水戸黄門、暴れん坊将軍、鬼平犯科帳、必殺仕事人、子連れ狼をはじめ、多数の時代劇のロケ地となった「へき亭」。
土塀や門、玄関をみれば、時代劇ファンならすぐわかることでしょう。
NHKの朝ドラ「マッサン」「あさが来た」などでもたびたび登場しました。
「代々の当主が、現在まで大切に守ってきた屋敷を、広く皆さまにご覧いただきたい」との思いから、1994年(平成6年)より、京都の家庭料理を提供する料亭としてオープンした「へき亭」。
ここだけが時間がとまったかのような、不思議な空間が存在します。
中に入ると、「へき亭でのロケ風景」と書かれたコーナーがあり、有名な俳優の方々の写真がたくさん!
旗本、日置(へき)家の子孫である女将さんは、ざっくばらんな明るい性格の方。
周辺のロケ地にも精通していらっしゃるので、おススメスポットを紹介してもらいましょう。そして、食事の後はさらなるロケ地めぐりを楽しみましょう。
有名なところでは、へき亭から徒歩10分内に(三匹が斬る、陰陽師安陪清明王都妖奇讃、怪談百物語などのロケ地となった)出雲大神宮や(大奥華の乱のロケ地となった)養源寺があります。
他にも、え?こんなところであの映画が?なんて(ロケを目撃した人でなければわからないような)ところも。
へき亭周辺、要チェックです♪
へき亭内には、歴史を感じさせる調度品がたくさん飾られています。
ここがかつては武家屋敷であったことが、改めてよくわかります。
そんな空間の中でいただく料理も格別。
椅子に座ってゆっくりいただきましょう。
ランチメニューの定番は、地元産の新鮮野菜を中心に、前菜、揚げ物、へき亭鉢、他季節の御飯、赤だし、つけ物、デザートが揃った「季節御膳」(3,500円)。
それとは別に、「季節御膳」のおいしいところを少しずつチョイスした「むしやしない御膳」(1,800円)もあります。
「むしやしない」とは京都の方言で、腹の虫を養う程度の食事、すなわち食間の軽い食べ物という意味。
面白いネーミングは、京都ならではのメニュー。そそられますよね〜
見た目もしっかり楽しませてくれます(写真は「むしやしない御膳」の一部)
タイミングがよければ?予約なしでもランチをいただける場合もありますが、基本的に要予約と考えてください。
「一日数組限定のお客様のために心をこめておもてなし」がモットー。
素材の味を最大限に活かした美味しい、家庭料理といいつつも見た目もとても洗練された料理と、ゆったりした空間で、やさしい時間を提供してくれますよ。
都会の喧騒を忘れて、ゆっくりできるところです。
へき亭を囲む土塀の横を歩けば、気分はすっかり江戸時代!?
時間があれば、女将イチオシの時代劇ロケ地、走田(はせだ)神社へもお立ち寄りください。へき亭から徒歩でとなるとちょっと遠いですが、時代劇の撮影現場の常連として、時代劇ファンには有名な神社です。
運がよければロケに遭遇するかも!?(笑)
観光客でごった返している感のある京都ですが、ちょっと足をのばせば、まだまだのんびり過ごせるところもいっぱいあります。
「へき亭」はもちろん、その周辺にも映画やドラマのワンシーンを彷彿させるところがいくつも!
時代劇ファンには特におススメです(笑)。
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