写真:やま かづ
地図を見るLCC専用ターミナル(ターミナル2)に隣接する「KIXそらぱーく」。小高い丘からは間近に迫る航空機を見ることができます。
一番手前にはLCC専用ターミナルの主ともいえるピーチ、その向こうには貨物ターミナルに駐機するフェデックスの姿が見えます。また、第2滑走路に着陸した飛行機も目前のタキシングウエイ(自走路)を移動して第1ターミナルへ向かいます。ちょうど落日の時間帯は離着陸が忙しく、「KIXそらぱーく」の夕暮れの風景は行きかう航空機で目まぐるしく変化します。
そんな航空機の背後にゆっくりと落ちていく夕陽は一見の価値ありです。
写真:やま かづ
地図を見る関西空港島には旅客ターミナルのほかに、飛行機に関するテーマパーク「展望ホール スカイビュー」があり、その屋上部分は「スカイデッキ」と名づけられたオープンエアの展望スペースになっています。
ここでは、航空ファンのみならず子供連れのファミリーなどが潮風を感じながら、頭上を越えていく飛行機に歓声を上げています。関西空港島内で一般の人が立ち入ることができる一番高い場所「スカイデッキ」。ここから眺める夕陽は、落日してからも名残惜しむように、しばらくの間は上空を真っ赤に染めています。
なお、この「展望ホール スカイビュー」には、空港や飛行機について知ることができる体験型のアミューズメント施設「スカイミュージアム」、機内食を食べることができる「レジェント・オブ・コンコルド」、航空関連のグッズがそろっている「スカイショップタウン」がオープンしています。
夕陽を堪能した後もお楽しみは尽きませんよ。
写真:やま かづ
地図を見る関西空港島の対岸に位置するりんくうタウン。関西空港の建設と並行して埋め立て工事が行われ、りんくうタウン駅には隣接するりんくう公園がつくられました。また、海沿いには「りんくう海岸遊歩道」が整備され、地元の人々の憩いの場所となっています。
そのりんくうタウンと関西空港島を結んでいるのが空港連絡橋(通称:スカイゲートブリッジ)で、全長は3,750メートル、上部は合計6車線の道路、その下をJRと南海電車が通行しています。
夕陽が落ち始めると、さらにはっきりと目の前に浮かび上がるスカイゲートブリッジ、その海に突き出ている人工構築物がまるで生きているように見えます。
写真:やま かづ
地図を見る関西国際空港の開港と並行してオープンした、りんくうタウンにそびえ立つ56階建ての「りんくうゲートタワー」。その超高層ビルからは滑走路に離着陸する飛行機を眺めることができます。
「スターゲイトホテル関西エアポート」はそのゲートタワービル内で開業しており、54階のダイニングバーからは関西空港島の全景を拝むことができます。しかし、冬期においては日没時間が早いので営業時間外となり立ち入りができません。
そこで、お勧めしたいのは居酒屋がテナントとして入居している25階のフロア。このフロアのエレベーターホールは共用エリアなので日没時間帯の立ち入りが可能です。
夕陽に向かって飛び立つ大型機、あるいは、夕陽から解き放たれたように高度を下げてアプローチする小型機。目の前でゆっくりと繰り広げられる航空ショーに時間を忘れて見入ってしまいます。
写真:やま かづ
地図を見るジョギングやウォーキングで汗を流す人、子供連れのファミリー、デートを楽しむカップル、関西空港島の対岸に位置するりんくう公園には休日ともなるとたくさんの人が集まってきます。
公園の中心には内海があり、それを挟むように「太鼓橋」と四季の泉があります。四季の泉の3つの輪は夏至、春分・秋分、冬至の太陽の軌道をあらわしており、「太鼓橋」に腰かけて夕陽を眺めると時期によって落日の位置が変わっていくのがわかります。
四季の泉の真上から夕陽が落ちてくるさまを見たければ夏至にどうぞ。中央の大きな輪に夕陽が吸い込まれていきますよ。
「日本の夕陽百選」に選ばれた関西空港島。対岸のりんくうタウンからなら、眺めるスポットによって全く違う夕陽の情景を楽しむことができます。もちろん、スカイゲートブリッジを渡って関西空港島に入ると、飛行機の背後に太陽が沈んでいくという非日常の光景が待っています。
今回は、関西空港島内の「KIXそらぱーく」と「展望ホール・スカイビュー」の2カ所をご紹介しましたが、そのほかにも「エアロプラザ」「立体駐車場」「第1旅客ターミナル」からも夕陽を鑑賞することができます。
いずれにせよ、どこから見ても「関西空港島」の夕陽、美し過ぎます。
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(2024/10/9更新)
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