写真:ミセス 和子
地図を見る「福原山荘」は北海道河東郡鹿追町北瓜幕と言う町にあります。十勝帯広空港から車で約1時間20分、鹿追の町から16kmほど道道1088号線に沿って北上した場所です。
福原山荘は、敷地面積が8万5000平方メートルの個人の私有地。十勝地方に店舗を展開している「スーパー・フクハラ」の創業者である、福原治平氏の別荘の敷地。現在は、福原氏の美術コレクションを展示している「福原記念美術館」が、この福原山荘の管理・運営を行っています。
手入れの行き届いたお庭は、秋になると余りに紅葉が素晴らしいので、9月中旬から10月中旬の約1ヶ月間の間、期間限定で無料で特別公開されています。この取り組みは、2018年で11年目を迎えます。
写真:ミセス 和子
地図を見る「福原山荘」の8万5000平方メートルの敷地内には、1000本のモミジが植えられており、秋になると一斉に色付きます。敷地内は艶やかなモミジ一色の素晴らしい風景に。地面に落ちたモミジの葉も、まるで赤い絨毯のようです。
天候によって紅葉の色や風景も変わってきますが、青空と紅葉のコントラストが素晴らしく、まさに圧巻の一言。燃える林を歩いているような錯覚に陥りますよ。昼夜の気温の変化が、紅葉にとって最も重要なポイントと言われていますが、寒暖の差の激しいここ十勝の気候が、紅葉が美しくしてくれています。
散策路は平坦な道でアップダウンが無く、時間を忘れてしまうほどにゆっくりと紅葉に見とれる事ができます。
この写真の池は、福原山荘の別荘の手前にある「彫刻の池」。池の中央には女性の銅像が飾られており、西洋の雰囲気が感じられます。
池の周囲の木々が水面に映って、赤や黄色の紅葉が池の水面にまで艶やかに反映しています。この時期にしか見ることができない素晴らしい光景ですよ。
福原山荘には彫刻の池の他にも、駐車場の横には「くるみの池」、出入り口から別荘までの間には「どんぐりの池」があります。手入れの行き届いた池にはそれぞれに名前がついていて、素敵な風景をかもし出しています。
福原山荘の紅葉も10月に入ると、徐々に赤や黄色の葉を落とし、紅葉の絨毯が厚くなってきます。そして10月末までには紅葉が終わります。福原山荘の1ヶ月限定公開の特別公開は、その年の気候によってまちまちですが、2018年は9月15日(土)〜10月21日(土)。
十勝の紅葉は、場所によって美しい時期がまちまちです。紅葉巡りの旅も、訪れた時にはもう紅葉は終わっていたと言う事がよくあります。紅葉の情報をうまくキャッチして、紅葉巡りを最高の旅にしたいですね。
写真:ミセス 和子
地図を見る福原山荘の広大な敷地は、細く長い形をしています。池が3つ、小さな滝が5つありますが、それも名前が付いています。所々に観光客が分かりやすいように立て札が立てられています。
この特別公開の1か月間は、バスツアーや一般の方々が押し寄せます。個人宅なので、庭園にはトイレもベンチも売店などもありません。ゆっくり散策させて頂くと言う気持ちで行きましょう。
道道1088号線沿いに、駐車場やレストハウスがあります。トイレはこちらを利用しましょう。
住所:河東群鹿追町北瓜幕
営業期間:9月中旬〜10月中旬
営業時間:9:00〜16:00
料金:無料
電話番号:0156-66-1010(福原記念美術館)
アクセス:十勝帯広空港から車で約1時間20分
2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/24更新)
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