写真:ろぼたん
地図を見る2013年12月札幌にオープンしたガレットのレストラン「ダニーズレストラン」は、日本でも珍しい本格的なガレットが食べられるお店です。店内は白を貴重とした明るい空間で、シェフのダニーさんを模したフレンチポップなキャラクターが印象的ですが、そのキャラクター以上に明るく優しいダニーさんの人柄が伝わってくるような雰囲気が店内にあふれています。
地下鉄東西線「西18丁目駅」から徒歩3分程度の立地も魅力。ワインやシードルといったお酒とも気軽にあわせていただけるところも本場そのもの。
そもそも「ガレット」とはフランス・ブルターニュ地方の郷土料理で、その主な原料はそば粉。作り方もいたってシンプルです。そば粉・水・塩などを混ぜて寝かせた生地を熱した鉄板に注いで薄く焼き上げただけ。例えていうなら「そば粉」のクレープ…なのですが、これがダニーさんの手にかかると本場のフレンチシェフも脱帽の美味しさに!何故、そんな「ガレット」が札幌で食べられるのでしょうか?
写真:ろぼたん
地図を見るそば粉の生産量が日本一の産地でもある北海道。その美味しいそば粉の香りと味がシンプルに味わえるのが、ハムとチーズと卵というシンプルな具材で焼き上げられた「コンプレットガレット」はその名の通り、まさに「完璧」なガレット。
外はパリパリと香ばしく、中はしっとりジューシーな焼き上がりのガレットに、トロリととけたチーズ、朝採れの卵の黄身をまとわりつかせて食べたら…北海道とフランスが恋に落ちた!?と思わずにはいられない美味しさがお口の中に広がりますよ。シンプルだからこそごまかしの効かない「コンプレットガレット」は日本人が食べても、どこか懐かしいような優しさを感じる味わいです。
写真:ろぼたん
地図を見るダニーさんは本場フランスの「ガレット」のコンクールで優勝したフランスNo.1になった腕の持ち主。そんな凄腕シェフが作るガレットはどれも絶品ですが、ちょっとボリュームのある「ガレット」を食べるなら「パスタガレット」がオススメ。クリームやきのこ、パスタが「ガレット」に包まれていて、ワインやシードルに相性ピッタリ。
日本・目白にあるお店の立上げのお手伝いとして来日したダニーさんが、札幌出身の奥様に一目惚れして札幌に移住したことがキッカケで生まれたこちらのお店。本場フランスのガレット名人が北海道の食材(と奥様)にほれ込んで作り出した「ガレット」はまさにここでしか食べられない恋の味です。
写真:ろぼたん
地図を見るガレットとともに人気を集めているのが特大のオムレツ。フランスの世界遺産「モンサンミッシェル」の名物としても有名なふわふわなエアリー食感とバターの風味が香りとなって口の中で溶けて鼻に抜けていくような一品です。
酸味の利いたサラダやトマトソースがアクセントになっているので、本場モンサンミッシェルのオムレツより食べやすいかも。大迫力の大きさですが、見た目よりもずっと軽い食感でいただけます。
写真:ろぼたん
地図を見るダニーさんが作る「ガレット」や「クレープ」は薄焼きの本格派。しっかりモチモチした部分や香ばしく焼き上げられた場所など一品を食べただけでも様々な食感が味わえます。最初にいただくなら、そのものの味がしっかりわかるバターとシュガーのシンプルなもので味わってみたいところ。
甘いものが好きなら、これにアイスをトッピング。アイスも素材そのものの味を引き出したもので種類も豊富です。もちろんデザートは別腹であれば、デザートもオススメですよ。
北海道のそば粉は本場フランスのものとはもちろん違うし、そばとガレットではそばの実の碾き方も全く違うため、そば粉の挽くところから研究をしたダニーさん。フランスで食べるガレットも美味しいけれど、北海道の食材で作ることで新しい北海道の味を表現したダニーさんの「ガレット」。
海鮮やお肉に飽きたら、ちょっと変わった北海道の新しい味を試してみてはいかがでしょう。
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(2023/12/4更新)
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