写真:高田 真美
地図を見る南アフリカのサビ・サンド (Sabi Sand) は、クルーガー国立公園に隣接する私営動物保護区です。クルーガー国立公園とサビ・サンド私営動物保護区の間にはフェンスがなく動物達が自由に行き来しています。
サビ・サンドという名前は、サビー川とサンド川という2つの川がこの地を流れていることに由来しています。この2つの川のおかげで、サビ・サンド私営動物保護区では、ビッグ5(ゾウ、ライオン、サイ、ヒョウ、バファロー)をはじめ、キリン、シマウマ、チータ、カバ、インパラ、ニャラ、クドゥ、ブッシュバック、ハイエナ等、様々な動物たちと出会うことができるのです。
写真:高田 真美
地図を見るサビ・サンド私営動物保護区の中には、数々の個性的で優雅なサファリロッジがありますが、そんな中でも、コロニアル風のクラッシックな雰囲気が味わえるのが、カークマンズ・キャンプ (Kirkman’s Kamp) です。 1920年代前半に建てられた由緒ある建物は、まるで『アウト・オブ・アフリカ(邦題:愛と哀しみの果て)』の映画から抜け出てきたよう……。内装もコロニアル様式に美しく飾られており、ノスタルジックな気分に浸ることができます。
サンド川を見下ろす高台にあるため、景色も良く、敷地内には屋外プールもあります。朝と午後の2回行われるゲームドライブの合間には、美しいロッジやプールでゆったりと寛ぐのも楽しみのひとつです。
写真:高田 真美
地図を見るカークマンズ・キャンプの客室は、全18室。コテージ式の客室はとても広く、内装もエレガントで素敵です。各客室にはバルコニーも付いており、バルコニーには可愛い猿や美しい鳥が遊びに来たりもしますよ!
写真:高田 真美
地図を見るゲームドライブは、朝6時からと午後3時からの2回行われます。
レンジャー1名、トラッカー(動物を見つける人)1名、宿泊客4〜6名が1チームとなり、オープントップのランドローバーに乗り込んで出発。少人数で、毎日同じレンジャーとトラッカーがアテンドしてくれるので、至れり尽くせりです。
サビ・サンド私営動物保護区は、その地理的条件から非常に多くの動物が集まってくることで知られていますが、広大なエリアで動物に遭遇する確率というのは、レンジャーの知識とトラッカーの眼に依って大きく左右します。その点においても、カークマンズ・キャンプのレンジャーとトラッカーの質は素晴らしく、1回のゲームドライブでビッグ5全てを見るという快挙を成し遂げる事も決して不可能ではありません。
毎日夕食前にはロッジのバーで、宿泊客やレンジャーが集まり、食前酒を片手に、各チームの成果を発表しあうのも楽しいひと時です。
写真:高田 真美
地図を見るカークマンズ・キャンプでは、宿泊客が楽しめるように様々な配慮がされています。
早朝のゲームドライブ中には川岸に朝食が用意されていたり、午後のゲームドライブ中には夕陽を見ながらお酒が振舞われる「サンダウナー」もあります。夕食も、ある日は屋外で焚き火を囲んでのボマディナー、ある日はロッジのベランダでエレガントに、と、連泊しても飽きないように思考が凝らされています。
カークマンズ・キャンプでの滞在を終え、ロッジを発つ時には、数日間行動を共にしたレンジャーやトラッカー、ロッジで様々なお世話をしてくれたバトラー、その他のホテルの従業員たちがロッジの外まで出てきてお見送り。たった数日間の滞在なのに、うるっときてしまう瞬間です。
カークマンズ・キャンプでは、1日2回のゲームドライブやロッジ周辺のウォーキングツアーといった基本的アクティビティ、および滞在中の食事や飲物(アルコールを含む)は、全て宿泊料金に含まれています。
カークマンズ・キャンプはアフリカで数々のサファリロッジを所有している「& Beyond」という組織により運営されています。きめ細やかでプロフェッショナルなサービス、且つ、家族的で温かい「最高のおもてなし」が魅力的な、上質のサファリロッジです。
あなたも「カークマンズ・キャンプ」で、南アフリカのサファリを満喫してみませんか?
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この記事を書いたナビゲーター
高田 真美
オーストラリア在住。旅行が好きで、世界中を飛び回っています。「SOWHATの世界旅日記」「メルボルン美味しい生活」という2つのブログを運営しています。
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