ワインの自販機?パリで手軽に試飲ができるワインバー「WINE by ONE」

ワインの自販機?パリで手軽に試飲ができるワインバー「WINE by ONE」

更新日:2018/07/25 09:25

Akiko Nilsenのプロフィール写真 Akiko Nilsen 世界遺産検定2級
フランス旅行の楽しみは何と言ってもフランス料理とワインではないでしょうか。しかし、レストランに行って良いワインを飲もうとしても値が張ったり、少しずつオーダーすることが難しく色々な種類を気軽に試せないが実情です。今回はパリの中心部にあるワインバーWINE by ONEをご紹介します。パリで沢山の種類を試してお気に入りのワインを見つけたい人や、カジュアルにワインを楽しみたい人にうってつけのバーです。

シャンゼリゼ通り近くに立地するシンプルな外観

シャンゼリゼ通り近くに立地するシンプルな外観

写真:Akiko Nilsen

地図を見る

「WINE by ONE」はパリで最も華やかな目抜き通り、シャンゼリゼ通りのすぐそばにひっそりと佇んでいます。外から見ると、壁一面にガラスケースに入ったワインが並んでいる様子が見てとれます。これらは全て、ワインの自販機なんです。自販機と言ってもボトルを買うものではありません。ドリンクバーのように、ワインが直接グラスに注がれるシステムです。

店内はそれほど広くありませんが、1階にカウンター席が10席以上、また地下にも席があります。中に入ると無料のおつまみが提供され、ワインのお供にチーズや生ハムをオーダーすることもできますが、本格的な食事メニューなどはなく、あくまでワインを楽しむ立ち飲みに近い様子で気軽に入ることが出来ます。

店内はワインが自販機に100種類以上もずらり

店内はワインが自販機に100種類以上もずらり

写真:Akiko Nilsen

地図を見る

壁一面にずらりと並んだワインの自販機は、赤ワインならフルボディ・ミディアムなど種類ごとに、そして白ワインやデザートワインもそれぞれカテゴリー別に分かれており選びやすくなっています。

現状はフランス語のみの対応になっていますが、自販機の隣にはiPadが設置され各ワインの産地からブドウの種類、味についてなどの詳細が見られます。わからない時や、気になるワインがあればスタッフが親切に対応してくれます。

ワインバーの使用方法

ワインバーの使用方法

写真:Akiko Nilsen

地図を見る

ワインバーに入ると、まずはカウンターに行ってプリペイドカードを発行してもらいます。店員さんは、英語も通じます。

プリペイドカードには、予め自分の好きな額を入れておきます。もちろん、足りなくなると追加が出来ますし余ると返金もしてもらえます。プリペイドカードが発行されたら、店員さんがワイングラスを渡してくれますので、それらを持って自由にワインを購入します。

ワインの自販機の真ん中にはカードの差し込み口があります。そこにカードを入れると、上に残金が表示されます。また、各ワインボトルの上のディスプレイには小(一口ほどの試飲サイズ)中(スモールサイズ)大(通常のワイングラスに半分ほどのサイズ)の絵と価格が表示されています。

試してみたいワインとサイズを決めたら、ディスプレイの下にあるノズルの下にワイングラスを持っていき、ディスプレイをタッチします。するとワインがグラスに注がれます。

ワインは1ユーロから、100種類以上も

ワインは1ユーロから、100種類以上も

写真:Akiko Nilsen

地図を見る

ワインはブランド、質によって値段が変わってきますが、安いものなら1ユーロから販売されていますので気軽に試せます。また、試飲サイズだと二口ほどの量ですので、好みの味でなくてもすぐに違うワインを選べますし、気に入った味があれば大きいサイズでいくらでもリピートできます。大きいサイズでもレストランで注文するよりもリーズナブルな価格で提供されていますので、お得に楽しめます。

常時100種類以上も取り揃えていますので、旅行中に毎回訪れてもなかなか全てを試せないほどです。

おわりに

いかがでしょうか。ワイン好きはもちろん、ワイン初心者も楽しめる「WINE by ONE」。ワイナリーなどに行く必要もなくパリの街中で気軽に試せますので、時間がない忙しい旅行の合間にもおススメです。ディナーの前にこちらで少しワインの予習をしていくのもいいかもしれませんね。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/29 訪問

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -