緑の森と深い渓谷の小国ルクセンブルグ!自然美が魅力の町や村が散在

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緑の森と深い渓谷の小国ルクセンブルグ!自然美が魅力の町や村が散在

緑の森と深い渓谷の小国ルクセンブルグ!自然美が魅力の町や村が散在

更新日:2015/09/08 18:08

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

オランダ、ベルギーと共にベネルクス3国に数えられるルクセンブルグは、ベルギー、フランス、ドイツに隣接しており、緑の森と深い渓谷に覆われた小国です。

首都ルクセンブルグは、堅固な城塞都市。断崖を利用した城壁と川が蛇行する地形から、難攻不落だった城砦が残っています。城壁に沿った旧市街と国際機関が集まる新市街からなり、周辺には自然美に恵まれた田舎の町や村が散在。鉄道やバスで気軽に訪れることができます。

「北のジブラルタル」という異名の首都は、堅固な城塞都市

「北のジブラルタル」という異名の首都は、堅固な城塞都市

写真:Hiroko Oji

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国名と同じ名を持つ首都ルクセンブルグ(Luxemburg)は、「北のジブラルタル」という異名を持ち、断崖を利用した城壁に囲まれています。地中海の出入口を抑える戦略的要衝の地として重要視されてきたジブラルタルと同じく、自然の立地を味方に要衝の地として古くから栄えてきました。欧州連合の金融関連機関が集中し、堂々とした欧米の一流銀行が建ち並ぶ現在では、ユーロ圏における金融センターとしての地位を不動のものとしています。

旧市街中心部には見所が集中しています。細い尖塔に丸天井、放射状の祭室に特徴があるノートルダム寺院、質素な外観ながらかつては市庁舎だったという大公宮、ルクセンブルグの歴史と美術が同時に見学できる見応えある国立博物館、アルゼット川を見下ろし断崖絶壁にあるボックの砲台・・・など。

断崖絶壁の下には、グルントと呼ばれる低地が、蛇行するアルゼット河畔に広がります。天に向かって伸びる尖塔が美しいサン・ジャン教会周辺を筆頭に、河畔沿いを散策するのもお薦め。24のアーチのある高架橋からの眺めも大変素晴らしいです。

自然美に囲まれた田舎町エッシュ・シュル・シュール

自然美に囲まれた田舎町エッシュ・シュル・シュール

写真:Hiroko Oji

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森と渓谷の国ルクセンブルク、その首都から列車で北へ20分ほどの所にあるエテルブルック(Ettelbruck)で、1時間毎にある535番のバスに乗り換えてさらに30分、蛇行する川沿いにひっそりと佇むエッシュ・シュル・シュール(Esch-sur-Sure)に到着します。

村外れのバス停から川に架かる橋を渡って村の中へ入ります。橋の上からは、蛇行する川に囲まれた断崖絶壁の上に建つ城跡や教会・塔などを見上げることができます。路地からこの断崖絶壁の上に通じており、てっぺんからの眺めはとっても素晴らしい。周囲を緑の濃淡が美しい森で囲まれており、箱庭のように小さくまとまった村を見下ろせます。

山から川から、ヴィアンデン城と素晴らしい町並みの眺めを満喫

山から川から、ヴィアンデン城と素晴らしい町並みの眺めを満喫

写真:Hiroko Oji

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ウール(Our)川の両岸に開けたヴィアンデン(Vianden)の町へは、エテルブルックから30分毎にある570番のバスで約25分。川に架かる橋の袂にインフォがあり、そばにはユーゴー博物館が建っています。川沿いから見上げるのは、小高い丘の上に建つヴィアンデン城。メインストリートの坂道を上って行くと辿り着きます。内部はロマネスク様式の教会や騎士の部屋などが見学できるようになっており、窓から見下ろす緑に囲まれた町並みが素晴らしい眺めです。

また、バス停とは反対方向に川沿いを進むとリフト乗り場に行くことができます。リフトの頂上駅は標高440メートルの山上。アスレチック広場があり、お城を見下ろせ、お城よりもさらに高い位置から一望する町並みは素晴らしいの一言!ぜひ、この風景を楽しんでくださいね。お城の背後の山道を上っても、山上に辿り着きますので、ミニハイキングを楽しみたい方にはこちらをお薦めします。

ルクセンブルグの小スイス・エヒテルナッハ

ルクセンブルグの小スイス・エヒテルナッハ

写真:Hiroko Oji

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ウール川がモーゼル川と名を変える辺りに「ルクセンブルグの小スイス」と呼ばれる一帯が広がっています。その中にあるのがエヒテルナッハ(Echternach)の町、川を隔てた対岸は、もうドイツの国です。「スイス」というだけあって、森に囲まれた美しい自然の町で渓谷沿いの景観はとても穏やか。静かな時が流れ、豊かな自然と共に人々の生活が営まれています。

この町の見所というと7世紀創建のベネディクト派の修道院と11世紀に建てられた教会。修道院には博物館が併設され、入館して見学することができます。マルクト広場には独特なアーケードを持つ市庁舎が面しており、カフェやレストランが建ち並びます。町の中を巡る、観光用トラムも走っています。

ミニハイキングも楽しめるクレルヴォー

ミニハイキングも楽しめるクレルヴォー

写真:Hiroko Oji

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ルクセンブルグ中央駅から列車に乗ってベルギー方面へ北上、国境手前にあるのがクレルヴォー(Clervaux)。駅から15分ほど南方向へ戻ると町の中心地です。クレルヴ川沿いの渓谷の町で、中世の時代には市場町として知られていました。

この町を代表するのは、真っ白なクレルヴォー城!12世紀前半に建てられ、17世紀になってルネサンス様式となった物です。内部は、ルクセンブルグ各地の城を紹介する展示や第二次世界大戦のバジル作戦についてのものになっていて、門を入った所に広がる庭には戦車や大砲台が置かれています。バジル作戦の激戦地だったこの地、大きな被害を受けましたが、戦後元通りに修復されています。

お城から坂道を上ると立派な2本の塔を持つ教会があり、さらに丘を15分ほど上り続けるとサン・モーリス・エ・サン・モール修道院に到着します。20世紀の初めに建てられたもので、クリプトでは、修道士たちの日々の生活を伝える写真パネルが展示されています。

いかがでしたか?

森と渓谷の小国ルクセンブルグ、その田舎の町や村を見ずして去ることはとてももったいないことがわかっていただけたでしょうか。今回ご紹介したのは、首都のルクセンブルグから日帰りで訪れやすい町や村です。自然の中に佇む美しい風景を、是非、たっぷり味わってきてくださいね。
移動に便利な列車やバスの時刻検索もMEMOにリンクしておきますので、どうぞご利用ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/05/03−2012/05/07 訪問

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