独・クリスマスマーケットで賑わうブレーメン!音楽隊が夢見たメルヘン街道の終着点

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独・クリスマスマーケットで賑わうブレーメン!音楽隊が夢見たメルヘン街道の終着点

独・クリスマスマーケットで賑わうブレーメン!音楽隊が夢見たメルヘン街道の終着点

更新日:2015/09/16 13:26

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

ドイツには7つの街道があるのをご存知でしょうか。最も有名なのがヴュルツブルクからフュッセンまでのロマンティック街道。ノイシュヴァンシュタイン城が有名ですね。他に風光明媚なアルペン街道や、古城が次々に見られる古城街道などがあり、ここでご紹介するブレーメンの町は7街道のうちの一つ、メルヘン街道の終着点。グリム童話の世界が広がる地で、クリスマスマーケットが繰り広げられ、メルヘン度がさらにアップします。

ご存知!ブレーメンの音楽隊、健在なり!

ご存知!ブレーメンの音楽隊、健在なり!

写真:Hiroko Oji

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世界中で親しまれるグリム童話の舞台・メルヘン溢れる町を繋ぐメルヘン街道。その終着点とされるのがブレーメンです。ブレーメンと言えば、童話「ブレーメンの音楽隊」を思い浮かべる人が多いと思います。音楽士になろうとブレーメンに向かったロバと犬と猫とニワトリ。結局辿り着かなかったけれど、目的地だったブレーメンの町には、しっかりと4匹の像が立っています。

町の中心地への入り口にはブタ飼いの銅像が立っていて、ここからが歩行者天国のゼーゲ通り。頭の上には、クリスマス用の電飾が取り付けられています。通りをまっすぐ進み、リーフフラウエン教会のある広場の市庁舎脇に立っているのが、4匹が縦に並んだこの写真の像「ブレーメンの音楽隊」です。この辺りは、すでにクリスマスマーケットを楽しむ人たちで大混雑。その中でも、像の周りは、そのロバの足に触ろうという人でいっぱい!足に触れば幸せになれるという噂があって、たくさんの人に撫でられてきたのでしょう、足元だけでなく口元までもが金ぴかに光っています。

マルクト広場を埋め尽くすクリスマスマーケットの屋台

マルクト広場を埋め尽くすクリスマスマーケットの屋台

写真:Hiroko Oji

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中心地の広場はマルクト広場と言って、本来ならとっても広い石畳の広場なのですが、この時期には所狭しとクリスマスマーケットの屋台で埋め尽くされています。

マルクト広場の周りには、二つの塔が聳えるようにして建つ聖ペトリ大聖堂をはじめ、北ドイツでは最も重要な建築物とされる見事な外壁装飾の市庁舎、高さ10メートルほどもある平和と権利のシンボル・ローラント像、商工会議所として使われている優美な建物・シュッティング・・・など見所がひしめいています。なのに、このクリスマスの時期ともなると、そんなものなど目もくれず、人々はクリスマスマーケットの屋台を楽しむことで大忙し!この時期ならではの光景です。

お馴染みグリューワインにフランクフルトソーセージ

お馴染みグリューワインにフランクフルトソーセージ

写真:Hiroko Oji

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ドイツのクリスマスマーケットは、とっても賑やかで盛大!11月末から12月にかけて、世界最大のものから最古のものまで、ドイツのあちこちで開催されています。ドイツ語ではヴァイナハツ・マルクト(Weihnachtsmarkt)と言います。

ブレーメンでは、マルクト広場が一番にぎわっています。クリスマスらしいデザインや飾りつけになっている「クリスマスタワー」と呼ばれる仮設の塔を中心に、様々な屋台がひしめき合います。グリューワイン(砂糖や香辛料の入ったホットワイン)の屋台を筆頭に、大きな鉄板の上でたくさんの肉の塊が焼かれ、大きな鉄なべでキノコや肉や野菜が炒められ、クリスマス用の甘い焼き菓子やキャンディの屋台に、幻想的で素敵なランプやクリスマス用のオーナメントの屋台・・・どれもこれも目と舌で楽しめるものばかり!マグカップに入れられたグリューワインを片手に、焼き立てのソーセージを挟んだパンをかじりながらの屋台巡りは最高です。

グロッケンシュピールと次々に回転する壁面を見上げて

グロッケンシュピールと次々に回転する壁面を見上げて

写真:Hiroko Oji

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マルクト広場の南西に延びる路地がベトヒャー通り。コーヒー商人のロゼリウスが中世の街並みを再現しようとして造った通りで、カフェやレストランをはじめ、映画館・劇場・美術館・ブティック・アトリエなどが建ち並びます。クリスマス時期には、グリューワインを売るコーナーも設けられています。

通りの一角には、たくさんの人々が見上げる建物があります。視線の先にあるのはマイセン製の磁器でできたグロッケンシュピール!12時から18時の間の毎正時になると、音楽を奏でる仕組みになっていて、和やかな優しいメロディーが心を安らげてくれます。ただし、1月から4月の間は12時、15時、18時の3回のみ。また、0度以下になると動かないこともあるそうです。音楽と同時に、隣のロゼリウスハウスとの間にある壁面の一部が回転し、海や空の乗り物に関して活躍した人々のパネルが次から次へと現れるのにも、ついつい魅入ってしまいます。

職人たちの住居が軒を並べるシュノーア地区

職人たちの住居が軒を並べるシュノーア地区

写真:Hiroko Oji

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ブレーメンの旧市街が、このシュノーア地区。路地沿いには尖がった屋根を持つ15〜16世紀の建物と凝ったデザインの看板が並びます。当初は金持ちの住居だったのですが、手工芸職人たちが移り住むようになり、今に至っています。入り組んだ石畳の狭い路地に並ぶ古い木組み。その白壁にはクリスマスの装飾が施され、ショップやアトリエが入り、手編み製品、アクセサリー、陶器などが並べられています。カフェやレストランもありますので、ここでゆっくり時間を過ごすのも楽しいひと時になることでしょう。

いかがでしたか?

ハーナウを出発点とするメルヘン街道の終着点のブレーメンの町をご紹介しました。ブレーメンは、ハンブルグに次ぐ大きな港町で、ヨーロッパで一番大きなコーヒー豆の輸入港でもあります。と言っても、町並みが広がるのは港から50キロメートルも離れたところで、港町という雰囲気はほとんど感じられません。町自体落ち着いた雰囲気なのですが、クリスマスマーケットで大変賑わう時期に訪れてみるのも面白いかもしれません。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/29−2014/11/30 訪問

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