アーティストインレジデンスと言う言葉をご存知でしょうか?
アーティストが制作をするスタジオと住居が一緒になった施設のことを言います。アーティストたちは日頃いる自分のスタジオを離れて、環境の変化や充実した設備、その土地の人々との交流などを求めて芸術制作を行うのです。
今回ご紹介する芸術村では、3〜6ヶ月の単位で年に数人のアーティストを世界中から受け入れるプログラムがあり、台湾国外から来てこちらに住んで制作しているアーティストもいれば、台北に住んでいるアーティストが通いに来ているスタジオもあります。
この村はアーティストだけが住んでいるわけではなく、こちらで普通の生活をされている住人もいます。
家が密集しているため、アーティストのスタジオのとなりが住人の家といったようになっているので、住人の家には立ち入り禁止の看板など出ていますので、見学等はご注意下さいね。
村全体は少し高台にあり、緑も多く散歩するのもとても気持ちのいい集落になっています。
そして、あちこちにアート作品が散らばっている、でも、普通の村の暮らしもある!何とも摩訶不思議な空間が広がっています。
高台にある村なのでアップダウンがあり、意外にも運動になります。ちょっと疲れたなぁ〜と思ったら、村のところどころにカフェがあり休憩も出来るようになっているので、アート空間で一休みしては?
こちらは若者に人気のカフェ「尖蚪」。
コーヒーなどの飲み物の他、カレーやハンバーガーなどの軽食もあるので、ランチがてらアート村に出かけてみるのもいいでしょう〜
外にこのような看板が出ていますが、普通の住宅の建物ですから見逃さないように!!
村を歩いていると、普通の家の建物に混じっていきなりアート作品が出没します。
こんな金網で作った人の顔だったり、路地にキャラクターがブラ下がっていたり、思わず笑ってしまいそうな可笑しな壁画があったりと、芸術とは独特な感性のある人にだけ表現出来るのか?と思いながらも、身近に感じられる楽しい作品がいっぱいです。
作品は定期的に変わりますが、芸術村入口には今滞在しているアーティストや工房の名前が出ているので、訪問時にどんなアートに触れられるのかも楽しみですね♪
この村は2010年に芸術村として紹介され、なんと2013年には宿泊施設「ATTIC閣樓」もオープンしました。芸術村に泊まってみるなんて、いつもの台湾旅行とは一味違う体験が出来そうですねっ!
点在する工房では、女性に人気のビーズ小物だったり、作品作りも体験出来るようになっています。
また劇団があったり、とにかく芸術と名のつくものは何でもあり!の村です。
アクセスはMRT「公館」駅から徒歩15分ほど。駅から案内が出ているのでわかりやすいですよ。村に到着するまでも、道沿いには壁画があったりアート村への楽しいプロローグになっています。
寶藏巖の大きな文字が見えたら到着ですが、廟の中に廟があるという見られる珍しいお寺も見学してみては?
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