写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る明知鉄道の「きのこ列車」は、毎年9月から11月までの3ヵ月間の運転。
月曜日を除く毎日、恵那駅を12時40分に出発し、明智駅に13時33分に到着します。
「きのこ列車」のヘッドマークをつけただけ、という外観の素朴さもステキですよね。
※祝日の月曜日は運転します。
大人気なうえに定員30名なので、休日は早々に満席になることも珍しくありません。
インターネット(7日前まで)か電話(3日前まで)で、早めに予約することが肝心です。
価格は明知鉄道の1日フリー切符ときのこ料理で5,000円。
帰りは途中下車しながら沿線をゆっくり散策することもできますよ。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「きのこ列車」では、メインのお料理はお弁当になります。明智ゴルフ場のレストランで作られたお弁当なので温かくはありませんが、冷めてもおいしいように工夫された味付けですよ。
鮎の塩焼きや茄子田楽といった山の幸もありますが、ほとんどがきのこを使ったお料理!
メニューは日によって変わりますが、ロージ茸、皮茸、イクチ茸など聞いたこともないようなきのこもたくさん出てきますので、献立表とにらめっこしながら楽しんでくださいね。
なお、お茶は出ますが車内でお酒類の販売はありません。
お酒とともにお料理を味わいたい方は適量を持参するようにしましょう。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るお弁当のほかに、松茸の土瓶蒸しと松茸ごはんが付きます。
土瓶蒸しは熱々で、きちんとスダチもついています。
松茸の旨味が凝縮されたおいしいだしで身体の中から温まり、贅沢な気分が味わえますよ。
そして松茸ごはんは、食べ放題という太っ腹ぶり!
しかも決して「質より量」ではなく、味つけもごはんの柔らかさも完璧な松茸ごはんです。
お腹がいっぱいになっても、「まだありますよ」と言われるとついお願いしてしまいます。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る車内はロングシートの座席の前に会議机が並べられ、乗客は向かい合せで座ります。
時折、司会者の方からの沿線の名所案内などがあり、車内は終始なごやかな雰囲気。
町内会の慰安旅行に来たような、懐かしい気分になることでしょう。
食べ終わるころには名産のおせんべいなど、お土産の販売もありますよ。
提供元:明知鉄道
http://www.aketetsu.co.jp/1時間弱の乗車なのでつい食事に夢中になってしまいますが、車窓からの紅葉も見ものです。
これは車窓からの写真ではないのですが、紅葉のなかを走る明知鉄道を撮影したもの。
11月に入ると、このあたりの山々は赤や黄色に色づいていっそう美しくなります。
「花より団子」ならぬ「紅葉よりきのこ」となってしまうのが食いしん坊のサガですが、もぐもぐと口を動かしながらも沿線の景色をたっぷり楽しんでくださいね。
秋の味覚がふんだんに盛り込まれたきのこ列車、いかがでしたか?
ちなみに、恵那周辺は栗の名産地でもあります。
恵那駅近くの「大津屋」ではこの季節、なんと賞味期限が2時間という「くり粉餅」を販売していますので、できれば早めに行って乗車前に購入してみてくださいね!
そして、きのこ列車はどうしても都合がつかない…という方も大丈夫。
12月からはきのこ列車と並んで人気の「じねんじょ列車」が走ります。
じねんじょのとろろご飯が食べ放題なので、こちらも要チェックですよ!
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(2025/2/8更新)
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