写真:沢木 慎太郎
地図を見るモン族は、タイ北部の山々で暮らしている山岳民族の人たち。タイだけでなく、中国南部やラオス、ベトナムなどの山岳地帯で暮らす少数民族です。
そんな珍しいモン族の雑貨を取り扱う露店街が写真の「モン族市場」。通りに沿ってローカルな店が連なり、トタン屋根の下で商品を並べているお店もあります。モン族の素朴な暮らしが感じられるところが魅力。チェンマイ最大のワロロット市場の近くにあり、観光客だけでなく、世界中から集まったバイヤーたちの姿も見られます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらはアクセサリー。丁寧に一つずつ織り込んだ刺しゅうはカラフルで、色鮮やか。モン族にとって、刺しゅうというのは文字の代わりとして使われる独自の文化。
刺しゅうのデザインには一つひとつ意味があり、独自の風習や文化を感じることができます。このアクセサリーには幸運や魔除けといった祈りがこめられていて、お守り代わりに持っているのも素敵です。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る続いてのご紹介は、バッグ。山岳民族らしい独自なデザインが目を引きます。赤やピンク、黄色といった暖色系の色をうまく組み合わせ、大胆な配色でありながらも繊細で美しい。バッグだけでなく、ポーチや財布、さらに洋服も独自なデザインがおもしろく、ぜんぶそろえてみたくなります。
何よりもチェンマイのモン族市場は、生産者との距離が近く、バンコクや日本と比べて驚くほど安いことが魅力。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るそして数ある雑貨の中で、筆者が購入したのが、こちらのクマのお人形。モン族の伝統的な民族衣装を身に包み、とても可愛い。こちらは女の子のクマなのですね。色鮮やかな刺しゅうで編まれたランチョンマットの上に置いて撮影。いかがですか?毎日の食卓が楽しくなりそうな可愛い風景です。
少数民族のモン族は、実は大国から迫害された歴史を持ちます。自分たちがモン族だと知られないよう、文字という文化を捨てました。文字の代わりに自分たち民族の文化や伝統を後世に伝えたものが刺しゅう。だから、これほどにまで美しいのですね。
ところで、こんな素敵な刺しゅうを編みあげるモン族とはどんな人たちなのか。山岳民族の人たちにぜひ会ってみたい…。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るそして、やってきたのが、チェンマイのナイトスポット!
オープン形式のビア・バーが集まるロイコー通りは、しっとりとした古都の情緒が漂い、静かな雰囲気の中でお酒を楽しみたい方におススメ。ここではパタヤやバンコクの歓楽街と違って、山岳民族の女の子と知り合いになることもできます。
ミャンマーやラオスと国境を接するチェンマイ周辺の山岳地帯はモン族だけでなく、カレン族やモン族、ヤオ族、アカ族、リス族といった少数民族が暮らしているのですが、中華系の色白美女が多いことが特色。美しい刺しゅうのような純朴な輝きがあり、見ているだけでも癒されます。そんな素敵な女の子が作るカクテルは、この上もなくおいしい!
以上、いかがだったでしょうか?
モン族市場の雑貨はとても素敵なので、お土産に絶対おススメ。タイ・チェンマイに観光で訪れたなら、モン族市場にぜひお立ち寄りください。
また、チェンマイでの過ごし方については別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方はリンクからのぞいてみてください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
沢木 慎太郎
恋愛小説「星の流れに 風のなかに 宇宙の掌に」(※澤 慎一の名前で制作)が電子書籍化され、作家デビューしました。紀行小説「深夜恋愛特急」も、私のひそかなブーム。
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