写真:旅人間
地図を見る和歌山県の太地町にある「くじらの博物館」は太地町の捕鯨400年の歴史と技術を後世に伝えることを目的に開館され、館内にはクジラの骨格標本、鯨の生態に関する展示、捕鯨の歴史など深く知ることが出来るようになっています。
一般的に、博物館と言った言葉を聞くと少しお堅いイメージがありますが、ここは知識を深める場だけではなく、クジラショー&イルカショーが見られ、またクジラと直接ふれあい体験、特にカヤックに乗って、クジラに急接近して直接エサをあげる「カヤック・アドベンチャー」は是非とも体験しておきたい!ここではクジラと友達になれるかもしれませんよ。
この「くじらの博物館」でのおすすめの過ごし方として、最初に「クジラショー」と「イルカショー」の時間を確認しておきましょう。そして、その間の時間に「カヤック・アドベンチャー」の予約を取るのが理想的。水族館や展示ある資料館は開館時間内であれば自由にまわれますので、後半に行くと良いでしょう。
さて、この「カヤック・アドベンチャー」の予約は浅橋のテントが受付になります。スタッフの方は皆とても親切ですので、もし分からない事があれば気軽に質問して大丈夫。参加条件の年齢制限は特になく、チケットは大人も子供も関係なしで一人1000円。そしてカヤックは自分たちでの操作になり、所要時間の目安は約10分。
予約の時間前になると、スタッフの方から簡単な説明があり、靴を履き替え、ライフジャケットを着け、クジラのエサを受け取ったら、あとは乗り込むだけです。
写真:旅人間
地図を見る普段あまり乗る事がないカヤックは上手に乗れるか心配と言う方もあるでしょう。しかも「クジラが一緒」となると、更に不安を感じる方もあるかもしれませんね。でも全く大丈夫です。
限られた空間内での操舵は簡単ですし、スタッフの方が近くで見てくれていますので、安心して乗る事が出来ます。
漕ぎ始めてスグにクジラは近づいてきます。そして、周囲をクルクル回ったかと思えば、目の前でチョコンと顔を出し、まるで「ご飯ちょうだい」とおねだりしているかのような姿は、何とも愛らしくて、とにかく超可愛い!
写真:旅人間
地図を見るこの「カヤック・アドベンチャー」の魅力は、何と言っても、ここまで近づいて大丈夫なの?と思えるほど急接近出来ること。エサは海に放り投げるのではなく、直接クジラの口の中に入れてあげるような感じで与えます。怖くないかって?全然怖くありません、大丈夫。クジラはとっても人懐っこく、近くで見ると優しい目をしていることに気づかせてくれるはず。
このカヤック体験は本当に楽しいです。だから子供さんが一緒なら、きっとこう言うでしょう「お父さん、もう一回!」「お母さん、もう一度乗りたい」と…。こんな近くでクジラのふれあい体験ができる博物館って本当に素敵ですよね。子供さんには最高の思い出になること間違いありません♪ この体験は本当におすすめですよ。
写真:旅人間
地図を見る和歌山南部の太地と言えばクジラ料理も有名ですが、この「クジラ博物館」で可愛いクジラたちと接すると、名物料理と言ってもクジラは…、と敬遠してしまうもの。でも、せっかく遠く和歌山の最南端まで来たのだからご当地フードを口にしたいですよね。そこで!博物館前で販売している「黒飴ソフトクリーム」は如何でしょうか。
和歌山の南部では、那智黒石を見立てた碁石にちなんだ那智黒飴が有名で、その味をそっくり再現したソフトクリーム。見た目は真っ黒ではなく黒ゴマソフトのような色合いですが、食べるとビックリするほど那智黒飴の味そのもの。とっても甘いけど、クセになる味!和歌山南部の太地に来たら、この味は必食でしょう。
写真:旅人間
地図を見るこの「くじらの博物館」はクジラショーやイルカショー、またカヤック体験に水族館など一日遊べて駐車場も無料です。ただ、夏場には近くの海水浴場と駐車場が同じになりますので、広い駐車場もパンパンになる事も。夏休みの場合は、出来るだけ午前中の開館時間に合わせて到着しておくのが無難と言えるでしょう。
尚、この博物館の敷地内には世界で唯一スジイルカが見られる水族館「海洋水族館 マリナリュウム」や、「ビーチでふれあい」「イルカのトレーナー体験」「ふれあいスイム」など魅力がいっぱい。詳しくは下部MEMOの公式ホームページでご確認下さい。
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(2024/4/19更新)
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