写真:ザーカー 久美子
地図を見るフォーコーナーズ (Four Corners) の南西に位置し、無料の噴水ショーで有名なホテル「ベラージオ (Bellagio) 」。
ショーでは、イタリア北部のコモ湖 (Lake Como) をイメージして作られた湖から、ホテルの24階を超える高さの水が吹きあがり、バレリーナのようにしなやかで華麗なダンスを披露します。日中は爽やかに、夜は幻想的な雰囲気が楽しめます。
ホテル内は、花の楽園。ロビーの奥にある「温室植物庭園 (Conservatory & Botanical Gardens) 」では、1万本を超える花で彩られた植物園を散策できます。季節ごとにディスプレイは変わるので、訪れるたびに違った花園を鑑賞できますよ。
そして、プールへ続く回廊には、スタージャスミンのアーチが連なり、純白の芳香が、心を清々しい初夏へと導きます。
ラスベガスといえば、カジノ。ポーカーに興味のある方は、ポーカールームへどうぞ。こちらのホテルは、世界大会「ワールドポーカーツアー (World Poker Tour) 」のホストを務めており、ポーカールームは予選会場のひとつとなっています。毎日開催されるトーナメントに参加してみては?
「ベラージオ」で忘れてはならないのがエンターテイメントショー。シルク・ドゥ・ソレイユ (Cirque Du Soleil) の「オー (O) 」です。パリのオペラハウスを彷彿とさせる劇場で、水とダンス、音楽のアクロバティックな饗宴に酔いしれてください。
写真:ザーカー 久美子
地図を見るイタリアの湖畔に佇む「ベラージオ」からメイン通りを振り返ると、そこには、フランスの首都・パリの街なみが!ラスベガスのランドマークホテル「パリス (Paris) 」です。
1889年に開催されたパリ万国博覧会から、ちょうど110年。アメリカ南西部のラスベガスに、実物の半分の高さを有するエッフェル塔が完成しました。本家とは違い、脚部をカジノフロアへ突きだしているところが、まさしく「ギャンブルの街」ですね。
青空にそびえる塔の美しさもさることながら、光の塔として輝く夜は、別格。
「ベラージオ」の噴水ショー越しに、パリの街なみを望むのも魅力的ですが、せっかくなら、塔の天辺から夜景を眺めてみませんか?
ガラスのエレベーターで地上140mの展望台へ。キラびやかなラスベガスのイルミネーションを360度見渡せます。もちろん、こちらから噴水ショーを鑑賞することもできます。
素晴らしい夜景を見ながら食事がしたい、という方は「エッフェル塔レストラン (Eiffel Tower Restaurant) 」へ。シェフこだわりのフランス料理を堪能できます。ロマンチックな夜になること間違いなし!
ラスベガスと言えば食べ放題が人気ですが、「ル・ビレッジ・ビュッフェ (Le Village Buffet) 」では、フランスの5つの地方の料理をリーズナブルな価格で味わえるとあって、常に行列ができています。特に、種類豊富なスイーツは、女性のみならず、男性のハートもキャッチ。
食事の後は、キュートで小粋なパリの並木道を再現した「ル・ブルーバード (Le Boulevard) 」で、ショッピングはいかが?
