トンボ玉ファン必見!自然豊かで地中海料理も楽しめる 東京あきる野「ギャラリー ネオ・エポック」

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トンボ玉ファン必見!自然豊かで地中海料理も楽しめる 東京あきる野「ギャラリー ネオ・エポック」

トンボ玉ファン必見!自然豊かで地中海料理も楽しめる 東京あきる野「ギャラリー ネオ・エポック」

更新日:2015/10/05 14:21

松縄 正彦のプロフィール写真 松縄 正彦 ビジネスコンサルタント、眼・視覚・色ブロガー、歴史旅ブロガー

ガラス工芸のトンボ玉、古代には魔除けとして、今は装身具として人気が高まっています。ここは海外からも人が訪れるという、知る人ぞ知る“トンボ玉の聖地”。周辺は自然が豊富で、バードウォッチングを楽しんだり、近くのレストランで地中海料理が楽しめる山奥のワンダーランドです。

トンボ玉って何?

トンボ玉って何?

写真:松縄 正彦

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古代、蛇眼や視線には邪悪な力がある、とされました。このような凶事をもたらす邪悪な眼(邪眼)をにらみ返す眼として、魔除けの為に身につけられたのが眼玉模様のあるガラス製ビーズ、“トンボ玉”(写真)でした。
しかし、現在は穴があいたガラスビーズを総称してトンボ玉といいます。

このトンボ玉、古代エジプトやローマで盛んに作られ、メソポタミアやエジプト、また地中海沿岸などから紀元前のものが出土しています。ちなみにガラスはメソポタミアで発見されたもので、ミタンニ王国がその先端技術をもち、エジプトはそこから技術者を確保して作り始めました。
また古代ローマでは、お金を作る造幣局がこのトンボ玉を作っていたといわれ、いかに貴重品であったかがわかります。

一方、このトンボ玉、次第に装身具としての価値が高まります。アメリカ大陸を発見したコロンブスが、航海上必要な真水を現地で手に入れるため、現地人との交換品として大量のトンボ玉をもっていったという逸話もあります。

さらに17〜18世紀にはベネチアからアフリカにも輸出され、ドゴン族に好まれたといわれます。高いガラス加工技術をもった地域が輸出品として、このようなトンボ玉を作り外貨を稼いだのです。現在、トンボ玉は装身具として人気が高く、多くの作家さんが独自の作品作りに取り組んでいます。

ギャラリー ネオ・エポックとは

ギャラリー ネオ・エポックとは

写真:松縄 正彦

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その作家さんたちのトンボ玉を集めたギャラリー(写真)が、東京・あきる野市の山奥にあります。周りは自然が豊富で道路下の川の音、また鳥の声が聞こえてきます。この場所はバードウォッチングでも有名な場所です。

こんな山奥にあるお店ですが、実は、EU各国が加盟している“インターナショナルエキスパートユニオン”(メモ欄参照)が認めた、“美術品の鑑定・評価をするエキスパート”が顧問をされているお店です。日本にはこの資格を持った人は1名しかいません。このためか、海外の専門家や各国大使館の方々もこのギャラリーを良く訪れています。

このようなギャラリーですので、お店の方は考古学をしっかりと勉強されています。実際にペルシアなどで古代ローマ等の品々を発掘し、発掘した品物を博物館などにも提供してこられたとか。またガラス・トンボ玉に限らず歴史に詳しく、非常に分かりやすい、丁寧な話をされます。お店が混んでいなければ面白い話をいろいろ聞かせてもらえる事でしょう。

但しこのお店、田舎にあるため(最近ようやく携帯電話がつながるようになった)ホームページがありません。電話・FAXでしか連絡がとれませんのでご注意ください。

電話・FAX:042-533-7978
住所:東京都あきる野市戸倉1514ボンボリアートヴィラージュ

古代から現代までのトンボ玉が展示

古代から現代までのトンボ玉が展示

写真:松縄 正彦

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ギャラリー2階にトンボ玉の展示スペース(写真)があります。ここで“年1回、蜻蛉(とんぼ)玉展”が開催されています。また、ここには古代の遺跡から出土したトンボ玉から現代作家の作品まで、各種のトンボ玉が展示されています。

例えば、ペルセポリスから出土した古代ローマのトンボ玉があります。眼玉模様が明確で魔除けそのものです。またベネチア製の“シェブロン”(16〜18世紀)もあります。これはシーザがガリアから帰還した時、ボロボロでギザギザになった軍旗を掲げた事にちなんで名付けられたトンボ玉です。さらに、ドゴン族に輸出され、人気のあった赤い(ドゴンルージュ)トンボ玉も展示されていますが、これは非常にきれいです。

また、現代作家については常設コーナーが設けられています。最近は複数の作家が共同して作品作りを行うケースも増えているようです。

ギャラリーの楽しみ方

ギャラリーの楽しみ方

写真:松縄 正彦

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このギャラリー、実は手作りで作られたお店です。このため店内を巡っていると、思わぬ場所で意外な作品やコーナを発見します(写真)。なんとピカソの絵もあるのです。また2階や屋外にはカフェコーナもあります。天気の良い日には、屋外でのんびりと自然を楽しむのもよいでしょう。ここには猫もいますのでまったりとした時間を過ごす事ができます。

また、店内1階では地域の作家さんが作られた小物や雑貨も展示・即売されています。これを見るだけでも楽しめる場所です。お店の方との会話も楽しんでください。

もう1つの楽しみ方〜地中海料理〜

もう1つの楽しみ方〜地中海料理〜

写真:松縄 正彦

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このギャラリーの近くに、地中海料理のレストラン「メリダ」があります(写真)。ギャラリーを見た後、ここで昼食や夕食を食べるのはいかがでしょうか。この2つを楽しみに何度も足を運ばれている方も多いようです。ちなみにランチコースのパエリヤやイカスミパスタは絶品です。

またこのお店、店内にモネの絵もかけられています。食事待ちの間、あるいは食後にこれらの作品を楽しむこともできます。

また、このレストラン、道路の反対側が川になっています。少し早めに来て川側の席を確保すると、鳥や水音を聞きながらのんびりと食事を楽しむ事ができます。

山奥の豪華なスポット

素敵なギャラリー、また豪華な食事。ここはいろんな楽しみ方ができるスポットです。東京の山奥でこんな楽しみ方ができる場所はほとんど無いでしょう。お店の方との会話も楽しんでください。

ギャラリーに車で来られる場合、「メリダ」の駐車場をご利用ください。共同駐車場になっています。また、ギャラリー、メリダともに月・火曜日が定休日(但し祝祭日は営業)です。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/09/19−2015/10/04 訪問

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