眺めるだけじゃもったいない!群馬・妙義山プチハイキングとだいこく様参り

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眺めるだけじゃもったいない!群馬・妙義山プチハイキングとだいこく様参り

眺めるだけじゃもったいない!群馬・妙義山プチハイキングとだいこく様参り

更新日:2016/07/08 18:06

咲田 みつるのプロフィール写真 咲田 みつる ハイカー、旅好きのヨガインストラクター

富岡製糸場の世界遺産登録で、群馬県西部に熱い視線が注がれています。名勝・妙義山もそのひとつ。屏風のようにそそり立つ岩肌に誰もが目を奪われますが、登山に関しては上級者専用と思われがちです。

しかし、2時間弱のプチハイキングコースもあるのです!妙義山独特の奇岩をたっぷり含んでいながら、アスレチック感覚で挑戦できる「石門めぐりコース」です。気になる難易度や、ゴールに待つ珍しい神社の魅力もご紹介します!

プチハイキング「石門めぐり」は無料駐車場からスタート

プチハイキング「石門めぐり」は無料駐車場からスタート

写真:咲田 みつる

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妙義山は奇岩で有名です。今回ご紹介するコースは、見どころに数々の奇岩や絶景を含んだ「石門めぐりコース」。途中、鎖場もあり、スリリングではありますが、小学校高学年程度の体力でも、根気があれば踏破できるコースです。(ただし写真と解説を参考に、十分検討してください。)

車で訪れる際は、中之獄(なかのたけ)駐車場を利用することになります。ここは広々した駐車場にトイレが併設されており、出発の準備に最適です!

登山口は、ここから車道を400メートルほど歩いたところです。登山口付近には看板もありますが、事前に富岡市や下仁田町のHPからコースマップを手に入れておくことをおすすめします。(記事末尾の関連メモをご覧ください)

1、奇岩や断崖につけられたユニークな名前を楽しみながら進む

1、奇岩や断崖につけられたユニークな名前を楽しみながら進む

写真:咲田 みつる

石門めぐりコースの見どころのひとつは、鎖場などの難所につけられた名前です。まずは、最初の鎖場である「かにのこてしらべ」。人の背以上の岩場を、鎖を頼りに登ります。「こてしらべ」というネーミング通り、このコースの中では、比較的やさしめです。しかし、何故「かに」なのでしょう?答えは先に進むとわかります。

しばらく進むと、現れるのは写真の「かにのよこばい」です。片側に壁、反対側に崖。まさに「かに」の横歩きのようにして、慎重に歩く必要があります!ここを通るとき、初めて「かにのこてしらべ」が、準備体操のようなもので、「かに」つながりのネーミングだったことが分かります。しかし、ここも鎖をしっかり持ってさえいれば問題なくクリアできます!!焦らず、慎重に進みましょう。

このほか、各難所には「たてばり」「片手さがり」など、ユニークな名前が付けられていますので、それを楽しみながら進みます。

2、究極の難所「第2石門」 気分はロッククライミング!

2、究極の難所「第2石門」 気分はロッククライミング!

写真:咲田 みつる

石門めぐりコースのメインは、そそり立つアーチ状の岩の穴(石門)をくぐることです。大きさの違いはありますが、迫力のある石門が4つもあります。

その中でも最大の難所は、写真の第2石門です!「かにのよこばい」のすぐ後に、休む間もなく挑戦です!!写真は、石門をようやくくぐって、鎖伝いに降下する様子。岩がごつごつしていますが、かろうじて足をかけることができます。とは言え、かなりのスリル!!ここを乗り切った後も、しばらく鎖場がつづきます。

しかし、こんな難所ばかりではありません。さらに進むと、第4石門付近は、平らな広場となっています。テーブルやベンチのある広い休憩所や、展望台もありますので、十分に休息、気分転換もできます。このホッとできるメリハリが、石門めぐりコースの魅力のひとつです。

3、展望所から奇岩を眺める 眼下には富岡市の展望も

3、展望所から奇岩を眺める 眼下には富岡市の展望も

写真:咲田 みつる

コース前半は、荒々しい岩肌を目の前にして視界も狭く、鎖場で崖との真剣勝負ですが、第4石門付近や、その先の「見晴らし台」からは、様子が変わります。展望が開けて、妙義山の奇岩群を眺める余裕が出てきます。

ろうそくのように棒状に切り立った石柱群や、「大砲岩」などの名前が付いた奇岩を眺め、遠くは富岡市や上信越自動車道まで見下ろすことができます。登り切った達成感と、名峰を間近に見られる喜びがこみ上げてくる光景です。

4、中之獄神社の神秘と大国神社のだいこく様 野球に特化した珍しいお守りも

4、中之獄神社の神秘と大国神社のだいこく様 野球に特化した珍しいお守りも

写真:咲田 みつる

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岩場を過ぎ、コースはいよいよ佳境。中之嶽(なかのたけ)神社に到達すると、目を見張る光景が待っています。ここは「轟岩」という巨大な岩を御神体としている神社です。拝殿は、奇岩の名所である妙義山らしく、岩に包み込まれるようにして立っており、神秘性を感じずにはいられません。そのおごそかな雰囲気に誰もが足を止め、手を合わせたくなる、コースきってのパワースポットです。

ラストは神社の長い階段を下りて、駐車場へ戻ることになりますが、下りきったところにもう一つの名所が現れます。それが中之嶽大国神社。だいこく様をお祀りしているのですが、その姿が圧巻!高さ20メートルの日本一のゴールデンだいこく様です。

また、この神社には大変珍しい「野球お守り」が置かれています。野球ボールの描かれた絵馬もあり、球児や彼らをを応援する人たちのご用達となっています。

さいごに 桜や紅葉の時期はさらにおすすめ

みどころ満載のプチハイキング。秋には岩肌に映える紅葉が、春には駐車場に隣接した「さくらの里」の桜が、ハイキングの楽しみを倍増させてくれます!

また、コースは一番高いところでも標高800メートル台で、それ程高い場所ではないのですが、空気の良さや爽快感は格別です!公共交通でのアクセスの場合は、最寄駅からタクシーなどを利用することになりますが、その苦労を補って余りあるほどの名所です。重装備は必要ありませんが、是非靴はしっかりとしたものを用意して、お出かけください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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