写真:ザーカー 久美子
地図を見るラスベガスの無料ショーといえば、フォーコーナーズの北西にある「ミラージュ (Mirage) 」も忘れてはならない観光スポット。南国をテーマにしたトロピカルな雰囲気たっぷりのホテルです。
ホテル前にある火山が、ラベンダー色の夜空へ大爆発!高さ4mほどの炎がダイナミックに吹きあがります。心が躍動する、火と音楽のショー、必見です。
ホテルのエントランスには、高さ30mを誇る円形温室「アトリウム (Atrium) 」があります。極楽鳥花やランなどが咲き乱れるエチゾチックな植物園です。そして、ロビーのフロントにある横幅およそ16mの巨大水槽では、美しいサンゴ礁を泳ぐ450匹ほどの魚が、旅人たちを歓迎してくれます。
プールの隣りには「ジークフリート&ロイの秘密の花園とイルカの生息地 (Siegfried & Roy’s Secret Garden and Dolphin Habitat) 」があり、ホワイトタイガーやホワイトライオンなど珍しい動物たちが暮らしています。こちらの動物園で生まれたバンドウイルカのカップルに、今年2015年8月、待望の赤ちゃんが誕生!砂漠生まれの親子イルカにぜひ会いに行ってくださいね。
イギリスのロックバンド「ビートルズ」の名曲にのせてお届けするエンターテイメントショー、シルク・ドゥ・ソレイユ (Cirque Du Soleil) の「ラブ (LOVE) 」もどうぞご期待ください。
植物園、水族館、動物園のそろった「ミラージュ」は、家族連れの方におススメのホテルです。
写真:ザーカー 久美子
地図を見る動物だけじゃなく珍しい鳥も見たい、という方にはこちら。フォーコーナーズの北東にある、その名も「フラミンゴ (Flamingo) 」。来年2016年に創業70周年を迎える老舗のホテルです。
プールの横にある「野生生物生息地 (Wildlife Habitat) 」では、ホテルのシンボルである鮮やかなピンク色のチリーフラミンゴや、北米に分布し、頭に生やした扇形の羽が特徴の鴨・オウギアイサなど、およそ60種類の鳥を見学できます。そして、滝の流れる落ちる池には、錦鯉やナマズほか300匹以上の魚が優雅に泳いでいます。
2012年には、2羽のカリフォルニア・ブラウンペリカンが仲間入りしました。カリフォルニア州ラグナニゲル (Laguna Niguel / ロサンゼルスとサンディエゴのほぼ中間に位置する街)で、釣糸に絡まり負傷したところを救助され、こちらで保護されたのです。
毎日、午前8時半と午後2時に餌づけの時間があるので、興味のある方は、その時間帯を狙って訪れてくださいね。入園は無料です。
「パラダイスガーデン・ビュッフェ (Paradise Garden Buffet) 」では、カラフルな鳥たちを眺めながら食事がいただけます。米料理「ケイジャン」や、牛の肩バラ肉を燻製にした「スモークブリスケット」といった、アメリカ南部の料理を中心としたラインナップをどうぞお召し上がりください。
写真:ザーカー 久美子
地図を見る最後にご紹介するのは、「フラミンゴ」の向かいにあるホテル「シーザーズパレス (Caesars Palace) 」。こちらもラスベガスでは老舗のホテルで、来年2016年に50周年を迎えます。
古代ローマ帝国をテーマにしたホテルは、豪華絢爛。ゴールドを基調としたホテル内には、彫刻のレプリカが至るところに飾られており、とってもゴージャス。
「シーザーズパレス」と言えば、ラスベガスでも有数のショッピングモール「フォーラムショップス (The Forum Shops) 」が入っており、160店舗以上のブティックやレストランで買い物&グルメが楽しめます。
ホテル内のグルメももちろん充実。食べ放題のレストラン「バッカナル・ビュッフェ (Bacchanal Buffet) 」では、朝食からディナーまで、多国籍でバラエティーに富んだ料理を、なんと500種類から味わうことができます。
夜をHOTに過ごしたい方は、ナイトクラブ「オムニア (Omnia) 」へどうぞ。多層階のラウンジの天辺には、メイン通りを一望できる屋上庭園があります。巨大なLEDのシャンデリアが下がる虹色のダンスフロアで、ステキな出会いがあるかも?
今年2015年8月末からは、1年間休演していたセリーヌ・ディオンが、「シーザーズパレス」に再降臨しました。歌姫の魅力的な歌声とパフォーマンスで、素晴らしい夜をお過ごしください。
ラスベガスのメイン通りに連なるホテル群は、想像以上に巨大!隣りのホテルまで徒歩で5〜10分ほどかかります。しかし、隣接するホテルの多くは回廊やモノレールでつながっており、雨の日はもちろん、暑い夏や寒い冬も快適に散策できます。
ラスベガスの中心「フォーコーナーズ」にある巨大ホテルを巡って、ゴージャスな休暇を思う存分楽しんでください。
〈一旅一首〉
二回目のデートでながい列を待ち品ぎれになるパイも会話も
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(2024/9/18更新)
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