写真:LUI
地図を見るコルマールの観光の中心地、旧市街には駅から歩いて15分ほどで行くことができます。
駅からの道順は旧市街にある観光案内所へ向かって、案内標識がでています。
旧市街には映画「ハウルの動く城」から抜け出してきたような木骨組みの家、石畳の町並みが広がります。
町は人でにぎわい、花が咲き誇り、かわいらしく、ユーモアあふれる店の看板が多くあり、長い間散策しても飽きることはありません。
中でも「プフィステル館 Maison Pfister」(写真中央の丸屋根の建物)は「ハウルの動く城」でもそっくりな建物が出てきていて、ファン必見です。
写真:LUI
地図を見るコルマールの旧市街には運河が走っており、この運河沿いには観光客も入れるマルシェ、お土産屋さん、レストランがあり、旧市街の中でも特ににぎわいを見せる場所です。
この一帯は木骨組みの家並み、運河沿いや家の窓際に飾られた花といった、フォトジェニックな景色が広がる場所でもあります。
中でも、特に押さえておきたいのが「rue de poissonnerie」と「petite venise」です。
「rue de poissonnerie」では近くに市場があることから、人の活気にあふれており、花壇や家の窓際に飾られた花がここの町並みにより彩りを与えています。
「petite venise」(写真)では、こじんまりとした水路に突き出す店のテラスがあり、その名の通り、イタリアのベニスのような景色を見ることができます。水路めぐりの遊覧船のスタート地点でもあり、水辺のレストランでおしゃれに食事するのも楽しいです。
写真:LUI
地図を見るアルザス地方はコウノトリが有名な地域でもあります。
コルマールにもコウノトリグッズのお土産が店先に並んだり、コウノトリのイラストが家の壁に描かれていたりと、コウノトリで溢れています。
旧市街の中でも、コウノトリに会える場所があります。
「サン・マルタン教会 Collégiale Saint Martin」は旧市街の中にある教会で、赤砂岩の醸し出す外壁の風合いが美しい教会です。
ここの屋根の上にコウノトリが巣を作っており、運が良ければコウノトリを実際に見ることができます。
教会内には観光客も入ることができ、ここでお祈りしたらいいことがありそう!と思えるスポットです。
写真:LUI
地図を見るアルザス地方はワイン街道めぐりが有名な観光ルートとなるほどワイン造りが盛んな地域で、コルマールはその街道のほぼ中間に位置します。
アルザスワインはブドウの品種名がそのままワインの名前になっていて、観光客にも好みのものが選びやすいです。
この地方で栽培されている品種は7種あり、その大半が白ワインになります。味はすっきりしていて飲み口が軽いのが特徴です。
どれにするか迷ったときはRiesling、Muscat、Gewurztraminer、Pinot grisが上質4品種とされてるので、ここから選んではいかがでしょうか?
写真:LUI
地図を見るシュークルート(Choucroute)はアルザス地方の郷土料理の一つです。
塩漬けキャベツとハムやソーセージを一緒にブイヨンで煮込んだ料理です。
ドイツ国境近くということもあるからか、ドイツ料理のザワークラウトを思い出させます。
味はザワークラウトほど強すぎない、ほどよい酸味のキャベツが食欲をそそり、ブイヨンで煮込むことで脂っこくなく、シンプルで素朴に味の深みを増したハム、ソーセージがとてもおいしいです。
肉料理といえば赤ワインというのが定番ですが、シュークルートはアルザスの白ワインにも驚くほど合います。
このほかにもアルザス地方はベックオフ、フォアグラ、タルトが有名な料理です。
写真は、レストラン「Wistub Brenner」の「Choucroute Wistub aux 5 Garnitures」。
コルマールには他にもウンターリンデン美術館や頭の家、旧税関といった見どころがたくさんあります。これらの見どころは旧市街内にあり、まさに散策が楽しい町となっています。
コルマールはパリから直通電車(TGV)に乗り3時間で行くことができます。
パリからの日帰り旅行にもよし、おいしいレストラン、ワインがあるのでのんびり泊まりがけでの旅行にもぴったりです。
ぜひ、コルマールの町へ訪れてみてください。
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(2023/12/3更新)
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