「台北101」の名前は、地上に設けた101階のフロア数に由来しており、経済の中心・台北国際金融センターとして建造された超高層ビルです。このビルの独特なシルエットは、台湾で縁起が良いとされている竹の節をモチーフにしています。そしてさらに末広がりでおめでたい漢数字「八」から着想を得て、8階ごとを竹の1節として表現し、合計8つの節をビルのデザインに加えています。まさに金融センターにふさわしい縁起担ぎの外観です。ぜひ近くから「台北101」を見上げて、節の数を確認してみてくださいね。
台北市内でも随一のランドマークタワー「台北101」は、ライトアップした姿もとても美しいのでぜひ見ておきたいですね。巨大すぎて近くから写真撮影は難しくてなかなか上手く取れない…そんな方はここから徒歩15分ほどの場所にある国父紀念堂から「台北101」を背景に入れて撮影するときれいな記念写真が撮れますよ。ぜひこの場所からベストショットをおさめてください!
超高速エレベーターで5階から地上382メートルに位置する89階の室内展望台までわずか37秒!ふわっと体が浮いたり耳が詰まったりする感覚もなく、あっという間に高層階に到着します。展望台からは台北の主要観光スポットを一望でき、北には国父紀念堂、西には総統府や中正紀念堂などの都会の街が広がり、南と東には自然いっぱいの景色。360度において台北市街の絶景を見渡すことができます。天気が良ければ91階にある戸外展望台に出て、超高層ビルならではの風を感じながら美しい台北の景色を満喫できます。
88階から89階にかけての吹き抜け「マルチメディア回廊」に設置されている巨大な球体。「ウィンドダンパー」と呼ばれるこの球体の役目は、台北101が受ける風の影響を防ぎ、ビル全体のバランスを保つことです。ウィンドダンパーの直径は5.5メートル、重量は660トンで、なんと世界最大かつ最重量!実はウィンドダンパーの見学ができるのは、世界でもここ「台北101」しかありません!
ウィンドダンパーと同じ88階には、珍しいサンゴ博物館「聚宝88」が併設されています。一体おいくらになるかと尋ねたくなるほど立派なサンゴたち!ここでは台湾の特産物であるサンゴの彫刻・宝玉が展示されており、コーラルピンクの鮮やかさに思わず目を奪われてしまいます。写真は台湾の北東の海底でとれた、高さ141cmの超巨大なサンゴです。1cm育てるのには、なんと10年もかかるという貴重な宝玉サンゴ。実際に近くで見てみると、迫力があってため息が出るくらいの美しさです。同じフロアではサンゴやヒスイ、アメジストなどのアクセサリー販売もしているので、女性なら時間をかけてゆっくりと見たいスポットですね。
夜市で飲食するのは抵抗があるという方も多いと思いますが、台北101の地下1階にあるフードコートなら、色々な料理やスイーツが安心して楽しめます。台北に来たからには色々少しずつ食べたい!という方にもぴったりです。
どこで何を食べようか迷っちゃう!という方におすすめしたいのは「小南門傳統美食」。リーズナブルかつ日本人好みの味付けの食事が多い人気のお店です。こちらのお店でぜひ食べておきたいのは、台湾スイーツの「豆花」。日本でのお馴染みのお豆腐を使った、さっぱりとした甘みと滑らかさがクセになるデザートです。種類もたくさんありますが、サツマイモ餅・タピオカ・落花生・小豆のトッピングがおすすめです。
展望台の382メートルという高さがなんだか想像できない…という方も、この展望台から台北市街の景色を見下ろすと足がすくんでしまい、その高さが実感できるはず!また展望台だけではなく、1階から4階までひしめくハイブランドショップや小籠包の有名店「鼎泰豊」、ラグジュアリーなレストラン&カフェなども充実しているので、ショッピングもグルメもたっぷりと楽しめる大満足のスポットです!
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