ、カッパ釣り名人のものなんです。私たちも早速カッパ釣りを始めましょう、といきたいところですが、注意事項があります。

カッパ捕獲許可証を忘れずに!

カッパ捕獲許可証を忘れずに!

写真:光野 英裕

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カッパ釣りは、淵の近くにある釣り竿をお借りして自由に使うことができるのですが、「カッパ淵」でカッパを捕獲するには「カッパ捕獲許可証」が必要なんです。遠野市内の観光案内所「旅の蔵遠野」、「伝承園」、オンラインストア「遠野時間@Shop」などにて216円(税込み)で購入することができます。

許可証の裏面には、「カッパは生け捕りにし、傷をつけないでつかまえること」「頭の皿を傷つけず、皿の中の水をこぼさないでつかまえること」など、「カッパ捕獲7ヶ条」が記されていますので、事前にしっかりと読んでおいてくださいね。

ちなみに、「旅の蔵遠野」では「写真入りカッパ捕獲許可証」という更新型の許可証も販売されていて、購入の際に撮影した顔写真を入れることも可能です。5年以上の更新をおこなえば「ゴールド許可証」をゲットでき、「旅の蔵遠野」での買い物が5%割引になるサービスも受けられます。これが結構人気なんです。

果たしてカッパは現れるのか?

果たしてカッパは現れるのか?

写真:光野 英裕

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許可証を手に入れたらカッパ釣りスタートです。カッパはキュウリが大好物。キュウリを竿に仕掛けて静かおろし、カッパが釣れるのを待ちましょう。

カッパ釣りのポイントは、写真のようにキュウリを括りつけた紐が水中に入らないようにすること。キュウリの半分は水面より上に出しておく感じに竿を垂らすのがコツです。

それにしても、名人の釣り竿も仕掛けられたままということは、まだ釣れていないということなのでしょうか。なかなか簡単には釣れない予感がしますが、果たして結果は如何に!?

おわりに。

いかがでしたでしょうか。
伝説として言い伝えられているカッパに遭遇するのは難しいかもしれません。しかし、期待に胸を膨らませながらカッパ釣りをしている間は、子供の頃にワクワクしながら遊んでいたころのように、童心に返ることができること間違いなしです。それもまた、旅の魅力なのではないでしょうか。

もしカッパに遭遇することができたら、ぜひ写真を撮るのをお忘れなく!

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