写真:旅人間
地図を見るまぐろ水揚げ日本一で知られる和歌山県の那智勝浦町は、「紀州・湯のくに」と言う言葉をそのまま当てはめた風光明媚な観光地。那智滝、熊野那智大社、青岸渡寺、また勝浦漁港など見所も多く、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の熊野エリアでもあります。そして何と言っても「南紀勝浦温泉」の存在は言うまでもありません。
この南紀勝浦温泉の中でも、ホテル中の島の「紀州潮聞之湯」とホテル浦島の洞窟風呂の「忘帰洞」は広く世間にも知られ、テレビや雑誌などでも頻繁に目にする有名処。これらの湯を楽しむには共に浅橋から船に乗って行きます。それでは、海と一体化する絶景露天風呂として名高い紀州潮聞之湯のある「ホテル中の島」に向けて出発です!
旅行の醍醐味と言えば、美味しい料理や温泉は言うまでもありませんが、非日常的な雰囲気を味わう事もその一つだと思います。だから、海の中に浮かぶ島の中にホテルがあると言うだけでもテンションが上がりますよね。
船に乗ると室内でゆっくり座るのも良いですが、出来ればデッキに出て海の景色を楽しみましょう。ホテルが徐々に近づく様子は旅心を盛り上げてくれます。特に子供さんが一緒の場合は、子供の興奮する姿は見ている側も楽しくなりますよ。
※船は乗降客の少ない時間帯を除き1時間に3〜4便、所要時間も5分程度になります。
写真:旅人間
地図を見るホテル中の島は全室オーシャンビュー!部屋の窓から見える景色は足元まで海が迫り、そして港と島を往来する船、そして勝浦の町並み、その向こうには那智の山々が見えます。
夜になると勝浦にひしめき合う温泉街の明かりが煌々とし、同じように旅行を楽しんでいる人たちが発するホテルからの光が海面に反射して揺れる。こんな風景を見ていると旅情感があふれ出てきます(窓から見える海景色は部屋によって異なる場合があります)。
ゆったり過ごせる和室に海景色が一望できる部屋。これに美味しいご飯と温泉があれば、まさにいう事なし。窓際の席に座って、ゆっくり時間を過ごしていると「和歌山に来て良かった」と思わず呟いてしまうかもしれませんね。
写真:旅人間
地図を見る夕食はプランによって異なりますが、マグロで有名な勝浦と言う事もあり、新鮮なお造り、焼きもの、鍋など海のものを中心とした料理になります。
そして、ついつい食べ過ぎてしまい「もう食べられない、腹いっぱい」と言った状態に…。しかし、ホテル中之島のオリジナル料理として、最後の〆に登場する「もずく粥」はとにかく魅力的。ほのかな塩分が心地よく、胃に優しい味は不思議なほどドンドンと進みます。お酒を飲んだ後にも最高! 素朴だけどインパクトある嬉しい一品です。
ちなみに、朝食はバイキング形式になっており、そこでは和歌山の海の幸が並んでいますが、マグロの漬けが食べ放題ですので、朝も食べ過ぎに注意しましょう。
写真:旅人間
地図を見るホテル中の島の魅力は、何と言っても絶景露天風呂「紀州潮聞之湯」でしょう。源泉掛け流しの天然温泉で泉質は含硫黄ナトリウム、カルシウム、塩化物泉。ほのかに漂う硫黄臭に、少し青みある白濁が美しい。目の前には海が広がる露天風呂は、湯船に浸かると海と一体化した感覚も味わえ、波の音を聞きながら楽しめる名湯です。
この露天風呂は夜も朝も最高ですが、星が煌めく夜は特におすすめ。夜風と波の音に酔いしれて無限の時間を過ごしてしまうはず! 普段から長風呂と言う人であっても、更に30分〜1時間ほど長く湯船で時間を過ごしてしまうほど魅力的。特に深夜と早朝の入浴では、日帰り湯では決して味わえない静寂が、最高の癒しを与えてくれます。本当に最高です!
写真:旅人間
地図を見る四方を海で囲まれた「ホテル中の島」では、釣り具の貸し出しもあります。そして夕食の準備の時間までに間に合えば、釣った魚は料理して出してくれます。ホテル内の楽しみの一つとしてチャレンジしてみると楽しいですよ。
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(2023/11/28更新)
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