台湾ウイスキーのカバラン蒸留所で無料見学&テイスティング!

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台湾ウイスキーのカバラン蒸留所で無料見学&テイスティング!

台湾ウイスキーのカバラン蒸留所で無料見学&テイスティング!

更新日:2015/09/17 17:23

泉 グルンのプロフィール写真 泉 グルン フリーランスライター

マンゴーのような甘い口当たりで評判の台湾のウイスキーKAVALAN(カバラン)。2008年に発売以来、世界的な品評会で数々の賞を受賞し、世界のウイスキー業界をアッと言わせました。日本でも目下、人気急上昇中のブランドです。

台湾の宜蘭県にある蒸留所では製造過程を無料で見学でき、高級ウイスキーのテイスティングもできます。台北から日帰りできるので、ぜひ訪れてみては?

雪山山脈の湧水で造られる台湾初の本格ウイスキー

雪山山脈の湧水で造られる台湾初の本格ウイスキー

写真:泉 グルン

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カバランは台湾初の民間企業によるシングルモルトウイスキーです。台北から約60km南にある蒸留所は、台湾五大山脈のひとつといわれる雪山山脈のふもとにあたります。その地に湧く美しい水でウイスキーが造られているのです。

蒸留所の名称は「金車威士忌酒廠」といい、2006年に操業を開始しました。親会社である金車グループは台湾屈指のドリンクメーカーで、おいしい水で淹れたコーヒー「MR.BROWN COFFEE(伯朗珈琲)」などを販売しています。台湾を訪れたことのある人なら、同名の缶コーヒーやカフェチェーンを目にしたことがあるでしょう。

ウイスキー造りに欠かせないのは良質な水。この会社がそれまでのノウハウをつちかって、この土地の水と気候風土を知り抜いているからこそ、ウイスキー造りにも成功したといわれています。

近代的で見やすい蒸留所の展示エリア

近代的で見やすい蒸留所の展示エリア

写真:泉 グルン

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「KAVALAN」の名前は、この地方に古くから住む先住民クヴァラン族が由来となっています。17世紀にスペインが台湾北部を占領した時代には土地の名前にもなりました。

敷地内には、まるでヨーロッパのお城を思わせるような建物がたっています。正門から入ってすぐの建物にはインフォメーションセンターがあり、カバランウイスキーの成り立ちのビデオ映像を観ることができます。中央にたつのがビジターセンターで、醸造所はその隣の建物になります。あらかじめ予約をするとガイドツアー(中国語又は英語)に参加することができます。

蒸留所では見学者のために、製造工程や使われている原材料などをわかりやすく展示しています。それぞれ、中国語の他に英語でも説明が書かれていますよ。

台湾のマッサン!? 常識をくつがえした驚愕のウイスキー

台湾のマッサン!? 常識をくつがえした驚愕のウイスキー

写真:泉 グルン

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ところで皆さん、おいしいウイスキーは寒い地方で造られるものと思っていませんか? そんな常識をいっぺんでくつがえす出来事が2010年に立て続けに起こりました。

その年、ウイスキーの本場スコットランドで行われたテイスティング大会で「カバラン・クラシック・シングルモルト・ウイスキー」が見事1位を獲得したのを皮切りに、世界で最も権威あるウイスキー賞といわれるWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)で「カバラン・ソリスト・バーボン樽シングルカスク・ストレングス」が「ベスト・レスト・オブ・ザ・ワールド・シングルモルト・ウイスキー」を受賞したのです。

その後も毎年のように世界トップクラスの品評会で最高賞を受賞し続けています。台湾は温暖な亜熱帯気候にあるために熟成が早く、通常は10年以上かかるところを数年でおいしいウイスキーができあがるのです。

もちろん、その陰には朝ドラの「マッサン」のように情熱と努力を注ぐ人々がいるからに違いありません。

さあ、待ちに待ったテイスティング!お味は?

さあ、待ちに待ったテイスティング!お味は?

写真:泉 グルン

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お楽しみのテイスティングはビジターセンターで約30分毎に行われています。試飲スペースには長テーブルがあり、各種銘柄の小瓶が置かれていますが、これは飲むためではなく、香りを比較するもの。これから試飲するものが、並べられている小瓶のどの銘柄なのかを当てるためです。

間もなく、係りの人がグラスに入った試飲用のウイスキーを配ります。ほんの数口のわずかな量ですが、日本で買えば1本1万円以上する高級品なんです。

その日によって試飲する銘柄は異なりますが、カバランウイスキーは全般にフルーツやチョコレートの香りがするといわれます。甘くふくよかな味わいで女性にも人気が高いのです。

試飲時間は約5分なので、あまりゆっくりはできませんが、隣にはショップが併設されていて、こちらでも販促用に試飲を行っています。

ショップではカバランウイスキーの全銘柄のほか、ウイスキー入りアイスクリームなども販売されていますよ。お土産には数種のミニボトルが入ったセットが人気。また、「MR.BROWN」のコーヒーもあります。

カバラン蒸留所への行き方

カバランの蒸留所は、イギリスの名高いウイスキー雑誌に「世界の蒸留所トップ100」にも選ばれ、クオリティの高さは折り紙付き。見学は予約なしでもできますが、20人以上の団体は要予約です。

アクセスは宜蘭駅または羅東駅からタクシーで約25分。どちらの駅も台北からだと高速バスで約1時間強、鉄道自強号で約1時間半です。

また、宜蘭駅からはバスを使って行くこともできます。葛瑪蘭客運バスで「内城員山榮民醫院」行きに乗り、「金車酒廠」で下車します。所要時間は約35分。ただ本数は少なく、1時間半〜2時間に1本なので、戻りの運行時刻も調べてから見学するといいでしょう。

台湾一おいしい水で造った、ゴールドメダルの味わいを堪能してください。

金車KAVALAN威士忌酒廠
住  所:宜蘭県員山郷員山路2段326号
営業時間:平日9:00〜18:00、土日祝日9:00〜19:00(旧正月の大晦日は〜17:00)
電  話:+886(03)922-9000内線1104

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/29−2015/09/29 訪問

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