今回はそんなナポリで絶対に見ておきたい独断と偏見の観光ベスト5をご紹介したいと思います!
こちらはナポリの街のちょうど真ん中あたりに位置している、日本語にすると「市民投票」という意味のプレビシート広場。広場は王宮やサン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂で彩られ、市民の憩いの場となっています。
いつもパフォーマーが観光客を楽しませていますよ♪広場脇には、老舗カフェ「ガンブリヌス」も控えています! ここで是非、格式の高さと、歴史の重みを実感して下さい。
この広場の北東が下町スパッカエリア、南西がサンタルチアエリアとなり、同じ街とは思えない違った風景を魅せてくれます。前方小高い丘は、夜景スポットとしても有名な「ヴォメロの丘」です。
プレビシート広場のすぐ脇に広がるモロジリオ庭園は、少し高台になっていて、ここから見るヴェスヴィオと港の風景は感動ものです!特にお薦めは、太陽がこのヴェスヴィオの背後に沈んでいく姿。太陽がとてつもなく大きいものだと感じる一瞬です。
かつては大噴火で、この街を飲み込んだ自然の驚異、今は静かに美しいシルエットで鎮座しています。ここからキアイアと呼ばれるハイブランド店も軒を並べる高級エリアまで、海岸線を歩いてみましょう〜思わずサンタルチアの歌を口ずさみたくなりますよ♪
洗濯物がはためく狭く細い路地、恰幅のいいマンマの横をバイクが通っていく...。これこそがザ・ナポリの風景と言えましょう!! こんな細い路地がたくさん入り組むスパッカナポリ。旅行者が入って行くのはちょっと躊躇してしまいそうな薄暗い路地は、入口から見るだけにしておくのが賢明です。
ベネデットクローチェ通りにひしめく教会群を観光しながら、ヴィーコフィーコアルプルガトリオ(Vico Fico Al Purgatorio)と言う小路を覗いてみて下さい。
小路の入り口、ナポリ人の化身で魂のプルチネッラと言う道化師の大きな像が目印です。スパッカの雰囲気を味わうお薦めな小路の一つです。
旧市街は「ナポリ歴史地区」として世界遺産に登録されています。
歴史地区の中でも信仰を集めているのが、ナポリの守護聖人聖ジェンナーロを祀るドゥオーモでしょう。ドゥオーモには、聖ジェンナーロの血液が入った小さな壺が納められており、毎年5月の第一土曜日と9月19日には、壺の中で乾ききっているはずの聖ジェンナーロの血液が液状化する奇跡が起こります。この奇跡が起こらない年はナポリに災害が起こるという言い伝えがあります。
サン・レスティトゥータ教会は、ドゥオーモの左翼廊にその一部が保存されていて、こちらの見学も必見です。
『聖ジェンナーロとレスティトゥータに囲まれる玉座の聖母子』のモザイク画を見ることが出来ます。
保存状態が良く、一見の価値ありですよ。また、教会内の左側の階段は、ギリシャ・ローマ時代の遺跡に続いています。
教会群が立ち並ぶスパッカエリアの中でも、サンタキアラ教会は必見中の必見です!
教会敷地内に、82mx78mもある大きな中庭があり、ベンチや回廊の壁などが美しい色彩のマジョルカ・タイルで装飾されている「クラリッセ回廊」が素晴らしいです。
鮮やかなマジョルカ焼きの列柱の中庭を、フレスコ画の回廊が囲み圧巻風景を魅せています。
でも、マジョルカ焼きのベンチに触れると、係員が飛んできますから要注意です!
日本に住んでいる人にとって、これ以上治安のいい国はないと思います。イタリア、特にナポリの言われようはひどいものですが、基本的なことに注意をしていれば、何ら危険はありません。スリ・ひったくりなどはどこにでもいること。注意を怠らず、歴史都市ナポリに是非訪れてみて下さい♪ そして、ナポリの活気溢れる「スパッカ」と、優雅な海岸線の高級エリア「サンタルチア」まるで別の国を訪れているの?と思う程の違う雰囲気を味わってみて下さいねっ!
ご紹介しきれないほどナポリには見所がいっぱいです。ご自分の足と目でその歴史に触れてみて下さい。
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