写真:さと しほ
地図を見るグランドキャニオンは、コロラド川の水が両岸を削ってできた大渓谷。長い年月をかけて川の水が南壁(サウスリム)と北壁(ノースリム)をつくりあげたんです。見渡す限り断崖絶壁のグランドキャニオンの長さは、なんと400km以上!一生に一度は見ておきたい絶景と言われるのも納得です。
南壁と北壁はコロラド川をはさんで向かいあっていますが、簡単に行き来できる渓谷ではありません。旅行ガイドで観光地グランドキャニオンというと、それはほぼ100%の確立で南壁のことを指しています。
写真:さと しほ
地図を見る南壁と北壁の一番の違いは混雑度。交通の便が混雑度に大きく影響しています。
上の写真は南壁の展望台。朝日や夕日の時間になると観光客がたくさん集まってきます。
ラスベガスからグランドキャニオンの南壁までは軽飛行機で1時間。南壁なら、半日で観光して夜はラスベガスでカジノや夜景やショーを楽しむということもできます。片道1時間なら気軽に出かけられますよね。
それにくらべ、北壁は軽飛行機が飛んでおらず、ラスベガスから6時間ほど車を走らせることになります。南壁に観光客が多いのは交通の便がいいからなんです。
また、南壁は1年中オープンしていますが、北壁は標高が高いために冬は雪で閉鎖され、5月〜10月の間しかオープンしていません。そういう意味で、北壁は希少性の高い場所といえるでしょう。
写真:さと しほ
地図を見る北壁なら、どの展望台に行っても人とぶつかることはありません。絶景を前にぽけ〜っとのんびり過ごしましょう。
写真:さと しほ
地図を見るどこへ行ってもほぼ貸切状態。夜は真っ暗になるので懐中電灯を忘れずに。
写真:さと しほ
地図を見るおすすめは朝日と夕日。星空もキレイです。対岸に見える平らな大地は、日本ではぜったいに見られない景色です。
写真:さと しほ
地図を見る交通の便が悪い分、北壁では世界遺産の絶景をひとりじめ!という状況も十分ありえます。自分だけしかいない場所を見つけるということも、北壁では難なくできるんです。絶壁に設置されたベンチや、カフェのテラスにすわって、太陽の動きとともに刻々とかわる絶壁をながめて過ごすという贅沢な楽しみ方はいかがですか?きっと、忘れられない旅になりますよ!
グランドキャニオンの周辺にはスケールの大きな絶景地がたくさんあるので、ラスベガスを拠点に数日かけて周遊するという楽しみ方もおすすめです。
北壁には「ノースリム・ロッジ」という人気の絶景ホテルがあります。周囲に1軒しかホテルがないので早めの予約がおすすめです。
ちょっと長めの休みをとって日本を脱出してみませんか?
※ノースリム・ロッジに関して、別の記事に詳しくまとめています。
記事下のMEMOにリンクがありますので、あわせてご覧ください。
2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
さと しほ
旅行会社勤務の旅好きOL。旅とグルメは人生のサプリ。ステキなこと、楽しいこと、美味しいもの。自分が「これいい!」と感じたものを積極的に発信していきたいと思います。
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(2025/2/10更新)
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